便秘や下痢を繰り返す人は、もしかしたら「過敏腸」なのかもしれません。
過敏腸は強いストレスを受けることで腸の働きが低下したり、反対に過剰に働いたりするため、スリム体型がキープできないことがあります。「自分は当てはまるのかしら?」と感じる人は多くいるはず。そこでカンタンなチェックリストがあるので自分はどれだけ当てはまるのか見てみましょう。
□ 生活リズムがバラバラ
□ 食べるとお腹が痛くなることが多い
□ 運動不足
□ 朝食は抜きがち
□ 緊張しやすい
□ お腹の右側を触ると痛みがある
□ 急にお腹が痛くなる
□ 睡眠不足だ
いかがでしたか?8つのうち4つ以上当てはまっている人は要注意ですよ。
前回は下腹ポッコリな人に多い「下垂腸タイプ」、下半身デブに多い「詰まり腸タイプ」、そして、むくみやすい人に多い「むくみ腸タイプ」の原因と解消方法をご紹介していきました。
今回は、過敏腸がどんな症状を起こすのか、そして解消方法をご紹介します。
◆過敏腸になる原因
過敏腸の原因は様々ですが、ストレスが大きな原因となっているのだそう。
腸は第二の脳と言われるほど、繊細な感覚を持っているのだとか。そのため、ストレスが続くと、セロトニンが過剰に分泌されてしまいます。
セロトニンと聞くと、「幸せホルモン」のイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
確かにセロトニンが分泌されると心を落ち着かせる効果がありますが、過剰に分泌されると、腸内環境が大きく乱れてしまうのです。
またストレスが溜まり続けるとドカ食いを招き、さらに腸内環境を崩してしまうことから、太りやすい体質になりやすくなります。
◆過敏腸の症状
過敏腸になると、ちょっとしたことでお腹が痛くなったり、少量の食事だったとしても太りやすくなったりすることがあります。
また過敏腸が慢性化してしまうと「過敏性腸症候群」を引き起こしてしまうことも。
過敏性腸症候群は日本人にかかりやすい病気で人口の10~20%が悩んでいるのだとか。
特殊な病気ではないですが、早めに改善することが大切ですよ。
●消化に悪いものは食べない
強いストレスを受けたとき、腸の働きが低下し、栄養素の吸収も少なくなってしまいます。
そのため、できるだけ腸の負担をかけないように消化しやすいものを食べるようにしましょう。
冷たい食べ物や飲み物、油っぽい食事や胃を刺激させるものを控えることで体に負担をかけず、ストレスを減らすこともできます。
一方でもし便秘に悩んでいるのであれば、食物繊維やビタミンB、Cを摂ってストレスを軽減し、便秘解消につなげていくようにしましょう。
●ストレス発散方法を見つける
ストレスを受けてお腹が痛くなるのであれば、ストレスを上手に軽減できる方法を見つけるようにしましょう。
例えば、ウォーキングやジョギングなどの軽い運動を行うことで、ホルモンのバランスを整えることができるため、症状を軽くすることができますよ。
ストレス発散方法は人によって違うため、自分だけのストレス発散方法を見つけてくださいね。
●リラックスする
リラックスすることで腸内のストレスを軽減させ、腸本来の動きを取り戻すことができます。
リラックスするのにオススメな方法は呼吸。
軽く目を閉じ、深く呼吸をすることで緊張をほぐすことができるので、お腹が痛くなりそうになった時はぜひ行うようにしてくださいね。
いかがでしたか?
今回は過敏腸を改善して、ポッコリお腹をスッキリさせる方法をご紹介しました。
過敏腸を防ぐにはストレスを溜めないことが一番です。
ぜひストレスを溜めないようにして過敏腸を改善していきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

