薄着になると体のラインが見えてしまい、嫌になっていませんか?
「今年こそくびれを作る!」と決めて腹筋トレーニングをがんばっている人も少なくないはずです。しかし腹筋トレーニングはくびれを作るのにあまり効果がない方法なのだとか。
今回は腹筋ではくびれを作れない理由と簡単なやり方をご紹介します。
■腹筋だけでは作れない理由
そもそも腹筋は主に3種類の筋肉があります。正面にある腹直筋(ふくちょくきん)、横腹にあり縦に伸びている腹斜筋(ふくしゃきん)、骨盤を支える腹横筋(ふくおうきん)の3つが女性の体作りに重要な筋肉です。
学生時代、体育や部活でやっていた腹筋トレーニングでは、お腹の正面にある腹直筋しか鍛えられないため、がんばってもお腹がぺたんこになるだけでキレイなくびれはできません。
ではくびれはどこの筋肉を鍛えれば良いでしょうか?答えはお腹の両サイドにある腹斜筋です。
実はこの腹斜筋、普段の生活ではなかなか使わない筋肉なため、ちょっとトレーニングをすると簡単にくびれができやすくなるのだそうですよ。
■ストレッチで腹斜筋を伸ばす
まずは腹斜筋を伸ばして、筋肉をほぐしましょう。背筋を伸ばしたままゆっくりと横に倒します。そのとき前に上半身が前のめりにならないように気をつけてくださいね。
すると横っ腹がかなり伸びている感覚がします。その状態を10秒ほどキープして、ゆっくりと元に戻しましょう。この動作を左右5回ほど行うと「かなり伸ばされたな」と感じます。
このときに重要なのが息をとめないこと。伸ばしている間は常に息を吐き続けてください。深く呼吸をしながらストレッチをすることで、体内に酸素を取り入れエネルギーを燃やすため、脂肪燃焼、体温上昇に効果的ですよ。
■ひねって刺激する
お腹をひねって腹斜筋を刺激し、シェイプアップしましょう。立っていても座っていてもどちらでも構いません。お腹から大きくねじるような動きをして、腹斜筋を鍛えます。
お風呂の中でひねっても良し、仕事の息抜きにひねっても良し。お腹を意識しながら大きくひねるようにしましょう。
腹斜筋は内臓を守るためにあるのですが、普段使わない筋肉のため小さくなってしまいます。すると脳が「内臓を守って!」と命令を出すため、脂肪が内臓のまわりにつき、ぷよぷよのお腹になってしまいます。
つまり普段の生活から腹斜筋を刺激するように心がけるとキュッとしたくびれをつくることができますよ。
■腰を回す
腹斜筋を刺激したら腰全体を回して、美しいくびれの形を作りましょう。
腰で回すイメージで動かすとお腹だけでなくお尻や太もももシェイプアップできます。また骨盤を支える筋肉、腹横筋も鍛えることができるため、ぽっこり下腹を解消できますよ。
歯磨きをしながら、テレビを見ながらやってみてはいかがですか?
■体を柔らかくする
くびれをキレイに作るには骨盤の形を整えることも重要です。柔軟体操で体と骨盤を整えていきましょう。
前屈をしたとき、手を脚の指につけられますか?仰向けに寝たとき、お尻を上に上げてブリッジをすることができますか?
体を柔らかくすることで骨盤が自然と矯正されるだけでなく、全体的に痩せやすい体も手に入りますよ。
いかがでしたか?
今回はくびれを作る方法をご紹介しました。
腹筋を鍛えてシックスパックを手に入れるのも良いですが、ウエストがくびれてて全体的に女性らしい柔らかなラインを作るのも素敵ですよね。
またくびれを作ることで周りから注目されるかもしれませんよ。
ぜひくびれを作って薄着ファッションを楽しみましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

