足のむくみでお悩みの方、実は野菜で解消できるということを知っていますか?
野菜に含まれているカリウムには、体内の水分調節をし、塩分を外に出してくれる働きがあります。しかし、体内のカリウムが不足すると塩分が老廃物の排出を邪魔し、体のむくみに繋がってしまいます。そこで今回は、カリウムが多く含まれる野菜を5つお教えします。
◆キュウリ
90%が水分でできているキュウリ。栄養価は高くありませんが、カリウムが多く含まれています。また、キュウリ独特の青臭さは「ピラジン」によるもので、血液をサラサラにする効果があります。キュウリは「陰性の野菜」と言われており、火照った体を冷やしてくれます。屋台に売られる「キュウリの1本漬け」を食べれば、暑い夏を乗り越えられますよ。
◆ナス
ナスは好き嫌いが分かれる野菜。ですが、ナスにはカリウムが豊富に含まれています。また、紫色の正体は「アントシアニン」と呼ばれるもので、眼精疲労に効果があります。食物繊維も豊富なので、ダイエットにも効果的です。「麻婆ナス」のような、味の濃い炒め物なら、苦手な人でも食べやすいですよ。
◆アボカド
アボカドは、「森のバター」といわれるほど有名ですよね。栄養価がとても高く、濃厚なのに、脂肪分の80%以上が不飽和脂肪酸のため太りにくいのだとか。また新陳代謝、美肌づくりに効果があるビタミンB6も多く含まれています。高タンパク低カロリーのマグロの赤身と合わせて漬け丼にしてみてはいかがですか?
◆枝豆
ビールのおつまみといえば、枝豆。枝豆には解毒作用があり、カリウムも豊富に含まれているので、体に毒が溜まる心配が軽減します。また、大豆にはない「ビタミンC」が豊富で、ピチピチのお肌を作ってくれるのも特徴。造血を促す「葉酸」も含まれているので、貧血気味の人にもオススメです。
◆モロヘイヤ
モロヘイヤは、「クレオパトラが愛した野菜」として有名です。骨を強くする「カルシウム」、目の疲れに効く「Bカロテン」の含有量が、緑黄色野菜の中でもトップ。カリウムの量も多く含まれています。独特のぬめり気がクセになるので、スープにしても和え物にしても美味しいですよ。
いかがでしたか?
カリウムは意識しないとなかなか摂取できない成分です。今日からカリウム生活を始めて、むくみにさよならをしましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

