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こんにゃくダイエットとは?

普段は食卓の脇役であるこんにゃくを、様々な形で食生活に取り入れるのがこのダイエット方法。低カロリーで食べ応えがあるので、今回ご紹介する方法に限らず、日々の食事において意識的に多く取り入れるだけでも、ダイエットにつながると考えられる食品です。

こんにゃくがダイエットに効果的な理由

ダイエットにおすすめの理由についてカロリーの面からみてみましょう。一般的な生いもこんにゃくのカロリーは100gあたりたった7kcal。市販されている板こんにゃくは1枚およそ200gですので、全部食べてもたったの14kcalしかありません。

毎日の食事で取り入れている主食と比較してみます。

こんにゃく…100gあたり7kcal
ご飯…100gあたり168kcal(ご飯1膳は約160g)
食パン100gあたり364kcal(6枚切1枚は約60g)
うどん100gあたり105kcal(うどん1玉は約230g)

主食をこんにゃくに置き換えるだけで、かなりのカロリーダウンになるということがわかります。

また、特徴的なぷるぷるとした食感は噛みごたえも抜群。満腹中枢を刺激し、満足感を高めます。さらに、こんにゃくには食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消の効果も期待できるのです。

ダイエットも美肌も叶える! こんにゃくの効果

こんにゃくはダイエット効果が得られるのはもちろん、便通のサポートや美肌効果などのメリットもあります。この食品のどんな成分にその働きがあるのか、詳しくみていきましょう。

便秘解消に効果的

こんにゃくの主成分はグルコマンナンと呼ばれる食物繊維です。これは食べてから大腸に届くまで、原型を留めていることさえあるといわれるほど、消化されにくい性質を持っています。そのため便のかさを増すことで便通をサポートするという、便秘解消効果が期待できます。

また便秘が長引くと、溜まった便から有毒物質やガスが放出されます。これらは皮膚の新陳代謝を妨げて、肌の調子を悪くしてしまう原因になります。便秘を解消することは、ダイエットだけではなく美肌にもつながるのです。

腸内環境を整える

グルコマンナンは腸内でオリゴ糖を生成します。これは腸内の善玉菌のひとつである、ビフィズス菌のエサになることでも知られている糖分。これが生成されることでビフィズス菌の活動が活発になり、腸内環境が整えられます。

そうすると必要のない老廃物が排泄され、代謝アップにもつながります。ひいては脂肪燃焼をしやすい体作りに効果的だというわけです。

低カロリーで満腹感がある

グルコマンナンは水溶性食物繊維ですが、こんにゃくが作られる過程で非水溶性に変化します。これは水を吸収しやすい性質のため、胃の中で膨らみ満腹感を与えます。
このように、低カロリーで食べごたえがあるうえ、満足感も高いことから、こんにゃくは非常にダイエットに適した食品だといえます。

美容、美肌効果も

こんにゃくにはセラミドのひとつである、植物性グルコシルセラミドが含まれています。人の肌に常に存在していて、肌の保湿機能を高め、バリア機能を保つ役割を持ちます。グルコシルセラミドが減少してしまうとバリア機能が低下し、肌の乾燥につながります。つまりセラミドは、肌のうるおいを保つために欠かせない、美肌に効果的な成分なのです。

食べる回数、量、タイミングで、よりダイエット効果を高める

こんにゃくダイエットをより効果的に実践するためには、食べる回数や量、タイミングが大切です。適切なタイミングで摂取することで、より高いダイエット効果が期待できます。具体的なやり方についてみていきましょう。

1日にこんにゃくを食べる回数

食前にこんにゃくを食べるなら、1日3回、朝・昼・晩の毎食前に食べましょう。そうすることで満腹感が増し、自然と食事の量とカロリーを減らすことができます。

毎食前は難しいという場合は、3食のうち1食の主食をこんにゃくに置き換えてもOK。糸こんにゃくをパスタやうどん代わりにしたり、細かく切ったものを白米に混ぜるなど、工夫をしてみましょう。減らしたい体重に合わせて、やり方を変えてみるのがおすすめです。

1日あたりのこんにゃくのおすすめ摂取量

こんにゃくには食物繊維が豊富に含まれており、便通を効果的にサポートしてくれます。しかし摂取しすぎると消化しきれずに腸内に残り、詰まってしまう場合があります。

こんにゃくに含まれる食物繊維、グルコマンナンの摂取量の目安は1日4~5g。これは板こんにゃくにするとおよそ250gであり、一般的に市販されている板こんにゃく約1枚分にあたります。ダイエットといえども食べすぎには注意し、1枚以上は食べないようにしてください。

こんにゃくを食べるおすすめのタイミング

こんにゃくの食物繊維が胃の中で膨らむのは、食べてから約30分経過してからだといわれています。そのため食前に食べる場合は、食事の30分前に食べるのがおすすめです。

また、3食のうち1食の主食を置き換える場合は、夕食で実践するのがより効果的。朝や昼とは違い、夕食後はエネルギーの消費が少なくなります。そのため、その摂取カロリーを抑えることで、より高いダイエット効果が期待できます。

このやり方はNG!こんにゃくダイエットの注意点

こんにゃくダイエットを行う際には、やり方や摂取量など、いくつか注意したいポイントがあります。低カロリーだからといってたくさん食べれば効果が高まるというわけではないのです。このダイエットを行ううえで知っておきたい注意点について確認しておきましょう。

完全置き換えダイエットはNG

食事をこんにゃくだけにする完全置き換えダイエットはやめましょう。この食品には、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどの必要な栄養素がほとんど含まれていません。

これだけを食べ続ければカロリーを抑えることはできますが、健康的に痩せることは難しいうえに、体調を崩してしまう可能性もあります。必ず肉や魚、野菜などと一緒に食べるようにしましょう。

こんにゃくの過剰摂取はNG

低カロリーで満腹感が得られるからといって過剰に摂取しすぎるのは禁物。食べ過ぎることで消化しきれず、便秘を引き起こす可能性があります。さらに、この食品に含まれる食物繊維は腸に吸収されないため、場合によっては腸閉塞を引き起こす恐れもあります。

また、こんにゃくは消化されにくいため、大きめのサイズのものをそのまま食べるのは避けましょう。食べるときはよく噛み、細かくしてから飲み込むことを意識してください。

開腹手術をした方は要注意

前述のように、こんにゃくは大量に摂取した場合、腸に詰まりやすいという特徴があります。そのため、特にこれまでに開腹手術をしたことがある方は「癒着性腸閉塞(癒着性イレウス)」を発症する危険性があるので注意が必要です。

癒着製腸閉塞(癒着性イレウス)とは、腸管が腹壁や腸管同士で癒着し狭い箇所が生じているために、消化物が詰まって排出できなくなる状態のことをいいます。

開腹手術をしたことがある方は、普段症状がなくても腸管の一部が癒着して狭い箇所がある場合があります。このような方は、腸閉塞(イレウス)を起こしやすいので、こんにゃくダイエットをする場合は適正な量をよく噛んで食べるように注意してください。

ダイエットに効果的なこんにゃくの簡単レシピ

こんにゃくダイエットを飽きずに続けるコツは、さまざまな味付けや作り方をして変化を楽しむこと! 効果的なダイエットを長く続けられる、簡単でおいしいレシピを紹介します。

こんにゃく入りご飯

<材料>
・こんにゃく米
・白米

<作り方>
白米と一緒に、市販のこんにゃく米を混ぜて炊きます。

こんにゃくと大豆入りハンバーグ

<材料(2人分)>
【A】
赤身ひき肉   150g
水煮大豆    50g
玉ねぎ     50g
糸こんにゃく  30g
卵       1/2個
塩       小さじ1/4
こしょう    少量
油       大さじ1/2
【B】
しょうゆ    小さじ2
みりん     小さじ2

ピーマン(赤) 1個
ピーマン(みどり)1個
塩       少量
こしょう    少量

<作り方>
1.こんにゃくは茹でてみじん切りに、大豆は潰します。玉ねぎはみじん切りにして、電子レンジで1分半(600Wの場合)加熱し、冷ましましょう。
2.Aを粘りがでるまで混ぜ、小判型にまとめます。油をひいてフライパンを熱し、両面よく焼いて火を通します。フライパンの空いている所でピーマン2種を炒めて、塩・こしょうをふり皿に盛ります。
3.フライパンの余分な油を拭き取り、Bを加えて味を絡めてお皿に盛ります。

効果はどのくらいの期間ででる?

このダイエットの効果が現れるまでにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか? あらかじめ知っておけば、なかなか減らないと焦ることもなく、気持ちに余裕ができるはず。チャレンジする前に知っておきましょう。

最低1か月は続ける

ダイエットを成功させるポイントは、短期間で一気に体重を落とすよりも、体に負担がかからないように時間をかけてゆっくりと取り組むこと。

こんにゃくダイエットは、栄養のバランスを考えながらしっかりと食事を取りつつ、こんにゃくを食べることによって摂取カロリーを減らすダイエット方法。そのため、いつも通りに食べながらも少しずつ体重を減らすことができ、さらに腸内環境を整えながら太りにくい体へと体質改善をすることができます。

効果が現れるまでには個人差がありますが、最低でも1か月は継続して取り組み、ゆっくりとダイエット効果を実感するのがおすすめです。

便秘解消効果で体スッキリ

こんにゃくには食物繊維が含まれていることから、ダイエットだけでなく便秘解消効果も期待できます。この成分は、腸の中にあるビフィズス菌といった善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる働きがあります。昔からこんにゃくは「腸の掃除屋さん」と呼ばれているように、腸の中の老廃物などの不要な物をきれいに排出させる、デトックス効果が期待されている食品。効果の現れ方には個人差がありますが、まずはいちど試して実感してみてはいかがでしょうか。

実際の効果は?こんにゃくダイエット体験談&クチコミ

ここでは実際にこんにゃくダイエットに挑戦した方や、その効果を体験した方によるクチコミをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

こんにゃくはそのほとんどが水分でできているため低カロリー。食物繊維も豊富に含まれているため便秘解消にも効果が期待できます。その効果をしっかりと実感できたクチコミだといえます。

料理に使うことで自然とダイエットにつながっているというのはうれしいですね。主食のごはんに混ぜたり、おかずに入れたり、積極的に取り入れていきましょう。

こんにゃくに含まれるセラミドの効果を感じた方のクチコミです。ダイエットだけではなく美肌につながる成分も摂取できる、というのはこのダイエットの大きなメリット。様々な食材と一緒に、バランスよく取り入れていきたいですね。

まとめ

こんにゃくは低カロリーであるにもかかわらず、ボリュームがあって満足感を得られる食品です。なんといっても主食の代わりとして取り入れられる点は、ダイエットの大敵であるストレスを感じにくくさせてくれるため、大きなメリットだといえるのではないでしょうか。食事を楽しめるということは継続もしやすく、健康的に痩せることにつながります。ごはんを我慢するダイエットは苦手だという方は、ぜひ挑戦してみてください。