地域でお世話をされていない野良猫を保護し、飼育をしている保護猫カフェ「浅草ねこ園」。

たくさんのかわいい猫たちに会えることから、日本人のお客さんはもちろん、海外旅行者からも愛されています。その猫たちがどれだけかわいいのか、実際に訪れて確かめてきました。

保護猫カフェ「浅草ねこ園」は、浅草駅の北口から徒歩約6分、浅草寺からも程近い場所にあります。
2009年に開園した老舗で、浅草エリアでは唯一の保護猫カフェです。
園長の齋藤さんは猫が大好きで、開園前からたくさんの保護猫と暮らしていました。猫カフェの存在を知ったことを機に、「私もやる!」と決めてオープン。
以来、猫の保護と譲渡を行い、300匹以上の猫が卒園しました。
現在、お店にいるのは18匹。うち、首にカラーが付いていない8匹は新しい飼い主さんを待っています。
こちらの猫たちは、みんな人懐っこく、ほとんどの子が嫌がらずに触れさせてくれます。
「他の猫カフェでは猫を鑑賞することしかできなかったけど、ここではたくさん触らせてもらえる!」と感動を口にするお客さんも多いとのことです。

どれだけ懐っこいかというと、お客さんの膝の上でくつろぐ子や、これまたお客さんによりかかって寝る子も。

他の子たちも各々、日当たりのいい部屋でのんびりとくつろいでいます。

カメラを向けると、ちょっとだけびっくりしてイカ耳になる子も。でも、おとなしくモデルを務めてくれ、撮影後にはきれいな額をなでさせてくれました。

そして、どの子も触るとふわふわ……! 齋藤さんがどれだけ猫たちを大切にし、お世話をしているかがわかりますね。
「半年に一度、獣医師さんに往診をしてもらい、全頭検査をします。それ以外でも、体調が悪ければ、その都度病院に連れて行くので結構大変です」(齋藤さん、以下同)
しかし、そのかいもあって、健康に長生きをする子も多いようです。これだけ大切にされていれば、安心してお迎えできますね。

たくさんのかわいい猫たちに会えることから、日本人のお客さんはもちろん、海外旅行者からも愛されています。その猫たちがどれだけかわいいのか、実際に訪れて確かめてきました。
浅草寺から好アクセス、浅草で唯一の保護猫と会えるカフェ

保護猫カフェ「浅草ねこ園」は、浅草駅の北口から徒歩約6分、浅草寺からも程近い場所にあります。
2009年に開園した老舗で、浅草エリアでは唯一の保護猫カフェです。
園長の齋藤さんは猫が大好きで、開園前からたくさんの保護猫と暮らしていました。猫カフェの存在を知ったことを機に、「私もやる!」と決めてオープン。
以来、猫の保護と譲渡を行い、300匹以上の猫が卒園しました。
みんな人懐っこくてふわふわ
現在、お店にいるのは18匹。うち、首にカラーが付いていない8匹は新しい飼い主さんを待っています。
こちらの猫たちは、みんな人懐っこく、ほとんどの子が嫌がらずに触れさせてくれます。
「他の猫カフェでは猫を鑑賞することしかできなかったけど、ここではたくさん触らせてもらえる!」と感動を口にするお客さんも多いとのことです。

どれだけ懐っこいかというと、お客さんの膝の上でくつろぐ子や、これまたお客さんによりかかって寝る子も。

他の子たちも各々、日当たりのいい部屋でのんびりとくつろいでいます。

カメラを向けると、ちょっとだけびっくりしてイカ耳になる子も。でも、おとなしくモデルを務めてくれ、撮影後にはきれいな額をなでさせてくれました。

そして、どの子も触るとふわふわ……! 齋藤さんがどれだけ猫たちを大切にし、お世話をしているかがわかりますね。
「半年に一度、獣医師さんに往診をしてもらい、全頭検査をします。それ以外でも、体調が悪ければ、その都度病院に連れて行くので結構大変です」(齋藤さん、以下同)
しかし、そのかいもあって、健康に長生きをする子も多いようです。これだけ大切にされていれば、安心してお迎えできますね。
1匹でも多くの保護猫がお迎えされることを願って

「年齢や、一人暮らしであることを理由に、猫を飼いたいという人を断ってしまうと、その人たちはペットショップでお迎えしてしまいます。
私は1匹でも多くの保護猫がお迎えされることを願っているので、当園では保証人を付けられる限り、一人暮らしの人にも譲渡しています」
大切なのは、保護猫が新しい飼い主と幸せに暮らすこと。愛情を持って適切にお世話ができる人であれば、年齢や家族の人数は問わないというのが齋藤さんの考えです。
「新しい家に迎えられた猫は、もう当園の猫ではありません。あとは飼い主さんを信用するのみです。
しかし、元々は私の下にいた猫で、縁が完全に切れるわけではないのですよね。その猫が亡くなったということをご連絡いただいたり、SNSで知った際には必ずお花を贈ります」
“猫はおもちゃではなく生き物だ”と小学校の道徳の時間にきちんと教えてほしい
最期の最期まで猫と飼い主さんを思う斎藤さん。保護猫への深い愛情と、活動に対する覚悟を感じます。
そんな思いに反して、お迎えを希望する人の中には、残念ながら猫を「モノ」として見ている人も少なからずいるようで……。
「小学校の道徳の時間に、猫はおもちゃではなく、生き物だということを、きちんと教えてほしいですね。
そして、生後間もない子猫のお迎えを希望する人もたくさんいますが、子猫の期間は一瞬です。大人になってからの時間の方が圧倒的に長いのですよね。
子猫の期間が過ぎても、本当にお世話をしてくれるかが気になります……」
との言葉に、筆者もいち動物好きとして、うなずいてしまいます。
園長の猫愛と猫のかわいさであふれている保護猫カフェ

最後にこれから来園する人へのメッセージを聞いたところ、
「うちの子は、みんな穏やかで性格がよくていい子ばかりです。猫のよさがすごく伝わると思うので、よかったら遊びにいてください」
ということで、猫のかわいさは園長のお墨付き。噂に違わぬかわいさがあり、筆者も仕事であることを忘れて存分に楽しめました。
【浅草ねこ園】
X(旧Twitter):@asakusanekoen
Instagram:@asakusanekoen
<文/写真 増田洋子>
2匹のデグー、2匹のラットと暮らすライター。デグーオンリーイベント「デグーサロン」を運営。愛玩動物飼養管理士2級を取得。Twitter:@degutoichacora
(エディタ(Editor):dutyadmin)