「炭化物はダイエット中は避けたいものの一つ」と思っていませんか?
確かに白米や食パンなどの炭水化物は吸収がとても早く、そして一番最初にエネルギーとして消費されます。そのため皮下脂肪や内臓脂肪が消費されずどんどん痩せにくくなってしまうことも。
また、炭水化物を食べると血糖値が上昇し、インスリンが分泌されます。そしてこのインスリンがエネルギーを脂肪として蓄える働きを持っているのです。
しかし単純に炭水化物を抜けばいいのかというと、それは大きな間違い。
炭水化物を抜いてしまうと、今度は脳の働きなどが鈍くなるというような問題が発生してしまいます。
そこで今回はそんな炭水化物の中でもダイエット中に最適な炭水化物をご紹介します。
■玄米
玄米は白米と比べるとカロリー自体は大差はありませんが、GI値に大きな差があります。
GI値とは血糖値の上昇するスピードを数値化したもののこと。
この数値が低いと上昇スピードが緩やかになりインスリンの分泌を抑えることができます。
白米のGI値は81なのに対して玄米は55と低めです。
また玄米はよく噛んで食べることから少ない量でも満足できますよ。
■そば
麺類も炭水化物の一つですが、その中でもそばは、玄米同様にGI値が54と低いのでダイエットに最適です。
さらに食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる効果もあるので健康的にスリムになることができますよ。
ただし、冷たいざるそばですと身体を冷やしてしまい痩せにくくなってしまうので、温かいそばを食べるようにしましょう。
■春雨
春雨はカロリーが低いだけでなくGI値も32と低いためダイエットにはとても最適な炭水化物です。
少量でも水分を含んで膨張する特徴があるので満腹感を早い段階で得ることが出来ます。
ただし、春雨は塩分も吸収する性質があります。調理の際に味付けの濃さには気をつけたいですね。
■ライ麦パン
朝ごはんは食パンを食べるという人は多くいることでしょう。しかし食パンはカロリーが高くGI値も91と高めな食材です。
そこでおすすめなのがライ麦パンです。
ライ麦パンはGI値が58と低く、女性の健康に必要なミネラルや鉄分を多く含んでいます。
健康的にダイエットしたい人はライ麦パンを積極的に食べましょう。
■パスタ
パスタは太るというイメージが強いかもしれませんが、GI値自体は50なので食べ過ぎなければ基本的には太りにくい食材です。
ただクリームソースやチーズソースなどはとても太りやすいので避けてください。
トマトベースのものやオイルベースのものがベスト。パスタを食べる際にはソースに注意しましょう。
いかがでしたか?
今回はダイエット中だからこそ食べてほしい炭水化物についてご紹介しました。
ダイエットに一番大切なのは身体に負担を掛けないことです。
炭水化物自体は身体に必要なエネルギーでもあるので全く摂取しないというのは身体に大きな悪影響を与えることにもなります。
ですので、太りにくい炭水化物を選ぶことで身体にきちんとエネルギーを与えてダイエットすることができます。
ぜひ参考にして健康的なダイエットをやりましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

