食べる肉の種類によって、含まれる栄養素も効果も異なります。
肉食ダイエットをする上で、ぜひ知っておきたいこと。
焼き肉やさんで選ぶときのメニューの参考にしてください。
■牛(たんぱく質と鉄分の王様)

【肉知識】
良質なたんぱく質に脂質、鉄分や亜鉛などのミネラルも豊富。
特にヘム鉄は、野菜に含まれる非ヘム鉄よりも吸収率がよい。
【健康・ダイエット効果】
・脂肪燃焼効果大(L-カルニチン)
・貧血予防、冷え性改善.(鉄分)
・疲労倦怠感の改善(ヘム鉄)
・味覚障害改善(亜鉛)
・脳梗塞予防など、脳関連の機能向上が見込める(ビタミンB12)
・動脈硬化予防(オレイン酸)
など
【おすすめ料理】
ステーキ・焼肉・ローストビーフ・肉豆腐など
■豚(ビタミンB群の王様)

【肉知識】
ビタミンB群が豊富。特にビタミンB1の含有量は食材の中でもトップクラス。
炭水化物の糖質を分解する働きもあります。
【健康・ダイエット効果】
・疲労回復、ストレス緩和、風邪予防(ビタミンB1)
・代謝促進(ビタミンB2)
・アンチエイジング効果(ビタミンE)
・血圧降下、コレステロール低下、肝機能の向上(ポークペプチド)
など
【おすすめ料理】
しゃぶしゃぶ・生姜焼き・豚キムチ・とんかつ・豚汁・餃子など
■鶏(ビタミンAとコラーゲンの宝庫)

【肉知識】
低脂肪で高たんぱく質。肉の中では比較的、消化吸収がよい。
ビタミンA(豚や牛肉の10倍以上)やコラーゲンも豊富。
【健康・ダイエット効果】
・美肌効果、アンチエイジング効果、風邪予防(ビタミンA・コラーゲン)
・疲労回復、精神安定効果(イミダペプチド)
・肝機能強化作用、うつ症状の改善(メチオニン)
・高血圧、動脈硬化予防に期待(カルノシン)
など
【おすすめ料理】
焼き鳥、手羽先、チキンソテー、バンバンジー、唐揚げなど
■羊(L-カルニチン含有量No.1)

【肉知識】
ラムは生後1年未満の羊肉、マトンは2~7歳程度の羊肉をさします。
L-カルニチンの含有量が、牛肉の約3倍で、脂肪燃焼効果を高めてくれるダイエット
向きな肉ナンバーワン。低コレステロールでビタミンB群、鉄分も豊富。
【おすすめ料理】
ジンギスカン、ラムチョップなど
【健康・ダイエット効果】
・脂肪燃焼効果大(L-カルニチン)
・高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防(不飽和脂肪酸)
・貧血予防(鉄分)
・ボケ防止効果(亜鉛)
・疲労回復、美肌効果(ビタミンB1)
・胃腸病、皮膚炎改善(ナイアシン)
・老化防止、発がん抑制効果(ビタミンE)
など
■馬(栄養素の宝庫。キング・オブ・健康肉)

【肉知識】
低カロリー・低脂肪・低コレステロール・高鉄分・高タンパクなヘルシー健康肉。
鉄分の含有量は牛肉や豚肉の3~4倍で、カルシウムは3倍。
【おすすめ料理】
馬刺し、さくら鍋など
【健康・ダイエット効果】
・脂肪燃焼効果大(L-カルニチン)
・コレステロール低下、動脈硬化予防(リノール酸・リノレン酸)
・貧血予防(鉄分)
・美肌効果(ビタミンA)
・血行促進効果(ビタミンE)
・疲労回復効果(グリコーゲン)
・ストレス緩和(カルシウム)
Q&A
Q.肉アレルギーがある人はできないのですか?
A.牛や豚、鶏などの筋肉の構造と人間の筋肉の構造は似ているので、肉アレルギーの症状がでる方はごくまれにしかいません。心配な場合は、一度医師に相談することをおすすめします。
Q.それぞれの肉と相性が悪い食べ合わせはありますか?
A.肉と相性の悪い食べ物は聞いたことがありません。安心して食べてください。
Q.たくさん噛みすぎると「エラが張る」ことはありませんか?
A.咀嚼することで表情筋や顎周りが鍛えられ、小顔効果があります。
Q.糖尿病の場合、実践しても大丈夫ですか?
A.糖尿病と診断された場合は、まずは医療機関にて適切な診断を受け、医師の指導を受けてください。
Q.やはり肉には抵抗があるので、サプリを飲むのはだめですか?
A.サプリメントはあくまで栄養補助食品です。上手く活用することは良いことだと思いますが、ダイエットには噛むことがとても大切です。できるだけ食品から摂ることを心掛けましょう。
Q.夜に肉を食べると消化にエネルギーを使って、朝疲れることはないのでしょうか
A.「よく噛むこと」と「食べ過ぎないこと」に気を付ければ特に問題ありません。
ただし、夜遅い食事は胃に負担がかかるため、寝る2時間前までに食べるか、消化に良い軽めの食事をとることがおすすめです。
どうしても食事が遅くなる場合、翌朝に肉のメニューをいただくことで、朝から体温が上がり1日の代謝を促すことができます。