スペインの郷土菓子「レチェ・フリータ」とは
「レチェ・フリータ」は、スペインの家庭で広く愛されているお菓子。カスタードクリームを揚げ、シナモンシュガーを振りかけて食べる素朴なスイーツ。身近な材料で作れることもあり、本場ではおばあちゃんが作ってくれるような懐かしい味なのだそう。つなぎとなるような生地で包まず、カスタードを直接揚げるため、難易度は少々高め。成功させるコツを伝授します。おすすめの記事はこちら▼
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材料(3~4人分)
調理時間:180分(冷やし時間120分含む)・卵黄……3個・無塩バター……50g
・砂糖……30g
・コーンスターチ……50g
・牛乳……350cc
・レモンの皮(あれば)……1/2個
・揚げ油……適量
〈衣〉
・小麦粉……適量
・卵……1個
〈トッピング〉
・シナモンシュガー……適量
作り方
1. 卵黄とグラニュー糖を混ぜる
家庭料理というだけあり、家庭の数だけレシピが存在しますが、この記事では無塩バターを使ったリッチな「レチェ・フリータ」を作ります。まずは、卵黄とグラニュー糖を混ぜ合わせることからスタート。泡だて器を使い、白っぽくなるまでよく撹拌します。
2. 溶かしバターとコーンスターチを混ぜる
次に、鍋にバターを入れ弱火で溶かします。溶けたらコーンスターチを加え、泡だて器で粉っぽさがなくなるまで練ってください。その間、火は弱火のままにし加熱し続けます。3. 牛乳を加える
ムラなく練ったら、牛乳を数回に分け加えます。加えるたびによくかき混ぜ、ダマにならないようにしましょう。すべて加えた後も混ぜ続け、フツフツと沸騰するまで加熱します。沸騰するとコーンスターチの作用で急に固まり始めるので、少し面倒でも混ぜる手を止めないで。
4. 卵黄を加える
沸騰してトロミが付いたら1を加え、さらに2~3分加熱します。レモンの皮を加える場合はこのタイミングで加えてください。もったりと重たくなり、鍋底からはがれるようになったら火から下ろしましょう。ひと呼吸置いたら、バッドに流し入れます。
5. しっかりと冷やし固める
粗熱が取れたら、カスタードクリームの表面に密着するようラップをかけてください。このまま2時間冷蔵庫で冷やします。しっかり冷やし固めるのがポイント!足りないようなら、さらにもう1時間ほど冷やしましょう。6. 衣をつける
固まったら、ナイフでカットし衣をつけましょう。まずは全体に小麦粉をまぶし、次に溶き卵にくぐらせます。あまりゆっくり作業していると、手の熱でカスタードが緩んできますので、手早く行ってください。とはいえ、衣にムラがあると揚げ油の中で爆発しかねません。「手早くかつ丁寧に」を心がけます。
7. 油で揚げる
いよいよ最後の工程です。170~180℃に熱した油で揚げていきます。カスタード自体がやわらかくデリケートなので、そっとやさしく油に入れましょう。ひっくり返すときも同様にやさしくやさしく……。揚げ時間は両面で約3分。こんがりと色づいたら完成です。シナモンシュガーを振って召し上がれ♪
※油の爆発に十分に注意し丁寧におこなってください
やわやわフワフワの揚げたてをパクリ♪
揚げたての「レチェ・フリータ」はやわやわフワフワ。ナイフで切ると、中からとろけるようなカスタードが出てきます。火傷しないよう口に運ぶと、油をまとった衣の風味とバターの香り豊かなカスタードの風味が、混然一体となって口内に広がりました。やさしく儚げかと思いきや、複雑で深みのある味わい。シナモンがいい仕事をしているからかもしれません。
洗練された高級ドーナッツを食べているような感じです。冷やして食べてもいいそうですが、筆者は断然揚げたて推し。とろけるおいしさに大満足でした。
自分で作るからこそ味わえる!スペインのおばあちゃんの味
日本ではあまり聞き慣れない料理「レチェ・フリータ」。提供しているお店もあまりないようなので、時間があるときに自宅で作ってみてはいかがでしょう。もし、オーガニックのレモンが手に入れば、ぜひ皮をすりおろして加えてくださいね。より本場に味に近づけますよ。おすすめの記事はこちら▼
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