急に抜け毛が増えたり、頭のかゆみが気になったり、髪や頭皮が心配になったことはありませんか?

毛髪診断士・元井里奈(もといりな)
今回は、実際に湯シャンにチャレンジし、試行錯誤した私が、最終的にたどり着いた洗髪方法についてご紹介したいと思います。
湯シャンにはデメリットも確かにある
シャンプーを使わずに、お湯だけで髪や頭皮を洗うのが「湯シャン」です。湯シャンの方法や素晴らしいメリットについては、前回解説しましたが、実際はデメリットもあるもの。
皮脂量の少ない人には比較的取り入れやすいのですが、反対に皮脂量の多い方、スタイリング剤を多く使う方、髪が長い方にとってはなかなかハードルが高いものです。
皮脂量の多い方やスタイリング剤を多く使う方は、汚れが落ちていない感覚が残ってさっぱりしなかったり、実際に汚れが残り続けることによって痒みやニオイ、頭皮トラブルが生じてしまうことも。これでは、せっかく頭皮の健康のためにチャレンジしているのに、本末転倒ですね。
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筆者が感じた一番のデメリット

また、髪が長い方にとっては、シャンプーの泡がありませんので、洗髪中に髪のキシミや絡まりが生じ、髪が傷むリスクがあります。実際、私が湯シャンにチャレンジしたときに一番デメリットに感じたのはこの部分です。
私は皮脂量こそ少ないのですが、髪の量が多く、とても長いヘアスタイルをしています。昔は髪がとても傷んでいたのですが、美髪を目指し始めてからはとにかく、「健康な髪を生やし、傷ませないこと」に注力しています。
そのため、健康な頭皮づくりのためと思って湯シャンを取り入れてみたのですが、シャンプーの泡がないため、頭皮を洗っている間に髪同士が摩擦したり絡んでしまうことがとても気になり、試行錯誤の末、湯シャンはやめてしまいました。
思い切って「髪を洗わない日」を設けてみた
しかし、皮脂量が少ないのは分かっていたので、毎日シャンプーするのは控えたい。そこで、いっそのこと、「髪を洗わない日」を設けてみることにしました。
最初は何日かに一度洗わない日を設け、その後少しずつ慣らしていき、今は「2日に1回シャンプーで洗う(もう1日は洗わない)」、という方法に落ち着いています。実は、「3日に1回シャンプーで洗う(あと2日は洗わない)」、までチャレンジしてみたのですが、さすがに頭皮トラブルが生じるので、そこまでにしました。

かれこれ5年以上はこの方法で定着していると思いますが、今のところ頭皮の健康状態はキープされており、何より髪の状態は“自分史上最高”と言って良いと思います。
洋服に例えてみると分かりやすいと思いますが、毎日洗濯すると生地の傷みも速く進みますよね。通常、髪は年間で365日洗濯されているようなものだと思いますが、私は年間183日程度なので、その分負担は軽減しているのだと思います。
そうは言っても、個人差はある
ただ、この方法は私という人間の個人的なライフスタイルや皮脂量、頭皮のコンディションにおいてうまくいっているだけですので、万人にオススメするわけではありません。あくまでも、選択肢の一つとして、こういう手段もあるよ、というご提案ですので、ご了承ください。私も例外はあり、大事な予定がある前日や、スタイリング剤をしっかり使った日などは洗います!
どんな方法にせよ、「湯シャン」や、「洗わない日」を取り入れるには、ご自身で頭皮や髪のコンディションを把握しながら調節していくことが大事です。
頭皮については、洗髪直後は状態が分かりにくいので、日中、両手の指を頭皮に差し込んで、皮脂の分泌量や、その匂いなどをチェックしてみるといいですよ! 実は私も、誰にも見られないところでよくやっています。
<文/毛髪診断士 元井里奈>
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
(エディタ(Editor):dutyadmin)