「特に食べる量が増えたわけじゃないし、運動量も変わっていない。なのに最近太り気味」な人はいませんか?
気付かない間にいつの間にか太る現象は、「知らず太り」と呼ばれています。では知らず太りはどうして起こるのでしょう?答えは季節の変わり目だから。
これから暑くなっていくのにしたがって、知らない間に体が太りやすい生活習慣を身につけてしまっている可能性があります。
今回はそんな知らず太りが起こってしまう5つの悪習慣についてご紹介します。
■薄着がち
冷えは女性の敵。体に大きな悪影響を与えます。暑いからと薄着でいると、知らぬ間に体が冷えて代謝が落ちていきます。少しでもむくみが出るようになったら、それは冷えのサイン。長時間薄着でいるのは控えるようにしましょう。
また冷房による冷えも厄介で、体の芯まで冷やしてしまう危険があり、ダイエットだけでなく健康にも悪影響が。カーディガンやひざ掛けで対応するだけでなく、ストレッチを積極的にやりましょう。足首をまわしたり、くるぶし辺りをマッサージすると体が温まりやすくなりますよ。
■体を冷やす食べ物が好き
冷えは、体の外からだけでなく中からも影響してきます。ダイエットのためにとサラダやフルーツばかり食べていませんか?暑さから冷たい飲み物をたくさん飲んでいませんか?実は薄着やエアコンによる冷えよりも、体の中の冷えの方が代謝への影響は大きいのです。温かい食べ物を食べて冷えをなくしていきましょう。
冷やし中華やざるそばなど、体を冷やす食べ物がどうしても食べたい場合は、薬味を積極的に使ってくださいね。しょうがやネギは体を温める効果があり、冷えやむくみの改善に役立ちますよ。
■味の濃いものが好き
食事のとき、甘いもの、しょっぱいもの、辛いものなど、味の濃いものを好んで食べていませんか?実は普段の食事にも知らず太りの原因が隠れていますよ。
甘いものには糖分がたっぷりなので、太る原因になりやすいのはわかると思います。でも、しょっぱいものや辛いものがどうしてマイナスになるのでしょうか?実は、塩分を摂りすぎると、カロリー値は低くても、体の巡りが悪くなり、むくみが発生しやすくなってしまうのです。辛いものにも塩分が多く含まれがちなので要注意です。
■激しい運動が好き
ダイエットのために、激しく活発に動いて疲労を感じるような運動を始めていませんか?または週に1、2度まとめてたっぷりと運動をしていませんか?ダイエットにつながる運動はあくまで、軽めに毎日継続することが大切です。
「激しい運動をやればすぐに効果が出る」と思われがちですが、それは間違いです。激しい運動をすると、筋肉を鍛えられるのは確かですが、その分筋肉に対するダメージや疲労が溜まりやすくなります。すると乳酸が発生しむくみにつながり、体重が増える原因になってしまうのです。
「全く運動して来なかった人が筋トレをするとすぐ太くなるという」現象は筋肉がついたのではなく、むくみが原因ですよ。
■年齢の変化に向き合っていない
摂取カロリーも消費カロリーも、年齢によって変化していきます。それを認識せずに去年と同じ食事スタイルと運動を続けていると太ってしまうことがあります。
年齢を重ねると、基礎代謝は自然と落ちてきます。そこを理解して、食生活や運動量も変えていく必要があるわけです。
■食べ物の嗜好が変わった
「いつもは緑茶を飲んでいたのに、最近ミルクティーにはまっちゃって…」というようなことはありませんか?
いつも何気なく飲んでいるものでも嗜好が変わるだけで摂取カロリーはだいぶ変わってしまいますよ。
何かにはまってしまった時は要注意。知らず太りになる前に、一度自分の食事を見直してみましょう。
いかがでしたか?
知らず太りの原因にあてはまるものがありましたか?
季節が変わるだけで、太る原因もガラリと変わっていしまいます。
知らず太りをなくすためにも一度、厳しい目で食生活と運動を見直してみる必要がありそうですね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

