会社にランチタイムはあってもディナータイムはなし。就業時間を過ぎた深夜残業は「食リズム」を狂わせる原因になってしまいがちです。
残業前にきちんと夕飯を食べられればいいのですが、定時までに仕事が終わらずそのまま残業に突入する場合、そんな時間や心の余裕はないことがほとんどです。仕方なく、手元にあるオヤツを食べたり、我慢に我慢を重ねて夜更けになってから残業明けの夜食を食べたりしていませんか?
それは、女子にとって恐怖の残業太りの原因になってしまいます。
今回は残業太りを防ぐコツを5つご紹介します。
■早めに一口
先の見えない残業なら、とりあえず残業スタート段階でちょっとしたものを口に放り込んでおきましょう。腹持ちのいいものがおすすめですが、選んでいられない場合も多いでしょう。
おすすめなのは大きなキャンディーやガム。口の中に入れている間は、気が紛れます。この時、ポテトチップスやクッキーなどの大袋タイプのオヤツは厳禁。手が止まらなくなります。
■つまみ食いよりしっかり食い
1時間くらいでは終わりそうにないと悟ったら、早々に夕飯を食べましょう。
空腹のまま作業しているよりも、きちんと食べた方が効率が上がることも多いので、一緒に残業している人がいるなら、「パパッと食べて、ササっと終わらせましょう」と声をかけ、人数分をまとめて買いにいくか、注文を取ってしまいましょう。
空腹に負けてオヤツのつまみ食いを延々とするよりずっと健康的で、カロリーも低く抑えられます。
■多めの水分補給
残業中に忘れがちなのが、水分補給。就業時間中なら定期的に取る休憩時間も、残業の場合には早く終わらせたい一心で休みなしでぶっ通しの場合も少なくありません。
そうすると、どうしても体の水分バランスが崩れてしまいます。その結果、疲れも老廃物も体に溜りやすくなってしまい、むくみの原因にもなります。水やお茶などでしっかりと水分を取るように心がけましょう。
■夜食は味噌汁
食事を取ってもなお、残業が夜更けまでかかれば、またお腹が空いてきます。
でも、ここでまた食べてしまうと、完全にカロリー超過になってしまいます。そうはいっても、お腹がグーグーと鳴っている状態では帰宅途中の電車やバスで恥ずかしい思いをし、自宅に帰りついてもお腹が落ち着かないと眠れません。そんな時にはお味噌汁がおすすめです。
レトルトや乾燥タイプでかまいません。わかめやネギなどのシンプルな味噌汁を一杯飲めば10分もたてばお腹はかなり落ち着き、夜中のドカ食いを防ぐことができます。
■シャワーでなく湯船につかって
一日の最後は入浴で締めます。疲れているからこそシャワーではなく、半身で十分なのでお湯につかりましょう。
軽く汗をかくまでが入浴時間の目安です。残業のために乾燥したオフィスに閉じこもっていると、体の新陳代謝や巡り機能が鈍くなってしまいます。それを一日の終わりに疲れと一緒に優しくほぐすことで、その日の疲れもダイエットの敵となる溜まったストレスが洗い流されていきますよ。
いかがでしたか?
残業はどうにも避けられなくても、残業太りはちょっとの工夫と努力で避けられそうですね。
急な残業がある職場なら、日頃から緊急用のガムや乾燥味噌汁を用意しておくといいでしょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

