【もくじ】

ファスティングとは?

ファスティングとはいわゆる「断食」のこと。ファスティングがダイエットに効果が期待できるということで注目されるようになり、最近ではライトな感覚で1日のみ、週末のみなど短い期間で行うファスティングも知られるようになりました。

このファスティングで食べ物の過剰摂取から解放され、心身ともにリセットをすることが、胃腸に効果的だともいわれています。

ダイエットとして取り上げられることの多いファスティングですが、どのような効果があるのでしょうか?

「プチ断食」とも呼ばれる“ファスティング”

ファスティングは断食、絶食を意味しますが、最近メディアでは「プチ断食」としても紹介されています。

本来の断食は一定期間食物の摂取を断つという行為で、体に負担がかかります。
一方ファスティングは1~2日間の断食を指すことが多く、この短期間の断食でダイエットする方法が、ファスティングダイエットというものです。

ファスティングダイエット

ファスティングのやり方は、一定期間、食事を摂らないというもの。ただし健康を損なわないように水分は必ず摂取します。

ファスティング中の飲み物として知られているのが、野菜やフルーツを発酵させた酵素ドリンクです。ファスティング中に不足してしまう栄養を効率良くとることができるということで人気があります。

健康になるために体の内側から働きかけたい、と考える方には、ファスティングダイエットは魅力的な方法だといえますね。

ファスティングダイエットで期待できる効果

ファスティングダイエットは、痩せるということだけではなく他にもさまざまな効果が期待されています。

例えば便通をサポートしてくれる、ということ。ダイエット中は便秘がつきものですが、ファスティングは腸内環境の改善に役立ちます。
そのためファスティングは食べなくても、逆に便通をサポートしてくれると考えられています。

また、腸内環境が整うということで毒素の発生が減少し、肌が美しくなるといった効果にもつながりやすくなります。

味覚の変化

特に外食にいえることですが、現代の食事は塩分、脂質過多の傾向があります。日常的に口にする食べ物の中には、化学調味料が大量に入っているものもあり、それらは味覚を鈍らせる原因になるものもあります。

味覚細胞は、10日程度でターンオーバーします。そのため、薄味やファスティングによって味覚がリセットされたと感じる人が多いようです。

味覚が鋭敏になると、素材そのものの味を楽しめるようになります。濃い味でなくても食事を楽しめるので、結果的に塩分や化学調味料を控えることができます。

大腸が活発化し便秘を改善

ファスティングによって老廃物の排出がスムーズになることで新陳代謝が高まることも期待できます。

新陳代謝とは、必要な物質を体内に取り込み、不要な物質を体外に排出すること。おなかがスッキリするのも、腸の働きが活発になってこの新陳代謝が上がるためです。体は新鮮で必要な物質を摂取したくても、古い物質が残っているとそのサイクルが滞ります。

ファスティングには新陳代謝のサイクルを上げる効果が期待できるというわけですね。

血液がサラサラに

私たちの体は、コレステロール値が高くなると血液の流れが滞りやすくなります。その結果生活習慣病にもつながりやすくなります。
糖質の多い食事、食べ過ぎは悪玉コレステロールや中性脂肪が増える原因のひとつ。

こうした食生活もファスティングによっていったんリセットが可能なため、血液サラサラ効果も期待できます。ファスティングは食生活を見直す機会としても有効ですね。

内臓を休ませる

毎日3回の食事で働きづめの胃腸。ファスティングをすることで短期間胃腸を休ませることができます。さらにふだん解毒に忙しい肝臓の負担も減らせるなど、内臓機能のリフレッシュも期待できるのです。

ファスティングを始める前に

ファスティングは、もともと指導者がついて行う断食がもとになっているので、ダイエット目的といえども自己流は禁物。

自分で行う場合は前後に予備日を設けて、期間は3日を超えないようにしましょう。3日間以上行いたいのなら、事前に医師や専門家に相談が必要です。

ダイエットやデトックスとして試しに…という初めての方なら、まずは長期間ではなく半日のファスティングがおすすめです。

期間を決める

ファスティングといえども食事量をいきなりゼロにすると、体に負担がかかります。量を少しずつ減らす「準備期」、徐々に元の食事量へと戻す「復食期」をしっかり確保して、危険のないように行いましょう。

準備期には少しずつ固形物を減らしていき、夕食はスープや野菜ジュースなどをとって備えます。復食期は消化しやすい食べ物を少しづつとることで体への負担を少なくすることが大切です。おもゆなどのおなかに優しい食べ物がおすすめです。

まずは半日から始めてみる

初めてなら、まずは負担が少ない半日ファスティングがおすすめです。3日間以上行うような厳しい方法は体調を崩す恐れもあるので初めての方には危険な場合も。半日食事を抜いただけでも体が軽くなってスッキリとした感覚が得ることができます。

3日間以上行う場合は医師に相談

初めての方には長期間のファスティングはおすすめできませんが、どうしても3日間以上行う必要がある場合は、前もって必ず専門家や医師に相談しましょう。

ファスティング中は体を動かすエネルギーを食事から得られないので、人によってはめまいを起こしたり、重篤な体調不良を起こす恐れもあります。自己流では行わないようにしましょう。

半日ファスティングのやり方

半日ファスティングは「朝食を置き換える」か「夕食を置き換える」かの2パターンあります。食事を酵素ドリンクに置き換えるタイミングが違うだけで、どちらもやり方は同じです。明日から実践できるので、体重を減らしたいけど、ストイックなファスティングはちょっと不安・・・といったファスティング初心者の方でも気軽に始めることができるダイエット方法です。

半日ファスティングのやり方は、1日のうち、朝食か夕食を酵素ドリンクに置き換えたっぷりの水分を飲む、あとの2食は普通に食事を摂ります。これだけです。

<朝食を置き換える場合>
前日の夕食後から当日の昼食時までファスティングすることができます。朝にファスティングすることで頭が働かず仕事に差し支えることもあるので、朝ファスティングをするのは休日がおすすめです。

<夜を置き換える場合>
夜は、当日の昼食後から翌日の朝食までファスティングできます。夕食時に置き換えてから寝ると、内臓を休ませることができます。しかし、お腹が空いてしまって寝れない状態に陥って寝不足なんてことになれば翌日に響いてしまうので、夜ファスティングをやるタイミングはきちんと考える必要があります。

準備期と復食期は?

半日ファスティングは、普段の食生活の中で1食だけ抜くというものなので、準備期や復食期などの期間はありません。
普段の食生活が気になる方は、半日ファスティングをする前に食生活の乱れを改善してから始めるといいかもしれません。

ファスティング中の過ごし方

半日ファスティングを行う際、どんな状況で行うかは自由です。
仕事のない日を選んで、自宅でゆっくりと過ごすのもよし、逆に空腹を感じる余裕もないような忙しい日を選んで、いつのまにか終わらせてしまう、というやり方もあります。自分に合った方法を選んで行いましょう。

ただし摂取カロリーが少ない状態のため体は疲れやすく、体調が悪くなる場合もあります。激しい運動は避けるようにしましょう。

定期的に行い代謝アップ

「半日ファスティング」は、何日間もかけなくて済むので忙しい人にもできる方法です。また気負わずにトライすることができるので、初めての人にも向いています。
さらに朝食を抜くだけでいいので、本来のファスティングのように週末をそれに費やすこともなく、何かと忙しい現代の生活に合っている方法だといえます。

半日だけのファスティングでも体をリセットし、腸内環境を整えることに役立ち、デトックスを促す効果が期待できます。ある程度日程を決めて定期的に取り組むことで、代謝をさらに高める効果も。気軽に行えるのでぜひチャレンジしてみてください。

ゆるく始めるファスティングダイエット

ファスティングダイエットはしてみたいけれど、半日のファスティングも難しい…という人は、さらにゆるい方法から始めてみるのがおすすめ。体も少しずつ慣れてきますので、半日ファスティングもできるようになるかもしれませんよ。

半日ファスティングよりもさらに気軽に行えるファスティングの方法、またその効果をみていきましょう。

半日ファスティングでも厳しい方に

運動習慣がある人は代謝がよく早くおなかが空いてしまうので、ファスティングが負担になるかもしれません。また、仕事が忙しいなどの理由で生活リズムが不規則な人も、なかなかファスティングには手が出しづらい場合があります。

そこで寝る前の4時間は食事をしない、という簡単なファスティングがおすすめです。短時間ですが、ダイエットだけではなく健康効果も期待できます。

簡単ファスティングダイエット

簡単ファスティングのやり方は、半日ファスティングよりさらに簡単。
毎日就寝前の4時間は食事をしないようにして、睡眠時間込みで合計12時間食べないようにするのがセオリーです。

残業が多い人は、逆算して会社にまだいる時や、移動中に簡単な夕食をとることで時間を守るように意識してみましょう。そしてできるだけ、カロリーが高い食事は避けるようにしましょう。

就寝前に食事をしない理由

就寝前の食事には様々なデメリットがありますが、まず1番は脂肪を蓄えやすいということです。夕食として摂取したカロリーが消費できず脂肪になってしまうのです。

さらに、睡眠中は血流が抑えられるため胃腸も活発に動けません。消化吸収の効率も落ちているため、就寝前の食事は消化不良を起こすことも。
そして、胃腸が消化吸収のために働いていることで、深い睡眠に入りにくくなるため、睡眠の質が落ちてしまうこともデメリットのひとつ。

就寝前の4時間食事をしないだけで、これらのデメリットを避けることができるというわけです。

ファスティングダイエットの注意点

ファスティングダイエットをするにあたって、いくつか注意点があります。

まずは、体調不良でファスティングが負担になる人はやめましょう。空腹が辛いタイプの人はストレスを感じる場合もあり、リバウンドにつながる可能性もあります。
なおファスティング中は運動をするためのカロリーが十分ではありませんので、激しい運動は避けてください。

いずれにしても自己流はトラブルになりやすいので注意が必要です。

空腹感でストレスを感じることも

人によってはファスティングが精神的な負担になり、食べられないことでストレスを抱えてしまうことがあります。

そのようなタイプの人は、人の食事を見るだけで辛く感じてしまうので、ファスティングが達成できないことも。長期間は厳しいなと感じたら、寝る前の4時間は食事をしないという、短時間ファスティングにとどめておきましょう。

自己流では行わない

ファスティングを自己流で行うのは危険な場合があります。
例えば回復期にカロリーが高いものを食べる、といった誤った知識をもって臨み、簡単にリバウンドしまう場合があります。また回復期に低カロリーな食事を意識していても、すぐに元通りの食生活を始めてリバウンドしてしまう人もいます。

また、エネルギー不足による倦怠感、めまいなどの体調不良など、自己流で行うことで深刻な事態にもなりかねません。3日程度の本格的なファスティングを行う場合は、医師など信頼のおける指導者のもとで行うのがよいでしょう。

激しい運動をしない

食事によるエネルギーが不足すると、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンや、筋肉を構成するたんぱく質が分解されて、エネルギーとして使われます。そのため、筋肉量が減り、代謝がわるくなることも。

エネルギー不足の状態で激しい運動をすること、損傷した筋肉の修復ができず、筋肉痛や体の疲れが取れにくかったり、代謝の悪い体を作りだす可能性もあります。

ダイエットは食事制限と適度な運動が基本ですが、ファスティングにおいては無理は禁物。2~3日といった短期間、運動しないからと言って急激に太るわけではありません。
ファスティング中の激しい運動は避けてください。

体調不良のときは避ける

基本的なことですが、体調が悪い時はファスティングはやめましょう。

ファスティングで体に負担がかかり、症状が悪化することがあります。またエネルギー不足の体は回復にも時間がかかるので、例えよくなりかけている状態でも油断は禁物。
半日ファスティングならいつでもトライできます。万全の体調の時に行いましょう。

ファスティングダイエットの体験談&クチコミ

ファスティングダイエットを初めて行う人にとっては、体にかかる負担がどのようなものなのか、普通に生活しながら行えるものなのかなどといった心配がつきもの。
また、せっかくファスティングを行ったのにリバウンドしてしまっては努力が水の泡です。

そこで実際ファスティングを行った人の体験談やクチコミを見て、参考にしてみてください。

ファスティングで減量に成功していますが、ここからが重要です。ファスティングやめて普段の食生活に戻った途端リバウンドしていしまう可能性が高いので、ファスティング後の食事の摂り方に注意しながら、運動なども取り入れてリバウンドしづらい体質を目指してください。

酵素ドリンクを使ったファスティングを行った結果、ダイエットに成功したとのこと! 酵素ドリンクはファスティングダイエット中の飲み物として定番ですが、上手に取り入れることができた結果なのかもしれませんね。ダイエット後もリバウンドせず、太りにくい体作りに成功したといえるでしょう。

短期間で気軽にできるファスティングダイエット

いかがでしたか?
ファスティングは新陳代謝を促し、美肌や便通のサポートになりやすく、そしてダイエットだけでなく体の中から老廃物を排出しやすくしてくれる方法だということがわかりました。

ただし長期間のファスティングや無理なスケジュールで行うことは、逆に体調悪化の危険性を伴います。自己流のファスティングも体によくない場合があります。

短期間のファスティングであれば体調のいい時にチャレンジし、長期間のファスティングは必ず専門家に相談をしてから行ってください。

体に負担なく行うことで効果を発揮するファスティング。自分に合った方法で行ってください。