ひっくり返ったカエルの足のように、両脚を曲げてパカパカ動かす「カエル足ダイエット」。寝たままできる自宅トレーニングとして人気の種目です。股関節まわりのストレッチ効果もあり、運動が苦手な人でも取り組むことができます。
今回はカエル足ダイエットで鍛えられる筋肉部位と効果的なやり方を、動画も交えて解説していきます。
カエル足ダイエットのやり方
まずは運動が苦手な初心者向きのやり方から解説します。
基本のやり方 仰向けになり、両ひざを立てる。かかとはくっつける 両ひざを左右に開き、ゆっくり閉じる これを30秒繰り返す

お腹に常に力を入れる

さらに効果を感じたい人のために、アレンジポーズも解説!
アレンジ1 両足を浮かせる足を床から離して行うと、さらにキツさアップ! 腹筋や太ももの内側がさらに鍛えられます。

こちらもまずは30秒!
疲れてきても動作とフォームは崩さず行いましょう。適当に行うと効果もダウンします。
アレンジ2 上半身を床から離す両手を前へ合わせて伸ばし、肩甲骨を床から離す・つける動作を繰り返します。30秒続けましょう。下っ腹や腹直筋(お腹の前側)を引き締めます。

腰を痛めないように、できるところまででOK!
きつくなってきても呼吸を忘れずに。
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カエル足ダイエットの効果
カエル足パカでおもに鍛えられる部位は、以下の筋肉です。
内転筋(ないてんきん)太ももの内側にある筋肉。大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋の5つの筋肉で構成されており、「内転筋群」と呼ばれます。
太もも痩せをしたい場合は、この内転筋を引き締めると効果的です。

お尻の表層部についている筋肉で、大臀筋の下には中臀筋や小臀筋などいくつもの層があります。体の筋肉の中でも大きい筋肉に分類され、ここを鍛えることで効率よく筋肉量アップが狙えます。
大臀筋はお尻の形を作るほか、股関節を動かして脚を後ろに上げたり、横に持ち上げるときに力を発揮します。日常生活でも、さまざまな場面で体を安定させるために力を発揮している筋肉です。
お尻の筋肉を鍛えるとお尻の位置が上がり、脚が長く見える効果も。男女問わず鍛えたい部分です。

動画を見ながら一緒にトライしてみましょう。
[監修・トレーニング指導]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、アクティブエイジ・ダイエット指導士、(株)ブーストパートナー契約。
[出演者プロフィール]
MIHO/トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレなどが大好きなガチの“市民アスリート”。日本初のe-sports BIKEのプロチーム「ONELAP ANGEL」のメンバーとしても活動。フルマラソン自己ベストは3時間13分20秒(ネットタイム/2019年さいたま国際マラソン)。1児の母。
【Instagramアカウント】https://www.instagram.com/mip0000/
<Text:MELOS編集部>