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「牛ハラミの肉じゃが」がウマすぎてリピ確実! 心の底からリラックスできる、知る人ぞ知

時刻(time):2017-08-26 04:14源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
心の底からリラックスできる馴染みのお店はありますか? 新橋駅烏森口から徒歩2分。烏森神社の参道からひょいっと路地に入った場所にある、知る人ぞ知る『OBANZAIYA KIZUKI(オバンザイヤ 喜月)』は、肩肘張らず普段着で駆け込めるくつろぎの和食店だ。 急な階段を上って扉を開くと、カウンター14席、さらに3階にお座敷がある小ぢんまりした店内では、店長の吉田つかさ
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心の底からリラックスできる馴染みのお店はありますか? 新橋駅烏森口から徒歩2分。烏森神社の参道からひょいっと路地に入った場所にある、知る人ぞ知る『OBANZAIYA KIZUKI(オバンザイヤ 喜月)』は、肩肘張らず普段着で駆け込めるくつろぎの和食店だ。

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急な階段を上って扉を開くと、カウンター14席、さらに3階にお座敷がある小ぢんまりした店内では、店長の吉田つかささんをはじめ、きさくな女性スタッフがテキパキと働いている。初来店でも着席したとたん、急にお腹が減ってくるのはどうしてだろう。

眺めて、食べて「ほっ」。日本を感じる「おばんざい」


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耳にするだけで親しみがわく「おばんざい」の響き! この響きこそがリラクゼーションのもと。食欲の秋、夜の長〜い秋こそ、「おばんざい」が恋しくなるではないか。

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カウンター上には、定番と日替り、合わせて9品のおばんざいがずらりと並ぶ。まずは眺めて、日本の食材、和の献立に「ほっ」とする。お皿をのぞいて指差して選ぶ人も多いが、手書きメニュー「今日のお品書き」を確認するのも忘れずに。小さな字で綴られたメニュー名を数えると、なんと36種類も! こりゃ、選ぶのは至難の業。

とりあえずの1杯、ハートランドの生ビール650円で口を潤しつつ、お通し(たとえば、ズッキーニとツナの和え物)を突きながら品定めといこう。迷い過ぎるなら「おまかせコース」3,500円がおすすめ。当日でもOKだ。

「お酒に合いますように」と手間ひまをかけて作る


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「手を抜かず、ていねいに作っています。家庭料理ですが、家ではここまでやらないくらい、手間ひまをかけて」と、吉田さんは控えめに話す。その代表格が「手羽大根」(写真上)だ。

きれいに面取りをした後、下茹でしたダイコンを、アゴだしでコトコトと約6時間煮込む一品だ。身と骨がすっと離れる手羽元、だしが染み込んだダイコンを合わせて口へ運ぶと、ジュワ〜とだしと醤油の風味が口中に広がって、「ほっ」。

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和の味わいでほっこりした口に合わせたいのはワイン。

「和食とワインを気軽に楽しめる店がない! ならば作っちゃえ」の発想が、開店の根っこにある。ワインのラインナップは、フランスやイタリアを中心に輸入ワインが7割、日本ワインが3割。自然派ワインは、全体の3〜4割を占める。

「開店してしばらくは自然派ワインを中心に揃えていましたが、自然派でなくてもおいしいものを揃えるようになりました」と吉田さんは語る。吉田さんは、ソムリエの有資格者だ。セレクトの基準は、「料理を食べながら飲んでおいしいワイン」。ボトルは3,900円〜、グラスは750円〜(赤と白各1種類)、いずれも主張しすぎないテイストが揃う。

看板料理は牛ハラミを使う肉ジャガ


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カウンター上でひと際存在感を放つ一品が「牛ハラミの肉じゃが」(写真上)。「お肉がゴロゴロした独特な肉じゃがを」と、誕生した看板料理だ。

ジャガイモを皮ごと火入れし、甘辛く炊いた牛ハラミと最後に合わせて、赤ワインを注いで絡めて仕上げる。煮込んでいないので、お箸でつまみやすい。赤ワインを使っているから、赤ワインと合わせるのは鉄板だが、「芋焼酎もいいですよ」、と吉田さんが提案。

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焼酎は、芋と麦、約10数銘柄。吉田さんおすすめは、「六代目百合」(写真上・右)。こっくり深い鹿児島の芋焼酎と、甘辛ハラミの肉ジャガ、パンチのきいた酒と料理を、チビリチビリと味わいたい。

鮮度の高い旬の魚は、すぐ近くの築地から


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手書きのお品書きには、カンパチ、真ダコ、マグロ、イワシなど、季節を感じる魚のメニューが多い。仕入れは、目と鼻の先にある築地市場。「ごまあじ」(写真上)は、アジひと切れひと切れにゴマだれを絡め、さらに薬味(ミツバ、ミョウガ、カイワレ)を和えた一品。

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アジを使ったおすすめに、「アジ南蛮漬」(写真上)もある。甘酸っぱい味が染み込んだアジを、ニンジンやタマネギ、ピーマンの彩り野菜が覆い、ヘルシーさが魅力的。魚料理ときたら、ぜひ、日本酒を合わせたい。

「庭のうぐいす」は4種類常備


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ソムリエだけでなく、唎酒師でもある吉田さんによるイチオシは、福岡県久留米市『山口酒造場』の「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」(写真上・左)。少し温めても冷酒でもふわっとやさしい口当りが特徴で、「ごまあじ」のゴマの香ばしさを包み込む。

「庭のうぐいす」は、蔵元とオーナーが友達というつながりがあり、ほかにも、「本醸造 おうから」、「特別純米」、「純米吟醸」と4種類常備。飲み比べしたくなる。

秋が近付くと、キノコをどっさり使った料理が登場。シンプルに醤油味でまとめる「しいたけソテー」は秋の定番。魚はもちろんサンマを用意。「塩焼きはもちろん、コンフィもおすすめです」と吉田さん。そしてワインは、ボジョレー・ヌーボー。日本酒は、「秋あがり」など秋限定酒が、待ち遠しい。

【メニュー】
ポテトサラダ 600円
レンコンのきんぴら 500円
にらたま 650円
ハンバーグ 1,200円
鶏レバ―赤ワイン煮 650円
皿うどん 1,350円
お通し代 400円
コース料理(全6品/2人以上) 3,500円
※価格は税込

OBANZAIYA KIZUKI(オバンザイヤ 喜月)

〒105-0004 東京都港区新橋2-15-10 石橋ビル2F
03-6206-1231
月・水18:00〜24:00(L.O.23:00)、木・金18:00〜翌2:00(L.O.翌1:00)、土15:00〜23:00(L.O.22:00)
日曜・祝日
http://shinbashi-kizuki.com/

この記事の筆者:松井一恵(文筆家)


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