ドッグフレンドリーな街・横浜で愛犬と一緒に楽しもう
元町ショッピングストリートに犬用のペットバー(水飲み場)が設置されているなど、ドッグフレンドリーな街・横浜。近年は犬が主役のイベントも多く開催されるようになっています。そんな横浜の観光地で愛犬と一緒に食事が楽しめる、おすすめのカフェ、レストラン、商業施設を紹介します(画像は筆者撮影、一部提供)。
【山手】DOG DEPT 港の見える丘公園店

アメリカ西海岸・サンタモニカで生まれた、自然と犬を愛する、自然派志向のアパレルブランド「DOG DEPT(ドッグデプト)」のショップ&カフェ。港の見える丘公園店は2018年にオープンし、1階がカフェ、2階がショップになっています。

テラスはもちろん、店内も小型犬から大型犬まで入店OK。ナチュラルなドッグメニューが種類、サイズともに豊富なラインアップ。

チワワのノエルちゃん、アヴリルちゃんをパチリ。「小さなころから、散歩とあわせてドッグデプトで食事をとるのを日課にしています。暑かったり、寒かったりする日もあるので、店内で過ごせるのがうれしいですね」と飼い主さん。


横浜ならではの人気フードメニューは、ナポリタン。あらびきウインナーとベーコンがダブルで入っており、熱々の鉄板でサーブされます。時々、新メニューが登場するので、同店のインスタグラムをチェック。


「DOG DEPT(ドッグデプト)港の見える丘公園店」店舗情報
住所:横浜市中区山手町184-10
TEL:045-211-4039(カフェ)045-232-4639(ショップ)
営業時間:11:00~18:00(カフェL.O.17:00)
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、翌火曜休業
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩約4分
【みなとみらい】ユニコーヒーロースタリー 横浜赤レンガ倉庫

横浜エリアを中心に、各店異なるコンセプトで展開しているUNI COFFEE ROASTERY。横浜赤レンガ倉庫のカフェは、赤レンガ倉庫らしさを生かしたブルックリンスタイルの空間となっています。
店内の山下公園側のスペース(4人掛けテーブル×1、2人掛けテーブル×2、カウンター6席)は、ペット連れのお客様優先席となっており、愛犬と一緒に過ごせます。

トイプードルのぽぽちゃんをパチリ。「ユニコーヒーは、元町や日本大通り、関内のお店も犬と一緒に入れるのでうれしいです」と飼い主さん。
「特にルールなどは掲示していませんが、イスにマットを敷いてくださるなど、皆さん、マナー良くお過ごしいただいています」と、桑野店長。カウンターでは、ヴィーガンドッグトリーツ(犬用のおやつ)も販売しています。

おすすめメニューは横浜銘菓・ありあけハーバーとコラボした同店だけの特別カフェメニュー「ハーバーアフォガート」。2023年5月7日までの提供でしたが、好評につき延長が決まりました。ぜひお試しを。

「ユニコーヒーロースタリー 横浜赤レンガ倉庫」店舗情報
住所:横浜市中区新港1-1-1 横浜赤レンガ倉庫 1号館 1F
TEL:045-263-6220
営業時間:9:00~20:00 (L.O. 19:00)
定休日:なし ※施設に準ずる
アクセス:みなとみらい線 馬車道駅もしくは日本大通り駅から徒歩約6分
【みなとみらい】CAFE GRACE(カフェグレース)

2021年10月、MARINE&WALK YOKOHAMAにオープンした「CAFE GRACE」。テラス席はオープン時からペット可でしたが、2023年3月より、平日に限り店内一部もペットと一緒に入店できるようになりました。

入口横のソファ席、海側のテーブル席(4人掛け×1、2人掛け×1)が店内で愛犬と一緒に過ごせる席で、予約も受け付けています。

週末はテラス席のみペット可。入口横のテーブルと海側のソファ席(チャージ料500円/90分制)があります。

サモエドの風(ふう)ちゃんをパチリ。「マリン&ウォークは犬と一緒に店内にも入れるお店が多く、散歩がてらよく訪れます」と飼い主さん。

看板メニューは、立体的に盛り付けられたクレープ。オーダー後に焼き上げるので、パリパリ・サクサク! 崩したクレープをたっぷりのフルーツ、アングレーズソース&ベリーソースと混ぜ合わせていただきます。最後はクレープにソースがしみこみ、しっとりとした食感に。ボリューム満点のスイーツです。
「CAFE GRACE(カフェグレース)」店舗情報
住所:横浜市中区新港1-3-1 MARINE&WALK YOKOHAMA 1F
TEL:045-211-4676
営業時間:11:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:なし ※施設に準ずる
アクセス:みなとみらい線 馬車道駅もしくは日本大通り駅から徒歩約9分
【横浜駅東口】横浜ベイクォーター

「マスコット犬コンテスト」が2023年で17回目を迎えるなど、全館あげてドッグフレンドリーな横浜ベイクォーター。オープンモールとなっている施設内は短いリードを使えばペットと散歩することができます。


「リードで入店可」「キャリーバッグで入店可」「テラス可」「入店ご遠慮ください」など、ショップへの入店ルールは店舗入口のステッカーで確認を。

30店のカフェ・レストランのうち25店がテラス席を備えており、いずれの店舗もペットと一緒に過ごせます。このほか施設内にはベンチも設けられており、テイクアウトした商品を食べることも。

また6F「ベイガーデン」にはペットエリアが設けられており、ペットの足を洗うスペースも備えています。ペットを遊ばせるルールは入口の注意書きをご覧ください。

2F「PET-SPA(ペットスパ)」では、ペットスパやトリミング、ペットホテル、ペット用品の販売を行っています。ペットカートのレンタル(有料)や食事や買い物の際の一時預かりもOKなので、気軽に訪れてみては。
ペットフレンドリーな横浜ベイクォーター。人もペットも気持ちよく過ごせるように、マナーを守って楽しみましょう。
「横浜ベイクォーター」情報
住所:横浜市神奈川区金港町1-10
TEL:045-577-8123
営業時間:ショップ11:00~20:00、レストラン&カフェ11:00~23:00、スマイルキッズステーション(4F)10:00~19:00 ※店舗により異なる
定休日:なし ※年末年始のぞく
アクセス:横浜駅きた東口Aからベイクォーターウォークで徒歩3分
執筆者:田辺 紫(横浜ガイド)