
京都・二条城近くに京町家をリノベーションしたリストランテがオープン
去る6月13日、世界遺産・二条城の南側、JR二条駅から徒歩8分という立地に『リストランテ野呂』が誕生した。

カウンター席に座ると、調理をするオーナーシェフ・野呂和美さんの姿を眺められる。素材をカットしたり、鍋をふったり、リズムよく、手際よくカウンター内で作業をする姿はまるで音楽を演奏しているようで、見ているだけで楽しい気分にさせてくれる。
『山の上ホテル』などで腕を磨いたシェフが織りなす、洋食×イタリアンの融合

帰国後は「ホテルグランヴィア京都」の『ラ・リサータ』(2017年1月に閉店)のシェフとして活躍。その後、洋食とビストロ料理が融合した味を楽しめる予約困難な人気店『洋食おがた』でも働いたのち、満を持して自身のお店をオープンする運びとなった。
魚は高知県から直送されるものや京都市中央卸売市場で毎朝シェフが吟味したもの、肉は風味豊かな京都ポークや霜降りのおいしさが際立つ京丹波高原豚を使う。野菜は昼夜の寒暖の差を利用して丁寧に育てられている京都・綾部市『河北農園』のほか、京都・大原、野呂シェフの出身の青森県、滋賀県のものなど、どれもシェフ自ら厳選したこだわりの食材ばかりだ。
メニューはその日の仕入れによって変わるが、ディナーは冷前菜、温前菜、肉料理、パスタ、デザートのジャンルで様々なアラカルトが用意されており、その中から好みで選ぶスタイル。今回はその中からおすすめの4品をピックアップした。
食材の風味、歯ごたえを活かした前菜でお酒もすすむ

金目鯛の下に忍ばされているのは、貝のだしで柔らかく炊いた空心菜。「茎も葉も一緒に食べる野菜で、中国料理によく使われていますよね。シャキシャキした食感を残して仕上げられているものが多いですが、こちらではあえて柔らかくしました。だしには魚醤を加えているので空心菜ならではの濃い風味を満喫いただけると思いますよ」と野呂シェフ。金目鯛との相性も抜群だ。

コリコリのタコの食感に加え、シャキシャキ、しっとりといったキノコごとに異なる歯ごたえも楽しい。塩辛く濃厚なアンチョビにバターが合わせられていることで、ほどよく刺激がありながらもマイルドに。これはビールもワインも進む一品だ。
ボリューミーなのに後味はかろやか。シェフ自慢のメンチカツ


たっぷりとかけられているデミグラスソースももちろん特製。牛のだしに加えて、これでもかというほど大量の玉ネギ、シェリービネガー、赤ワインと一緒に煮込んでいる。「贅沢に玉ネギを使うことで、濃厚なのに重くなりすぎず、あと味軽く召し上がっていただけるんです」とシェフ。
メンチカツの濃厚なうまみを引き立てながら、サラリと抜けていくような不思議な感覚。ボリューム満点のように見えるが、パクパク&すっきり食べられるから、大人にはうれしい限り。メンチカツの量は100gから選べるのでお腹の空き具合でシェフに相談してみよう。
自分好みのオーダーで贅沢に。お酒に合わせてのリクエストも楽しい


ちなみに、パスタはメニューにないものでも「食べたい食材」を「食べたい食べ方」でオーダーすることができるそうだ。例えば同店には日本酒も揃えているので「キリッとした辛口のお酒に合うパスタ」や「煮びたしを使った和のパスタ」なども、リクエストすることができる。

オープンキッチンを臨めるカウンターで仕事終わりにホッと一息、気の合う友人とにぎやかに。いつでも笑顔になれる『リストランテ野呂』へさぁ行ってみよう。
【メニュー】
金目鯛の炙り 空心菜の炊いたのと 1,890円~
タコとキノコのアンチョビバターソテー 1,890円~
リストランテ野呂のメンチカツ デミグラス バルサミコ 2,580円~
パスタ ウニのトマトクリーム 時価
ランチセット 1,800円
ランチコース 4,500円
リストランテ野呂
〒604-8381 京都市中京区西ノ京職司町67-14075-823-8100
11:30~14:30(L.O.13:30)、17:30~22:00
月曜、毎月1回火曜日

この記事の筆者:茶野真智子(ライター)
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