「最近何故かわからないけれど、食べる量が増えてきた…」、このまま行くと体も脳もデブになってしまうかもしれません。
つい食べ過ぎてしまう理由は、環境に対するストレスやホルモンバランスが崩れてしまっていることも挙げられますが、脳がデブ化していることも1つの理由として考えられます。デブ脳とは生活習慣についてルーズに考えていて、特に食事についてはかなり寛容になっている脳の状態のこと。
そのためダイエットをしたいと考えてもデブ脳が「食べたい!」という信号を出すため、つい何かを食べたり、食べることがストレス発散になってしまいます。
そんなデブ脳はちょっと意識を変えることで痩せ脳に変わり、食べ過ぎを防ぐことができますよ。
今回はデブ脳による食べ過ぎを防ぐ方法を4つご紹介します。
■噛む回数を増やす
そもそも食べ過ぎてしまうのは、食べても脳とお腹が満足せず、脳に満腹信号を送っていないことから起こります。
脳の満腹中枢が働き始めるのは、食事を食べ始めてから約20分後。しかし噛む回数が少ないと、20分後に食べ終わっても、脳が「満腹」と認識せず、まだまだ食べたいという欲求がデブ脳から湧いてしまいます。
よく噛んで食べることで脳の中枢神経を刺激させることが重要です。すぐ飲み込んでしまう癖がある人は飲み込みにくい口内環境を作ってみましょう。できるだけ前歯で噛み続ける、飲み込む際は水を飲まないなど様々な対策がありますよ。
■リラックスできるBGMをかける
牛丼屋やラーメン屋、ファーストフードなど、安く早く提供する飲食店は、お客さんの回転率を重視するために、アップテンポな曲が多く使われているのだとか。一方で高級でオシャレなレストランだとゆったりとした曲が流れていることが多いですよね。
BGMにゆったりした音楽を使うことで、心身をリラックスさせ、ゆっくりと食事を取ることができ、少ない量でも満足することができます。
逆にアップテンポの曲は、気持ちを興奮させる働きがあるため、食事のスピードが上がってしまい、早く食べ終わり、しばらくするとまた空腹になるという悪影響をおよぼしてしまいます。
■「お腹いっぱい」と言い続ける
食事を始めたらできるだけ頻繁に「お腹いっぱい」と言い続けるようにしましょう。言い続けることでデブ脳を騙し、少ない量でも満足することができます。
何かを食べることで幸福感を得るデブ脳は、お腹がいっぱいになっても無意識に「もっと食べたい」と命令を出します。そこで食べ続けると、デブの原因になりますし、食べないで我慢するとストレスが溜まってしまいますよね。どちらをとってもダイエットの敵となってしまいます。
しかし、食べるときに「満腹だ」と言い続けると満腹中枢が刺激され、デブ脳も「お腹いっぱいかも」と感じるようになり、自然と食べる量を減らし、満足感を持続させることができます。
食べ終わる前に「お腹いっぱい」「たくさん食べた」などを言い続けるようにしましょう。
■品目を増やす
うどんやラーメンなどの一品料理はデブ脳に「別のものを食べて満足したい」と思わせてしまう危険性があります。
そのことから一品だけにするのではなく、少量のおかずを何品か用意するのがオススメです。
バリエーションを増やすことで「次はどれを食べようかな」とデブ脳に快感を与えることができますし、自然と食事の時間が長くなることから満腹中枢を刺激し、少ない量でも満腹感を感じるようになりますよ。
いかがでいたか?
今回はデブ脳を騙して食事の量を減らす方法をご紹介しました。
デブ脳を痩せ脳に変えるためには「食べることでストレス解消する」ことをなくすことが重要です。
しかしデブ脳を騙し続けることで自然と痩せ脳に変わっていきます。
ぜひ参考にして、デブ脳をから痩せ脳へ変身させましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

