主婦歴15年ともなれば、その名前はもちろん噂は幾度となく耳に入っていました。「めちゃめちゃ使えるよ」「最高に便利!」と誰もがベタ褒めするアイテム、「アイラップ」です。
気になってはいたものの、でも所詮ただのポリ袋でしょ? ジッパーバッグの方が便利だし、探しに行くの面倒だし……と購入にまで至らなかった筆者。しかし先日友人と何となくアイラップの話になってその場でネットで調べてみたところ、送料もかからず翌日には届くということでノリでポチってみました。
結果、その数日後には調理や食品保存に活用しまくり! 自分でも驚くほど立派なアイラップ信者になっていました。
愛され続けて47年。SNSをきっかけに全国で人気上昇中
昔懐かしいパッケージデザインの岩谷マテリアル「アイラップ」は、昭和51年の発売以降、47年もの間愛され続けてきたポリ袋です。このポリ袋のすごいところは食品の保存はもちろんのこと、湯せんや、なんと電子レンジの使用もOKという点。
2018年に岩谷マテリアルの“中の人”がTwitter(現X)に「(全国区商品なのに)売上の75%が新潟、山形、富山、石川、福井に集中している」「すっごく便利なんだけどなぁ」という旨の投稿をし、バズったのをきっかけに認知度が上がりました。そこから「万能すぎてあらゆる場面で活躍してくれる」とSNSで沢山の人が使い道を投稿し、令和の今、大きな話題となっているアイテムなんです。
袋の見た目は、どこにでもある普通のポリ袋と同じ
どんなにすごいポリ袋なんだ……と期待して取り出してみましたが、袋自体は本当に普通のどこにでもあるポリ袋と同じ。薄すぎず厚すぎずの生地感で、見たり触ったりしただけではその優秀さはわかりません。
サイズは横21cm+マチ4cm×縦35cm。筆者がネットで購入した時には60枚入りが128円でした。
チーズやネギを冷凍したら、いつまで経ってもパラッパラ!
耐冷温度がマイナス30℃なので冷蔵だけでなく冷凍保存にも対応。筆者が最も感動したのが、ピザ用チーズやネギの冷凍保存。チーズの保存はというと、これまでは元々の袋に入れっぱなしのまま口をくるくると何度か巻いて輪ゴムなどで留めていました。しかしそれだとチーズがひと固まりになってカチッコチに。どうにか必要分だけ砕きたくて、何度こぶしを傷めたことか……。
そんな凶器のように固まってしまっていたチーズも、アイラップに移し替えて空気を抜いてから口を縛って保存すればいつまで経ってもパラッパラ! 小口切りにしたネギもチーズ同様ネギ同士がくっついてしまうことなくパラパラ状態で冷凍することができます。野菜の冷蔵保存も、アイラップだとより鮮度が長く保てているような気がします。
【関連記事】⇒“ラップのしまい方”で悩んでいた私。最終的に「ニトリが正解」と確信したわけ
湯せん&電子レンジOKだとこんなに便利!
アイラップは湯せん調理ができるので、さまざまな食材をそれぞれ袋に入れて、一度に湯せんすることも可能です。お湯が汚れないので鍋を洗う必要がなく、お湯の再利用も可。
筆者は夏場によく冷しゃぶを作るのですが、鍋を2つ使うと洗うのが面倒なので、まずもやしなどの野菜類を茹でてお湯を一旦捨て、再びお湯を沸かしてから肉を茹でる、という工程を辿っていました。しかしアイラップがあれば一度に1つの鍋で肉も野菜も茹でることができて便利!

また、耐熱皿に乗せれば電子レンジも使用OK。これなら食材を入れるボウルやラップが必要ないのでエコにも繋がります。アイラップに入れて冷蔵庫・冷凍保存していた食品をそのまま電子レンジで温められるのでとてもラクです。
※電子レンジで使う場合には、袋を密封するのはNGです。
【関連記事】⇒友達に教えまくりたい「トイレ消臭の正解」。目薬みたいにポトン、300円で640回も使える
アイラップ調理の定番・サラダチキンを作ってみた
アイラップでお手軽にサラダチキンを作ることができるということで、さっそく作ってみました。
鶏胸肉をアイラップに入れて、好きな分量の塩やコショウ、オリーブオイルなどを入れます。
調味料をもみ込んでまんべんなく行き渡らせます。
あとは空気を抜いて口を縛り、鍋底に敷いた耐熱皿の上に肉を置いて3~4分茹でます。火を止めたらそのまま冷めるまで鍋の中で放置!
なんて簡単! 美味しいサラダチキンが完成
ほったらかしておくだけで美味しいサラダチキンが完成しました。なんて簡単!
ほぐしてサラダに乗せるもよし、お酒のおつまみにするもよし。今の時期はサラダうどんなど、冷たい麺料理の具材としても活躍してくれそう。
【関連記事】⇒友達に教えまくりたい「トイレ消臭の正解」。目薬みたいにポトン、300円で640回も使える
【関連記事】⇒“ラップのしまい方”で悩んでいた私。最終的に「ニトリが正解」と確信したわけ
一度使えばあなたもアイラッパーに
1枚あたり約2円とジッパーバッグよりリーズナブルで、気兼ねなく使うことができるのもアイラップの良い所。食材を保存するという観点だけでいえば見た目や封のしやすさなどジッパーバッグの方が優れている点もありますが、そのまま電子レンジや熱湯の中へ入れられるというのは思っていた以上に便利でした。
まだ使ったことがない人も、きっと一度使えば筆者と同じようにすぐさまその魅力にとりつかれるはずです!
【関連記事】⇒友達に教えまくりたい「トイレ消臭の正解」。目薬みたいにポトン、300円で640回も使える
【関連記事】⇒“ラップのしまい方”で悩んでいた私。最終的に「ニトリが正解」と確信したわけ
【他の記事を読む】⇒シリーズ「美容のツボ&家事のコツ」の一覧はこちらへどうぞ
<写真・文/鈴木美奈子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木美奈子
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。
(エディタ(Editor):dutyadmin)







