
神戸・ハンター坂の『ぺルージュ』跡にオープン
JR三ノ宮駅、阪急電鉄神戸三宮駅より北へ徒歩7分。2017年7月28日、神戸・ハンター坂にフランス料理店『cuisine Filer(キュイジーヌ フィレール)』が誕生した。

そして26歳で三宮に『フレンチレストランバール アンブラゼ』を開業、31歳の時に『フレンチバール・レストラン アンティーク』としてリニューアルオープンをしたキャリアを持つ。
大町シェフは20歳の頃から栗岡シェフと親交があり、2016年に栗岡シェフが引退するにあたって、思いを受け継ぎ店名を変更して跡地に移転することを決めたという。
店名に込めた「紡ぐ」想い

ペルージュの面影を残しつつ、テーブルセットなどは大町シェフの作る料理に合わせて新調。店内はベンチソファ10席、カウンター2席、半個室4席を用意し、アットホームな雰囲気が漂う空間となっている。
「受け継いだものを壊さずに、どう自分たちの世界観を表現していけばいいのか」と、オープンにあたって悩んだ大町シェフ。「考え抜いた末、おいしい料理を提供するのはもちろんですが、レストランとしてのワクワク感、そして日本人であることを忘れない、ということをコンセプトにしました」。
例えばコースの一皿一皿の中には、おどろく仕掛けやサプライズを用意。また、ダシに昆布や鮎の魚醤のエッセンスを加えるなど日本らしさを織りまぜ、ホッとしたり懐かしさを感じてもらえるような味に着地するようにしているという。
フランス料理店でピクニック気分!?
では、付き出し、野菜、魚料理、肉料理、〆ごはん、デザート、お茶菓子、食後のコーヒーまたは紅茶で構成されるディナーのフルコース「ムニュフィレール」の中からピックアップして、『フィレール』の世界観を紹介していこう。


「フランスではビストロのおかずを、ピクニックに持って行くことも多いので、そんな食文化も味わっていただければと思います」(大町シェフ)。
どこか懐かしい、日本人らしいエッセンスも

ハモは150本程度ある骨を1本1本ていねいに骨抜きすることで、まるでウナギを思わせるようなむっちりとした肉厚の食感を表現。トッピングされた玉ネギやラディッシュのピクルス、ライムのドレッシングをかけた水菜のリーフと一緒に食べると、口いっぱいに広がるさっぱりとした後味が魅力だ。皿の上で水玉模様を描くのは赤しそソースと、ハーブのオイル。2種類のソースに付けて、味の変化を楽しみながらいただきたい。

スペインやフランス・バスク地方の唐辛子エスペレットや、炭で焦がしたネギパウダーが添えられているので、苦みや香ばしさを加えて、立体的に味わえるのも楽しい。


「『フィレール』らしさを追求して、神戸フレンチを盛り上げていきたいですね」とこれからの抱負を語る大町シェフ。名シェフが築いてきた想いを受け継ぎ、新たな神戸フレンチを作り上げてくれるに違いない『キュイジーヌ フィレール』の世界を、ぜひ味わってほしい。
【メニュー】
ランチ ムニュセゾン 2,900円
ランチ ムニュフィレール 5,000円
ディナー ムニュフィレール 5,000円
ディナー ムニュナチュール 8,000円
ディナー ムニュプティ4,000円
ディナー ムニュスペシャリテ(お客様と内容をご相談コース) 12,000円 ※3日前までの要予約
cuisine Filer(キュイジーヌ・フィレール)
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通1-27-11 マーツハイム1F078-242-4188
12:00~14:00(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
月曜

この記事の筆者:茶野真智子(ライター)
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