【もくじ】

45歳、10ヶ月で35kg痩せた美容ライターの西園寺リリカさん

30代から太り始め、45歳半ばで90kg近くあったという美容ライターの西園寺リリカさん。

それが一転して、10ヵ月でマイナス35kgのダイエットに成功したのが、45歳のとき。それまで美容や医療の取材を通して得た知識や、自身のダイエット体験をベースに考えられた完全なるオリジナルダイエットを実践!

運動はゼロ。生活スタイルも大きく変えることなく、体重が徐々に減少。特別に苦しい思いをすることなく順調に体重が減少していったそうです。

一体どんなダイエット法だったのでしょうか? そのセオリーがたっぷりと詰まった本が著書『45歳、10ヵ月で35kgヤセた私の成功法則』です。

今回はこの本の内容や、ご自身の実感について、ご本人を直撃! 本当に成功するダイエット法とは⁉ をお届けします。

西園寺流ダイエットとは?

基本ルールは、なんと「一日のカロリー摂取量を“大体”決める」だけ

結局は、摂取カロリーが消費カロリーを上回るからこそ太るのです。そこでダイエットの原点であるカロリーコントロールに立ち返り、ストレスにならない食べ方をしながら、少しずつステップアップして食習慣を変えていく。カロリーの低いものばかりを食べるのではなく、糖質も、たんぱく質も、脂質も、決められたカロリーの範囲で摂取しながらダイエットしましょう。

カロリーさえ守れば、他のルールは一切ナシ

1日の摂取カロリーを守ることだけに集中します。それ以外は、甘いものや炭水化物も食べながら、お酒も飲みながら、外食も楽しみながら、食べる時間が遅くなってもOK! 運動は一切しないでOK! カロリー計算もかなりアバウトに「だいたい」でOK! なるべく続けられるように工夫したダイエット法なのです。

食生活を3段階で変えていく

カロリーコントロールで結果を出すことと並行して
1.なにをいつ食べてもいいが、1日の摂取カロリーを守る減量集中期

2.調理法や調味料を少しずつ変えてみるトレーニング期

3.より「太らない健康的な自分流の食べ方」を定着させる時期
の3段階に分けて食事を改善!

【西園寺リリカさんに直撃インタビュー】

Q.35kgダイエットされた後、日々の生活で何が一番変わりましたか?

一番変わったことでいうと、無駄使いをしなくなったことですね。太っていると全部にお金がかかるんです。食べ物にお金をつぎ込むのはもちろんのこと、洋服も選択肢が少ないから、自分に合うサイズの服を見つけると、そこで色違いをまとめ買い。大きなサイズを扱っているブランドでも、ぽっちゃり同士の争奪戦があるので、先に押さえないといけないんですよね。他の人に取られてしまう前に予約しないと!と大して欲しくない服まで買ってしまう、みたいな。


そういう気持ちの焦りが色んなところに波及するから、無駄なことをたくさんしてしまうんですよね。

一方、痩せてからは、本当に生活がスマートになりました。お金に限らず、時間も含めて。自分にとって必要なものだけを余裕を持って選べるようになったんだと感じています。

“体内ゴミ屋敷”だった!

今考えると、太っていた時期は“体内ゴミ屋敷”のような状態だったんです(笑)。
自覚がないまま、いらないものをどんどん溜め込んでしまったというか。それが、キレイに断捨離できたようなイメージです。

ダイエットに数値目標は必要!

どこ手をつけていいのかわからない状態からどう抜け出せばいいのか? を考えてまず、私が最初に取り掛かったのが「1日の総カロリーを決める」というざっくりしたダイエットだったんです。ゴミ屋敷に素敵な家具を飾っても意味がないのと同じで、「何を食べるか」よりも、「まず要らないものをかたっぱしから捨てましょう!」みたいな感覚です。

私が思うのは、ダイエット当初は「体重が減る」というはっきり目に見える目標があった方がいいということです。そのほうがやる気が続くんです。「カロリーは気にしなくていい」「体重計にはのらなくていい」など、今の日本ではダイエットに関する色んな方法論やトレンドがありますが、私はしっかり数値を決めてやってみて、ダメならやり方を調整していく、というのがいいと思っています。

Q.今色んなダイエット情報がたくさんありますが、溢れる情報とどう向き合っていけばいいのでしょうか?

そうですね。今、日本ではお医者様ですとか、管理栄養士の方がたくさんダイエット本を出版されていて、理論派のダイエット法がとても注目されているように思います。もちろん、その理論は正しいので情報として知っておくことは大切です。ですが、いざ自分の生活に落とし込んだ時にできません!という人が多いように感じます。

ダイエット法に自分を当てはめるのではなく、ダイエット法を自分に当てはめる

私自身も美容ライターという職業柄、ダイエットや美容に関するさまざまな取材をしてきましたが、そこで得た方法論の通りに実践しても、実際は身につかないことが多く、モチベーションが続くのはせいぜい2週間が限度。時々、「西園寺さんの本の通りに全部真似できないんですが」という方がいらっしゃるんですが、方法論にがんじがらめになる必要はまったくなし! ダイエットに関する情報は全部真似する必要はないんです。

というのも、いくら立派な理論だとしても、ハードルが高くて続かなかったら意味がないですよね。だから自分にとってこれならできるかも!という方法だけを、まずは試してみる。流行っているダイエット法や正しい知識はあくまで理論として頭の隅に置いておく。で、何かを食べる時に、「そういえば、あの先生がこう言ってたから、今日はやめてみようかな」と刺激剤にするぐらいでいいと思います。それで果たして結果が出るかどうか、自分の体を観察することのほうがよほど大事なんです。

ダイエット法という枠に自分をはめるのではなく、自分の好みや生活にぴったりはまるダイエット法を取捨選択すること、が大切だと思います。

Q.なるほどですね。そんなご自身の体験がベースになった『45歳、10カ月で35kgヤセた私の成功法則』ですが、読者の反響はいかがでしたでしょうか?

「20kg痩せました」「10Kg体重が落ちました」と大幅ダイエットに成功した方もいらして、とっても嬉しく思っています。中でも、特に嬉しかったのが、「この本を読んでダイエットスイッチが入った!」という声。「これでいいんだ、と思うと気持ちがラクになった」と、ダイエットにありがちな運動や甘いもの断ちのストレスから解放された方がいらしたことにも感激しました。


美容ライターということで多少の知識はあったかもしれませんが、あくまで一ダイエッターとして「普通の人が普通にやれたダイエット」だからこそ、「自分にもできそうなことばかりで、頑張れる気がした」という風に思っていただけたみたいで、すごく嬉しかったですね。