「週末はファスティングしてスッキリしているんだけど、下半身だけはいつも痩せないんだよね」とお悩みの方、ファスティング方法を変えてみませんか?
その方法とは「塩断食」。食事から塩分を抜くことで、下半身のむくみが解消され、中には3日間で-3キロの減量に成功した人がいるのだとか。そこで今回は塩断食ダイエットのやり方と効果をご紹介します。
◆やり方
塩断食は他のファスティングと同じ様に「準備期」「実施期」「回復期」の3つの期間に分けて行います。
まず準備期は1日~2日設けるようにしましょう。この時期は塩分が高いものを避けた食事を摂るようにしてください。
次に実施期。2~3日間塩分を摂らない生活を行うようにします。ウインナーやハムなどの加工品や、醤油や味噌などの調味料は塩分が豊富なので注意してくださいね。
塩断食が終わったら1日~2日間かけて徐々に塩分が含まれている食事に戻すようにします。
◆なぜ無塩の食事で効果が出るのか
塩分を抜いた食事をするだけでダイエット効果が現れるなんて驚きですよね。
実は私たちの体の中には古い塩分が溜まっていて、それが太る原因になるのだとか。
塩断食することで古い塩分を体から排除する事ができます。また溜まってる塩分と一緒に脂肪も溶かす効果があることからむくみ解消に繋がります。
◆代謝アップと老化防止に
むくみを解消する効果がある塩断食ですが、塩分を抜いた食事をすることで代謝が良くなるのだとか。
すると脂肪燃焼効果が促進されるので、冷え性に効果があります。
また、塩分の取り過ぎは細胞の老化を進めるので、塩断食をすることで肌や髪の調子を整えることができますよ。
◆塩断食を成功させるコツ
普段の私たちの食事にはたくさんの塩分が使われていることから、はじめは苦痛になるかもしれません。
料理には水を使わずに素材に含まれる水分だけで料理をしたり、無塩調味料を使ったりなど工夫をするようにしてくださいね。
また塩を抜くだけではなく、積極的に塩分を排出してくれる食べ物を食べるのもポイント。
パセリやほうれん草、レモンなどカリウムを含む野菜や果物を多く摂るようにしましょう。
また毒を排出しやすくするために水をたくさん飲むようにしてくださいね。
利尿作用のあるコーン茶や黒豆茶、プーアール茶に変えるもの1つの方法ですよ。
◆注意点
塩断食をすればするほど効果があると思いがちですが、断食期間は必ず3日間以内にしてください。
長期間行うと今度は体の中の塩分が不足し、「低ナトリウム血症」になることがあります。
また塩断食後はいきなり塩分の高い食事を摂ると、むくみがひどくなることがあるので徐々に普通の食事に戻すようにしましょう。
このようにやり過ぎると失敗に繋がってしまうので、ルールは守るようにしてくださいね。
いかがでしたか?
今回は塩断食についてご紹介しました。
塩を抜くだけとカンタンに見えがちですが、あらゆるものに塩分は使われているので気をつけてくださいね。
しかし塩断食を行うことで、素材の味を感じやすくなりますよ。
ぜひ参考にして週末は塩断食でダイエットしましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

