なんとなく「体に優しい」「お腹に良さそう」というイメージがあるオリゴ糖。でも、オリゴ糖って砂糖とはどんな違いがあるのでしょうか。
『「オリゴ糖」とは。メリットとデメリット、効果的な使い方|マッスルデリ管理栄養士が解説』という記事から、オリゴ糖と砂糖の違いなどをピックアップしてご紹介します。
「オリゴ糖」と「砂糖」、どんな違いがある?
そもそも、オリゴ糖とはオリゴ糖とは、単糖が2〜10個ほど結びついたものです。
一口にオリゴ糖といっても種類は多く「フラクトオリゴ糖」「ガラクトオリゴ糖」「大豆オリゴ糖」「イソマルトオリゴ糖」「ラフィノース」などがあります。
白砂糖との違いは?白砂糖(上白糖)は、主にサトウキビや甜菜の糖液を抽出し、遠心分離機にかけて糖液と結晶に分けたときの結晶部分のことです。
分類で言うと白砂糖は主成分がショ糖ですので、砂糖は消化性のオリゴ糖の一種となります。
【対決】オリゴ糖と白砂糖、どっちが太りやすい?
今回は「白砂糖」と「乳糖果糖オリゴ糖」を比較します。
カロリー対決 白砂糖:1g当たり約4kcal 乳糖果糖オリゴ糖:1g当たり約2kcalここでは、オリゴ糖の方が低カロリーということが判明! オリゴ糖が、一歩リードです。
甘味度対決甘さの度合いの指標となる「甘味度」を比較します。
白砂糖を100%とした場合、乳糖果糖オリゴ糖の甘味度は約30%です。
白砂糖と比較すると、難消化性オリゴ糖は甘さが控えめと言えます。難消化性オリゴ糖の味はクセが少なく、甘さの質としても砂糖に近い上品な甘さが特徴です。
対決結果以上のことから、同じ量を摂るのであれば、白砂糖よりも難消化性のオリゴ糖のほうが低カロリーなので太りにくいといえるでしょう。
ということで、砂糖とオリゴ糖のダイエット対決は、オリゴ糖に軍配が上がりました。
※本記事はMELOSで公開された記事『「オリゴ糖」とは。メリットとデメリット、効果的な使い方|マッスルデリ管理栄養士が解説』を再編集したものです。
<Edit:編集部>