痩せたい、脂肪を落としたいと願う女性はたくさんいるはず。
頑張ってダイエットをしているのに、何故かうまく結果が出ないし、むしろ増えていってしまうなんてこともあります。実は結果が出ないのは痩せ体質になれる食生活になっていないのかもしれません。
そこで今回は痩せ体質を手に入れるための食生活のポイントをご紹介します。
◆炭水化物は最後に食べる
ついついお腹が空いていると、お米や、パン、パスタ等の炭水化物から食べてしまいがちですね。
しかし炭水化物から食べてしまうと、血糖値を急激に上げてしまいます。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度を示す言葉ですが、炭水化物を先に食べると血糖値が急激に上がり、その血糖値を下げる為にインスリンが分泌されます。
そのインスリンは、「太るホルモン」と呼ばれていて、分泌されればされる程脂肪を蓄えやすくしてしまう働きがあるのです。
血糖値を緩やかにあげるために、先に野菜を食べるようにしましょう。
野菜を先に食べる事で、野菜に含まれる食物繊維が炭水化物の吸収を阻害して、血糖値の急上昇を抑えてくれます。
痩せ体質になる為には、脂肪を蓄えやすくしてしまうインスリンの分泌を抑える為に、血糖値を緩やかに上げていく事が大切です。
◆タンパク質を毎食食べる
ついつい炭水化物のみに偏りがちな食事。
私達の身体は、血糖値が下がる事によって、空腹を感じます。
急激に血糖値を上昇させる炭水化物は、大量のインスリンによって急激に低下し、すぐにお腹が空いてしまいます。
そこで大切なのが、タンパク質です。
タンパク質を食べると、グルカゴンという成分が分泌され血糖値の下がり過ぎを抑えてくれる効果があります。
つまり、タンパク質を食べる事により、血糖値の下がり過ぎを防げる為、血糖値が良い状態で長く維持されます。
そのため腹持ちが良くなり食べ過ぎを防ぐ事が出来ますよ。
◆間食にはナッツ類を
ナッツはカロリーが高いのではと思いがちですが、実はダイエット向きな食べ物です。
ナッツは、血糖値の上昇を緩やかにする食べ物です。その為インスリンの分泌も少なく脂肪の蓄積を防ぐことができますよ。
また、亜鉛などのミネラルが豊富。貧血防止や女性ホルモンの分泌を整えてくれる働きがありますよ。
ただし、やはりカロリーは高いので、1回に5~10粒くらいに留めるのがおすすめです。
◆ジュースより野菜そのものを食べる
野菜が上手く摂れないからということで、野菜ジュースを積極的に飲んでいる人はいませんか?
野菜や、果物は加工されていない状態が一番栄養価が高く、ジュースにしてしまうと、その栄養価は、急激に落ちてしまいます。
また、カロリー控えめ、低カロリー、糖分控えめ、というような表記をするジュースにもご注意を。
低カロリーと表記されている食品には、美味しくさせる為に、砂糖や、添加物が多く配合されていることもあります。
野菜ジュースを積極的に飲むより、サラダなどの野菜料理を積極的に食べた方が良さそうです。
◆あえてカロリー表示を見ない
ダイエットに真剣に取り組む方ほど、寒天や、野菜ジュースなど、カロリーが低く、栄養価が低い食品を選んでしまいがち。
常日頃から、このようなダイエットを続けてしまうと、炭水化物や、脂肪が身体に入ってきたときに、身体は、ここぞとばかりに蓄えるようになってしまい、リバウンドの原因にもなってしまいます。
身体の機能を高め、燃費の良い身体作りの為にも、栄養価の高い食品選びが重要ですね。
いかがでしたか?
今回は痩せ体質を作るための食生活をご紹介しました。
ほんの少しの気付きと、気遣いで、簡単に痩せ体質に近づく事が出来ますよ。
ぜひ参考にして、痩せ体質を目指しましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

