スープの味がなかなか決まらない、どうすればいい?
簡単にパパッと作れるスープは、夜食や朝食にも重宝しますが、「シンプルなはずなのになかなか味が決まらない……」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?本記事では、青山「hotel's(ホテルズ)」の木田翼シェフへのインタビュー記事を再編集し、野菜スープの味が一発で決まるポイントをご紹介します。詳しい記事はこちら▼
味が薄くて旨みが出ない!野菜スープ作りのお悩みをシェフが解決【Q&A】
スープの水分量に対して “塩は0.7%” にする
木田シェフによると……。シンプルな野菜スープを作ろうとして味がボヤッとしてしまう場合は、スープの水分量に対して、塩は0.7%に設定することが大切だそうです。
例えば4人分のスープを作る場合、だいたい必要な水は800ml。800mlの0.7%なので、塩は5.6gという計算になります。細かい数字なので面倒に感じてしまうかもしれませんが、最初は計量器を使用するのがおすすめ。
また、コンソメやガラスープの素などを使用する場合は、その分塩は引くことも大切だそうですよ。
野菜の種類によって微調整を
何の野菜を使用するかによって、水分の出る量も変わってきます。そこからは微調整をして、自分好みの塩梅を見つけるようにするのがポイントだそう。あれやこれやと加えていると、逆に味が迷子になりやすいので、なるべく最初に決めた分量を守ることも大切なのだとか。そうすることで野菜の甘みや旨みが引き立って、味がぼやけなくなります。
一見面倒でも、計るのが味を決める近道!
スープの味付けがぼやっとしてしまうと、ついついあれこれ入れて調整したくなりますが、塩の分量を工夫するだけで味が決まるとは驚きです。比率をしっかり覚えておいて、スープ作りの際に活用させたいですね。スープの味付けに頭を悩ませていた人は、ぜひ試してみてください。おすすめの記事はこちら▼
おいしいチャーハンを作る隠し味が「意外」「盲点だった」。勝手に味が決まる調味料とは?
冷凍したさつまいもはまずい?正しい冷凍・解凍方法やおいしく食べるコツを解説
「とりあえず冷蔵庫」はNG!柿の保存方法に「知らなかった」「置き方も大切なのか」