
フランス熟成肉の聖地『ユーゴ・デノワイエ恵比寿』が復活

リニューアルに際して刷新されたコンセプトは、代表の山本敏充氏によれば「最上級の熟成肉と最先端のフランス料理、それらに合うワイン」。厨房の指揮を執るシェフも「ムッシュー・ユーゴの肉を活かすためのトータルな料理」と語る。
フランスで培ったセンスと技で『ユーゴ・デノワイエ』の熟成肉を斬新に料理

『ユーゴ・デノワイエ恵比寿』のコース料理を監修するシェフはフランス国内の名店でスーシェフを務めていた新鋭。そのセンスの一端はリニューアル後に加わった「デギュスタシオン・コース」で発揮されている。
ハイライトは希少なフランス牛と「熊本あか牛」、「梅山豚」との食べ比べ
メイン料理はやはり熟成肉。牧草を飼料として飼育されたグラスフェッドの赤身肉、フランスのリムーザン牛が中心だ。現在のメニューでは、フランスから直送される肉に加えて、熊本あか牛と梅山豚(メイシャントン)が並ぶ。




「デザート」も、隠し味に発酵の技術を取り入れるなど、風味の研究に余念がないシェフならではのセンスが光る。さまざまな甘みを多角的に構成。最後までアイデアの詰まった皿を楽しめる。
ワインリストは、より立体的に。肉のうまみを引き出す銘ワインが充実
お店の新たな柱のひとつともなっている「ワイン」に関しては、自然派ワイン一色だった以前よりラインナップが増えている。あくまで『ユーゴ・デノワイエ』の肉、現在の料理に合わせていけるようなボトルをオンリストにしている。
そして、10年、20年としっかりと熟成した古いヴィンテージにも力を入れている。ワイン単体でも深い味わいを堪能できる熟成ワインだが、熟成肉との組み合わせは至極のペアリングになる。
シニアソムリエを中心にした3名体制で臨むソムリエ陣が、“飲む人の好み”と“料理とのバランス”という、2つの軸を最大限に考慮した提案をしてくれる。
名店復活劇の裏側と、ユーザーの需要に応える新コンセプト
「もったいない」。代表の山本敏充氏が、『ユーゴ・デノワイエ恵比寿』のクローズの情報を聞いたとき、真っ先に浮かんだ感想は、こんなやりきれない気持ちだったという。そこから、復活劇は始まる。
リニューアルにあたってのコンセプト修正は、マーケットの変化にも重なる。最初にオープンした3年前と比べれば、赤身肉ブームも起こり、競合店が育ってきた。だとするなら、たとえ世界一の熟成肉でも、それだけで移り気な東京っ子の舌を満足させるのは簡単ではない。
『ユーゴ・デノワイエ』の熟成肉、最新のフランス料理を機軸としながら、どちらにもどっぷり漬からず、どこにもない店を目指したという。

出資のリワードとして食事券をつけていたが、得られた出資金は、1カ月間の予約で得られる売上と同じくらいになった。『ユーゴ・デノワイエ恵比寿』の復活を待ち望む熱心な客が、それだけいたことにほかならない。
改めて噛み締める『ユーゴ・デノワイエ』の肉
再オープンにさまざまな変更があったものの、根底にある『ユーゴ・デノワイエ』が手がけた熟成肉への信頼は揺るぎない。シェフは、「フランスの熟成肉の醍醐味は、食べた後のナッツの香り。それを思う存分楽しめる肉」と説明する。

「アニマルウェルフェア(快適性に配慮した家畜の飼養管理)が施された食材じゃないと東京オリンピックに出せない、と最近話題になり始めていますが、そんな概念がない20年以上前からやっていたというところがすごい」と山本氏は舌を巻く。

「食材の普遍的な良さとシェフの新しいセンスの融合」。口で言うのは簡単だが、それを実践できているレストランはそう多くない。そんな希少な存在に生まれかわった『ユーゴ・デノワイエ恵比寿』に、これからも注目だ。
【メニュー例】
<アラカルト>
・HUGO特製タルタル プレーン 1,980円、トリュフ 3,480円、キャビア 4,380円
・希少肉のロティ 6,000円~/200g~
・フランス牛(サーロイン・骨付きリブロース・フィレ・ランプ)3,000円~/100g~
・スシ ユーゴ・デノワイエスタイル(帆立、檸檬コンフィほか) 一貫530円~
<ランチ>
ビジネスランチ 1,500円
ランチコース 2,800円
ウィークエンドランチコース 2,800円 / 5,800円
<ディナー>
デギュスタシオン・コース 6,800円~
ディナーコース 10,000円~
※金額は全て税抜
HUGO DESNOYER EBISU(ユーゴ・デノワイエ恵比寿)
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-4-16 アイトリアノン1・2F03-5725-2525
火~金 ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00) ディナー 18:00~23:00(L.O.22:00)、土日祝 11:30~21:00(L.O.20:30)
月曜

この記事の筆者:dressing編集部
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