ダイエット中はつい食事が同じものになりがち。それではダイエットがつまらなくなってしまいます。
かといって、「まあ、みんな食べてるんだから仕方ない」と開き直ってしまってはダメ。飽きてしまったらダイエットだって続けることが難しくなってしまします。そこで今回は、「ダイエットが辛い」ときに助けてくれる食材を4つご紹介します。キーワードは「イモ」ですよ。
1.ジャガイモ
馬の首につける鈴に似ているため、別名「馬鈴薯(バレイショ)」と呼ばれる野菜。世界中で愛されており、イギリスでは主食として食べられています。
そんなジャガイモは、代謝をアップする「ビタミンB群」、美肌を作る「ビタミンC」が豊富。ビタミン類は火に弱いのですが、でんぷん質の多いジャガイモなら、栄養が壊れる心配が軽減。
また、「アミノ酸」が脂肪を燃焼してくれますし、お通じを改善する「食物繊維」、体内のナトリウムを排出する「カリウム」も多く含まれています。
ぜひ、ふかしたジャガイモを主食として食べてください。一回の食事で1個が目安です。マヨネーズやバターを使わず、塩コショウで味付けしましょう。
2.サツマイモ
中国から沖縄に上陸した、サツマイモ。「甘藷(カンショ)」とも呼ばれます。「旬は秋冬」というイメージが強いですが、今では一年中食べることができます。
そんなサツマイモは、心を安定させ、ダイエットを成功させる「ビタミンB1」が豊富。また、「食物繊維」と「カルシウム」も多く含まれています。糖度は高いですが、血糖値は上がりにくい性質を持っているのだとか。
ふかして食べるのもいいですし、ハチミツで煮るのもおすすめ。ハチミツには、腸内のビフィズス菌の餌になる「オリゴ糖」が含まれています。
3.サトイモ
サトイモは、弥生時代から既に食べられていた野菜。
「ムチン」というネバネバ成分が、胃腸、呼吸器官の粘膜を保護してくれます。胃腸の病気、風邪を予防し、お通じを改善することも可能です。
そんなサトイモは、「煮転がし」として食べるのがおすすめ。カツオだし、酒、醤油、砂糖で煮ましょう。醤油と砂糖を少なめにすれば、カロリーをカットできます。
4.ナガイモ
シャキシャキした食感を楽しめる、ナガイモ。主食をサラダにして、その中に刻んだナガイモを入れましょう。他のイモ類のように、火を通す必要はありません。
というのも「アミラーゼ」という、でんぷん分解酵素が含まれているため、生でもでんぷんがスムーズに消化されるからです。
また、サトイモと同じく「ムチン」という成分が豊富に含まれ、胃腸、呼吸器官の粘膜を強くするだけでなく、便秘の予防にもなります。
以上、4つのイモをご紹介しました。
イモは、米や麺の代わりになるぐらい、腹持ちがいい野菜です。しかも、栄養たっぷりで、病気も予防できます。
食事に「イモ」を取り入れてダイエット食のバリエーションを増やしていきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

