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糖質制限ダイエットって聞いたことはあっても、実際どんなダイエットなのか正しく知っていますか?実は、糖質制限と言っても糖質を一切摂らないということではなく、“減らす”ダイエット方法なのです。でも、ただ単に糖質を減らせばいいだけなのでしょうか?今回は、糖質制限ダイエットとは具体的にどのようなものなのか、そして気を付けるポイントとその効果についてご紹介します。

糖質制限ダイエットって?

糖質制限ダイエットとは、“糖質”を含む食品を極力食べないようにして体の脂肪を落として痩せるダイエットのこと。今までのダイエットの傾向としては、カロリー摂取量を減らすことを目的としたダイエットが主流で、糖質制限の知名度はかなり低いものでした。けれども、糖質を抑えて血糖値の上昇も抑える糖尿病食がダイエットにも効果的だということで注目が集まり、一躍話題になりました。この糖質制限は、簡単にできて特に激しい運動も必要としないことから、試す人も多くなってきている人気のダイエット方法です。

糖質制限ダイエットを始める前に気を付けるポイント

◇しっかりとした管理が必要

食べ物はもちろん、飲み物、調味料まで口に入るものすべてを管理する必要があります。「このくらいなら大丈夫でしょ」といった安易な考えでは、せっかく糖質制限をしても効果は出にくくなります。

◇糖質は“一切摂らない”のではなく、“量を減らすこと”を意識して

糖質はもともとある程度体に必要な栄養素。人間の細胞を動かすエネルギー源となるものです。その糖質を一切摂らなくなってしまうと、脳が命の危険性を感じ、足りないエネルギーを補うためになるべく消費エネルギーを抑え、脂肪を溜め込もうとしてしまいます。こうなってしまうと返って糖質の吸収率が上がってしまい、太りやすい体質になってしまいます。

◇あれもこれも!と糖質以外も制限をかけない

糖質制限ダイエットは、始めてすぐに効果が出やすいダイエットでもあります。そのため、痩せることにストイックになりすぎて、あれもこれもと色々なものを制限してしまい、いつの間にかカロリーを極端に制限するダイエットに移行しがちです。でもこれはNG!たまにご褒美で糖質の高いものなどを食べた際に思わず食べ過ぎて、リバウンドしてしまうおそれもあるので、極端なダイエットは控えましょう。

糖質制限ダイエットの効果

◇体の脂肪を消費し体脂肪を落とす

糖質制限ダイエットは、特に内臓脂肪を減らす効果が高く、メタボの予防・解消に効果的と言われています。そもそも人の体は、炭水化物など糖質の多い食べ物を摂取すると血中の糖度が増えて血糖値が上昇します。すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、摂取した糖質をエネルギーに変換し、消費してくれます。けれども、糖質を過剰に摂取してしまうと、インスリンは余ったエネルギーを脂肪として体にため込んでしまいます。糖質制限ダイエットでは、糖質の摂取量を減らすことによって代わりに体内に蓄積した脂肪を消費させ、体脂肪を落としていくという効果が期待できます。

◇継続しやすい

数あるダイエットの中でも習慣になりやすく継続しやすいので、長期的なダイエットが可能。特別な運動や食事制限を必要としないので、余計なストレスや手間がかかりません。

◇糖質を抑えることを意識すれば、他は何を食べてもOK

制限しなくてはいけないのは、あくまで糖質だけ。そのため、他のものはお腹いっぱい食べても問題なし。普段のダイエットであればタブーになることが多い肉類もOKなので、ダイエットによるストレスが発生しにくいのもメリットです。ただし、食べても良い量に制限はありませんが、常識の範囲内で食べるようにし、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

◇美容とアンチエイジングにも効果的

糖質制限は、肌を劣化させる「糖化」を防ぎ、肌の老化を食い止める効果も期待できます。過剰に摂取して余ってしまった糖質は、体内のたんぱく質と結合し、体温で熱せられてAGE(終末糖化産物)という物質を生み出します。実はこのAGEは強い毒性を持ち、肌の老化を進める原因とされている物質です。そのため、糖質の摂取を減らせば、AGEの生産を減らすことができるので、アンチエイジングにも繋がります。注意しなくてはならないのは、AGEは食材からも摂取されてしまうこと。コーヒー豆の焙煎や肉を焼いたときの褐変、ご飯のおこげの形成からもAEGは発生します。そのため、アンチエイジング目的であれば食べ物の調理方法にも気を付けましょう。

食べない方がいいNG食品と食べてもいいOK食品

糖質制限は面倒なカロリー計算が必要なく、簡単にできるものですが、糖質が含まれているとは知らずに食べたり飲んだりしてしまい、結果が得られないこともあります。糖質制限ダイエット中に何を食べてはいけないのか、逆に食べても良いものは何なのかをしっかりチェックしておきましょう。

◇食べてもOKな食品

・もやし
安くてカロリーも低いため、お腹いっぱい食べられてダイエットに最適。調理法のバリエーションも豊富で、料理のかさましとしても使える便利な糖質ゼロ食品です。また、糖質ダイエットで不足しがちな食物繊維のうち、不溶性食物繊維を多く含んでおり、便秘解消にも効果的です。

・海藻類
わかめやひじきなどの海藻類は、水溶性食物繊維を豊富に含んでいる食品。糖質と脂質の吸収を遅らせる働きがあるので、ダイエットにぴったりです。

・卵
卵には糖質がほとんど含まれていませんが、身体に必要な栄養素がたくさん詰まっていて高たんぱく質なのが特徴。固ゆですると腹持ちも良いので、食事の量も調整できます。

◇食べない方がいいNG食品

・米、麦製品
米やパン、麺類などの主食になる食品には、糖質が豊富に含まれています。糖質ダイエット中は量を減らして糖質を含まないおかずを多めに食べたり、米であれば雑穀米に変えたりするなどして工夫してみましょう。

・芋類
ジャガイモやサツマイモも糖質が多い食品なので、糖質制限ダイエットには不向き。さらに、ヘルシーなイメージのある春雨も、芋や豆のデンプンが原料となっているので、食べ過ぎには注意が必要です。

・砂糖を含む食品
糖質を非常に多く含む砂糖は、糖質制限ダイエットの大敵。砂糖がたくさん使われているお菓子やジュースなどはなるべく控えるようにしましょう。そして、意外に知られていないのが、白みそなどの甘い味噌やケチャップ、みりんなどの調味料。炭水化物やお菓子を抜いても、これらの調味料を多用してしまうとダイエットの効果も出にくくなってしまいます。

◇正しい知識を持って糖質ダイエットをやりましょう

糖質ダイエットは糖質を抜けばいいだけのシンプルなダイエットですが、糖質カットで痩せるメカニズムや、どんな食材に糖質が含まれているのかなど、具体的な内容をしっかり把握しておかないと思った効果を得ることはできません。正しい知識を持ったうえで、無理はせず、まずは少しずつ糖質を制限していくのもおすすめです。上手に糖質制限を取り入れて、ストレスのないダイエットを行ってください。

文/@ビューティーガール編集部