【もくじ】

<有名人が通い詰める加圧スタジオの秘密>

都内の加圧トレーニングジム人気ランキングで一位。有名芸能人も数多く通う「ソラーチェ代官山」代表の山崎麻央さん。実は6年ほど前からの知り合いです。

170㎝の長身に長い手足。もともと恵まれた体型の山崎さんですが、ここ最近はさらに磨きがかかり、もはや芸術的ともいえる美しいボディラインに進化。一体、どんな生活をしているのでしょうか?

―お久しぶりです。Facebookはよく見ているんですが、なんだかどんどん細くなっていませんか?

「筋肉が多いので、体重はけっこうありますよ。数字は気にしていませんが、鏡や自撮りで、自分の体をくまなく見るようにはしています。」

たしかに、痩せているというよりは“引き締まっている”という印象。細さの中にも、力強さとしなやかさが共存している素敵な体です。

―やっぱり、かなり追い込んだトレーニングをしているんですか?

「トレーニングは毎日15分くらいですね。」

―それだけ?

「はい。いくら長時間トレーニングをしても、形をマネしているだけでは結果がでません。正しい姿勢、正しい呼吸で、鍛えたい部位にきちんと効くトレーニングをすれば、15分でじゅうぶんです。」

では、そのコツを伝授していただきましょう!

<2週間で間に合う?女性の体の黄金比>

―今年は急に暑くなりました。2週間で水着の似合う体を作ることって可能ですか?

「はい。可能です。女性の体の黄金比は1:0.7:1。筋肉をつけるには少し時間がかかりますが、その人の骨格に合わせてバランスを整えることで、見た目はぐっとよくなります。大胸筋を鍛えて、バストにハリを出す。ウエストを引き締めて、お尻は逆に大きくする。とくにウエストは結果が出やすい部位なので、しっかり絞っていきましょう。」

<食事制限は必要?>

―短期で結果を出すには、食事制限も必要ですか?

「糖質制限が流行っていますが、極端な糖質制限はうちではおすすめしていません。筋肉を合成するためにはタンパク質だけでなく、糖質も必要です。食事制限で痩せるのではなく、バランスよくしっかり食べること。腸内環境を整えて、必要な栄養素をきちんと吸収できる体をつくることが大切です。うちのスタジオでは、トレーニングだけでなく、栄養学の指導もしています。」

<アレルギーが痩せない原因?>

―ソラーチェでは、遅延型食物アレルギーの検査もしていますよね。

「いくら頑張っても結果が出ないという人は、食べ物のアレルギーが原因になっていることがあります。遅延型のアレルギーは、食べてすぐに反応が出るわけではないし、反応も頭痛や肩こりなど人によって様々なので、自分でも気が付いていない人が多いんです。うちのお客様でも、アレルギー反応がある食べ物を避けたとたん、むくみがなくなってスルスル痩せたという人もいます」

<冷えが痩せない原因?>

「これまで多くのお客様を担当してきましたが、そのなかでなかなか結果が出ない人たちがいました。その共通項が“冷え”だったんです。そこで遠赤外線を練り込んだ生地で体を中から温める「BION・NU(ビオンヌ)」という製品を開発しました。女性はとくにお腹を温めることが重要。『#腹筋女子』のモニターの方々にも、ビオンヌの腹巻を使ってもらったところ、1か月半弱でお腹が割れるという結果がでました。」

<結果が出るトレーニングのポイント①ろっ骨呼吸をマスターしよう!>

では、いよいよ実践編。
『#腹筋女子』でも推奨しているファーストステップは「整える」です。

ろっ骨とろっ骨の間の筋肉を動かす深い呼吸は、筋トレの効果を最大限に引き出すだけでなく、慣れれば息をすることそのものがトレーニングになるという優れものです。

スペースが限られている本や雑誌と違い、文字数を気にせず詳しい説明ができるのが、ネット記事のよいところ。面倒くさがらず、しっかり読んで、正しい呼吸をモノにしてください。

まずは、こちらの写真を見てください。左が息を吸ったとき、右が息を吐いたとき。ろっ骨が大きく動いていているのが、はっきりとわかります。ここまで動かすには、腹横筋をしっかり動かすことだけでなく、ろっ骨周りの筋肉の柔軟性も必要。ていねいに繰り返すことで、だんだんとろっ骨が動くようになります。

*お腹は常にぺたんこのままにしておきます。
*ろっ骨に手を添えて、動きを感じながら行います。

①5秒かけて、ろっ骨を押し広げながら、鼻から息をたっぷりと吸います。

*ろっ骨が前後左右に広がるように。とくに背中に空気を入れるイメージで。
*お腹はぺたんこのまま。一緒にふくらまないように気をつけてください。
*肩が上がらないように。慣れるまでは鏡を見ながらやるのもおすすめです。

②10秒かけて、ろっ骨を絞めながら、口からフーっと息を吐ききります。
*ろっ骨を極限まで細く閉じていきます。
*お腹はぺたんこのまま、しびれるくらいに縮めきるのが重要。
*息を吐きながら、骨盤底筋を引き上げるように意識する。外側に押し出すのではなく肛門と膣から水を吸い上げるようなイメージで、キューっと絞めていく。

これが基本の呼吸です。やってみるとこれがなかなか難しい。*のチェックポイントを確認しながら、ていねいに練習してください。

吸うときにはお腹がゆるみがち。でもこれを繰り返すと、呼吸筋が大きく動くようになり、普段の呼吸もぐっと深くなりやすいというおまけつき。
さらに難しいのが吐くときです。
・手で少しろっ骨を押す様にサポートしながら、極限まで息を吐ききる。
・腹筋にキツさを感じるまで、お腹を絞り込む。
・肛門と膣をキューっと上に引き上げる。
まず、この3つをそれぞれ練習して、感覚をつかんでから、同時に行えるように練習するのがよさそう。お腹の奥にすべてを集めるようなイメージをもつと、3つを同時にやりやすくなるように感じました。

<トレーニング中の呼吸>

トレーニング中の呼吸も、常に基本呼吸を行います。
腹筋を伸ばすときに息を吸い、腹筋を縮めるときに息を吐きます。呼吸の速度は運動に合わせてください。

「普段の腹筋に、この呼吸を合わせると、10回くらいですごく効果が上がります。息を吐くときに、痛みを感じるくらい、しびれるくらいに腹筋を縮めきるのがポイントです。」

写真撮影の際、普通の動きに見える腹筋でも、山崎さんは体がプルプルするくらい、お腹を絞り込んでいるのがよくわかりました。実際、私も呼吸の練習をしているだけで、うっすら筋肉痛になったほど(笑)。

体を変えるトレーニングは、適当に100回よりも、正しく10回です。

<まとめ>

「呼吸はすべての基本です。最初は複雑に感じるので、ろっ骨をきゅっと閉じることだけ意識してみてください。常に腹横筋を絞めて、お腹をぺたんこにしていると、骨盤も安定して、正しい姿勢を維持できるようになります。」(山崎さん)

次回はステップ2「背中ほぐし」とステップ3「腹割りトレーニング」を紹介します。
それまでに「ろっ骨呼吸」をマスターしておいてください。

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