
ワインと肉をこよなく愛するカリスマドクター青木晃先生
今回はワインと肉をこよなく愛するカリスマアンチエイジングドクター・青木晃先生に、ダイエットの奥義を聞きに来ました!
私はこれまでたくさんのお医者さんの取材をしてきましたが、“医者の不養生”的に、自分はどうなの?と、つい思っちゃうような先生や、“正しいけど、そりゃムリ”と思うような続かないダイエットを唱える方も多いのが本当のところ。
青木先生は自らアンチエイジング生活を実践するお医者さん。医学的に正しく、確実に効果がでる方法を教えてくれるはず!
Q青木先生、今、いちばんオススメのダイエット法を教えてください!
はじめから身もふたもないこというけど、ダイエットに奥義なんてないからね。
“食事のコントロール”と“適度な運動”
これが絶対に変わる事のないダイエットの王道だからね」と、いきなりのカウンターパンチ。
絶対に、なにか秘訣があるはず!
でも、青木先生のFacebookを見ると、毎日、めくるめくワインと肉の日々じゃあないですか。それなのに体も締っているし、お肌もつやつや。絶対に、なにか秘訣があるはず!
「僕はね、この6年以上、毎日15,000歩歩いているし、毎朝走ってるんです。30歳過ぎて、そういう地道な努力をしないで、楽をしてる人は、どんどん太ってふけていきますよ」
どんどん、ですかぁ。。。
「でも、結果が出ないムダな努力をしている人も多いし、コツがあるのも確かです。
【太る理由・痩せない理由】
はひとそれぞれ。自分に合ったダイエット法を見つけるためにも、まずは基本を理解しましょう」
はい!
○30歳オーバーのダイエットには地道な努力が不可欠
○ムダな努力と、効果の出る努力がある
○まず太る仕組み・痩せる仕組みを理解するべし
ということですね。
努力しているのに痩せなくなった、というみなさん。
まずはダイエットの基本を復習しておきましょう。
ダイエットの公式
【 摂取カロリー > 消費カロリー = 太る 】
当たり前!だから運動だっていうんでしょ!と思うかもしれませんが、実はカロリー消費には大きく分けて3つの種類があります。
ちょっとめんどうですが、ダイエットの基礎知識としておさえておきましょう。
人がエネルギーを消費するには大きく分けて3つの代謝があります。
①基礎代謝
人は寝ている間でも、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を一定に保ったりと「生命を維持する」ためにカロリーを消費しています。極端な例を出すと、植物状態の人も、爪や髪の毛がのびていきますよね。意識がなくても体の中ではいろいろなことが起こっていて、エネルギーが消費されています。
これが基礎代謝。成人女性では約1,200kcal/日、成人男性で1,500kcal/日。加齢とともに筋肉量が減ると、基礎代謝も減少します。基礎代謝は1日の総消費エネルギーの約70%を占めています。「痩せたかったら、筋肉をつけて基礎代謝をあげましょう」というのはこのためです。
②活動代謝
体を動かしたり、頭をフル回転させたり、生活の中で様々な活動をすることで消費されるエネルギー。一日の総代謝量の約30%。筋肉を増やすことはすぐにはできないけれど、運動や生活習慣で増やす事ができます。例えば10分間、だらだら歩いたら約20kcalしか消費されないところを早歩きに変えると約40kcalと、倍のカロリーを消費。10分間の縄跳びでは約80kcalとさらに倍!エスカレーターを階段にしたり、寝っころがってのスマホチェックを立ちながらに変えるだけで、地道に活動代謝をアップできます。
③食事誘導性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)
食事をしている時や、消化吸収などで使われるエネルギー。一日の総代謝量の約10%。DTIは食事の量だけでなく、内容によっても変動します。糖質は約6%、脂質は約4%、タンパク質は約30%がDITで消費されます。これがタンパク質は太りにくいと言われる理由のひとつ。しっかり何回も噛んで食べることは、どか食い防止にもなるだけでなく、DITもアップ。早食いはいろんな意味でダイエットの敵です。