ストレッチや準備運動中などで「股関節をほぐしましょう~」とか「股関節を柔らかくしましょう~」などと聞いたことはありませんか? 股関節をほぐすとどうなるか知らずに、ほぐしていたワタシ。股関節を柔らかくするのには、どんな“イイコト”があるんだろう……とギモンに思いました。
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そこで、『股関節ストレッチ&トレーニング|股関節の筋肉はどこを指す?柔らかくするメリットとは』という記事から股関節を柔らかくするメリットなどをピックアップして、皆様にもお届けします。
そもそも、股関節ってなに?
股関節は、骨盤と太ももの骨である大腿骨をつなぐ大きな関節です。
関節まわりにある筋肉が連携して力を発揮することにより、複雑な動きを可能としています。
股関節のまわりにある筋肉について股関節は、以下のように数多くの筋肉群で構成されています。
股関節屈筋群(こかんせつくっきんぐん)…大腰筋や腸骨筋など。脚を前に上げる役割をもつ。 股関節伸筋群(こかんせつしんきんぐん)…大臀筋など。脚を後ろに上げる役割をもつ。 股関節外転筋群(こかんせつがいてんきんぐん)…中臀筋など。脚を外側に上げる役割をもつ。 股関節内転筋群(こかんせつないてんきんぐん)…脚を内側に動かす役割をもつ。 股関節外旋筋群(こかんせつがいせんきんぐん)…股関節を捻る役割をもつ。 内旋筋群(ないせんきんぐん)…股関節を捻る役割をもつ。
股関節まわりを柔らかくするメリット
股関節まわりの筋肉をほぐすことで、以下のようなメリットが期待できます。
身体の動きが安定する股関節まわりを柔らかくすると、股関節の可動域が広がり、身体の動きが安定するようになります。それによって、
運動パフォーマンスの向上 ケガ予防 腰痛や坐骨神経痛の予防にも繋がりやすくなります。
自律神経を整える自律神経を整える効果も期待できます。
お風呂上がりや就寝前に股関節をほぐすと、睡眠によい影響を及ぼす可能性があります。また、寝起きに行うことで、スムーズな動きが可能になるでしょう。
歩行能力の低下や関節障害を予防する股関節まわりの筋肉を鍛えて、筋力を維持すると、歩行能力の低下や関節障害を予防することにも繋がります。
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一方、股関節まわりが固くなると、こんなデメリットが……
股関節まわりの筋肉が硬くなると、股関節の動く範囲が制限されてしまいます。その結果、
痛み 歪み 運動パフォーマンスの質の低下につながります。
また、股関節まわりにある筋肉「梨状筋」が硬くなると、坐骨神経が圧迫され、坐骨神経痛が出るなどの不調にも繋がります。
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股関節まわりを柔らかくするおすすめトレーニング
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※本記事はMELOSで公開された記事『股関節ストレッチ&トレーニング|股関節の筋肉はどこを指す?柔らかくするメリットとは』を再編集したものです。
<Edit:編集部>