お尻と腰を鍛える筋トレ「ヒップリフト」。腰を水平方向に動かすことで、腰まわりの筋肉や大臀筋へアプローチできるトレー二ングです。また、体幹を鍛える効果もあります。
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やり方はとても簡単。仰向けに寝て、膝から肩までが一直線になるまで腰を上げるだけ。フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修・出演のもと、ヒップリフトの正しいやり方・フォームを動画で解説します。
\動画で動きをチェック/

ヒップリフトの正しいやり方
仰向けに寝て、膝を90度に立てる 肩・腰・膝が一直線になるように、床から腰を持ち上げる お尻を締めるように意識し、姿勢をキープ
▲足が地面から浮かないように注意
実施回数 20回×3セット 効果を高めるポイント ・片足を伸ばしてキープすると、さらに効果アップ・腰が痛くなる人はお尻にクッションを入れる 鍛えられる筋肉(場所) 大臀筋

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ヒップリフトの効果は? お尻を鍛えるメリットとは
姿勢をよくし、脚を長く見せるお尻は「抗重力筋」のひとつ。抗重力筋とは、立っている時に重力に負けないよう対抗して働く筋肉です。その抗重力筋が弱ると、姿勢が重力に負けて崩れることになります。
たとえば、猫背で姿勢の悪い人は、頭が前に出てしまいます。そのままだと前に倒れてしまうので、バランスを取るために背中は後ろへ倒れ、腹部とお尻を前に出して前後のバランスを取ろうとします。
そのような姿勢ではお尻の筋肉が垂れてしまい、脚が短く見えてしまうのです。脚の長い人は姿勢がいい理由は、ここにあります。
坐骨神経痛の症状を抑えるお尻の奥にある梨状筋(りじょうきん)という筋肉が固まると、そのすぐ下を通っている坐骨神経を圧迫します。すると、お尻・太もも・ふくらはぎ・足先のいずれか、もしくは複数や脚全体に、痺れ・痛み・張り・冷え・灼熱感といったようなつらい症状が出ることになるのです。とくに、長時間座っている人や運動不足の人は注意が必要です。
このように、お尻の筋肉は見た目のプロポーションに関わるだけでなく、健康にも関係する筋肉です。

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監修者プロフィール
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。千葉県出身、1991年生まれ。
<Text:MELOS編集部>