
14日に上映開始となり話題を呼んでいるがスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』。今回も宮崎駿監督ならではの「食」のこだわりシーンが多数登場するが、映画視聴後、早速その料理を再現し味を確かめてみた。
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ストーリーで重要な「食事シーン」

ジブリ作品内に登場し、見た者誰もが「ああ美味しそう...!」と感じさせる食事シーン。
『天空の城ラピュタ』の目玉焼きトーストや、女海賊ドーラが噛みちぎるハム、『ハウルの動く城』のベーコンエッグ、『千と千尋の神隠し』のやけにウマそうな“プルンプルンな鶏肉”みたいなやつなど代表例は数多くあるが、どれもそのリアルさと同時に、キャラの性格やその時の心境を映す重要シーンになっている。
ネットで激増中の「ジャムパン食べたい」
以下ネタバレを避けつつ触れていくが、『君たちはどう生きるか』でも和食、洋食、複数の食事シーンが登場する。そこではキャラたちの友情や、団らん、そしてこれまでどんな食生活を送ってきたのか、ということさえまでも視聴者一人ひとりに考えさせる。
映画前半では、魚や牛肉の缶詰、そしてタケノコらしき炊き込みご飯と味噌汁、後半ではジャガイモやニンジンなど野菜中心のビーフシチュー&小さな食パンが登場するが、映画を見たファンたちが最も印象に残っているのは山盛りバターとジャムが乗ったパンだろう。
Twitterでは「とりあえずジャムパン食べよっかな」「ジャムパン食べたい」「ジャムトースト食いたくなる」と、やはりこの料理に触れる声が多く、見事視聴者のハートを射抜いている。
謎の少女が主人公に提供する

主人公・眞人(まひと)が謎の少女・ヒミの自宅で食事をするシーンで描かれたのがこのジャムパンで、特徴は丸みのある大きなパンに、大量のバターと赤いジャムが塗られていること。

バターの塊は大きな葉っぱのような物にくるまれており、ジャムが入っている瓶には「TOMO...」と商品名の文字。
後者はトマトのジャムではないかとも推察したが、「TOMATO」のつづりとは違うため何味かは不明。見た感じのイメージではイチゴジャムであり、この憶測通り、輪切りにしたドーム型のフランスパン「カンパーニュ」に大量のバター、大量のイチゴジャムを塗りたくった。
エネルギー補給に最適

作中では真横から見てもバターが盛り上がってみえるほどぶ厚く塗られていたため、約20gのバターを用意。
ジャムは市販のイチゴジャムを肌感で通常の3倍ほど乗せた。調理という調理もなくあっという間に再現終了だが、だいぶ作中のものと似ているはずだ。

記者はジャムとバターを同時にトーストに塗ることがないため、食べてみるじつに濃厚で、カロリー的にはかなりヘビーに感じた。大の男でも1枚食べれば十分なボリュームである。
しかし、バターとジャムの合体がウマくないわけがない。カンパーニュのすき間に溶けたバターがしみ込み、食欲がない朝などはこれ一枚あればだいぶエネルギーが補給できそう。コーヒーや紅茶との相性も良い。そんないつもと違う朝食をとりながら、作品のことをアレコレ思い返すのも楽しかった...!