ときめくモノには理由がある。Sheage編集部が毎月、今心ときめくモノをpickup!今月は「透けて見えるアートな世界!キラキラ透明和菓子」をテーマに、透明な中にアートを感じる和菓子をご紹介。第九弾は、まるで絵本の1ページ。福島県「会津 長門屋」の「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」です。 手土産やギフトに喜ばれる♡知る人ぞ知る!結晶のような美しさの琥珀糖
ときめくモノには理由がある。Sheage編集部が毎月、今心ときめくモノをpickup!今月は「透けて見えるアートな世界!キラキラ透明和菓子」をテーマに、透明な中にアートを感じる和菓子をご紹介。第九弾は、まるで絵本の1ページ。福島県「会津 長門屋」の「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」です。
嘉永元・弘化5年(1848年)から福島県会津若松市で続く老舗和菓子店、「会津 長門屋(ながとや)」が作る「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」。羊羹の中に月が浮かび、鳥が羽ばたいている…まるで絵本の1シーンを眺めているかのようです。
一棹の中に、鳥が羽ばたき夜が深まる時間の経過を表現
photo:Sheage編集部 上で絵本のワンシーンと言いましたが、実はこの羊羹、切り分けると一棹の中に時間の経過を見ることができるんです。どういうことかというと…photo:会津 長門屋 端から1~2cm幅で切ってみた断面には、三日月が出た夜空の下、地面にとまった鳥が一羽。続けて一切れ、もう一切れと少しずつカットしていくと、鳥が月に向かって羽ばたいていく姿が。一つひとつの断面を比べると、開いたり閉じたりしている羽の動きも見られます。また、月はそんな鳥の姿を見守りながら、三日月から半月、そして丸い満月へと変化するのです。すべてを切り分けて並べ、じっくりと眺めたくなります。 photo:会津 長門屋 この羊羹は、上下が小豆の羊羹で、間に寒天で作られたシャンパン風味の錦玉羹(きんぎょくかん)が挟まれています。繊細なグラデーションを表現するため、錦玉羹は細かく色を変えて何層も重ねているそうです。中に浮かび上がる鳥と月は、自然素材で青と黄色に色付けたレモン羊羹。これだけでも贅沢ですが、上部にはドライクランベリーレーズン、鬼クルミをトッピングしてあり、和洋折衷に仕上げられています。1本の棹ができるまでに、3日の時間を要するのだとか。 シャンパン錦玉羹は爽やかでほんのり大人の味わい。小豆羊羹のふくよかな甘味に、クランベリーやレーズンの甘酸っぱさとフレッシュな果実感が加わり、クルミの食感がアクセントになっています。これらが意外にも相性抜群。すべてを一緒に口に含んだり、ところどころフォークでカットして食べたりすると、一口ずつ異なる味が楽しめます。月と鳥の変化が見られる驚きのお菓子。切り分けることでコミュニケーションが生まれ、楽しいひとときになるお菓子ができたらという想いで作られました。名前に、愛する人に想いを告げるジャズナンバー「Fly me to the moon」を付けることで、和菓子の楽しさを世界中の人と分かち合えるようにもしているそう。