千葉県木更津市にある「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」は、サステナブルな暮らしと生き方を提案するファーム&パーク。その一角に、“創る暮らしを体感するvilla”をテーマを掲げる宿泊施設「COCOON(コクーン)」が昨年11月にオープンしました。「サステナブルとは何か?」をより深く体験できる場として注目を集めています。
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生命を包み込む「繭」のような宿泊施設

特に印象的なのは繭=cocoonの形にデザインされた客室の外観。繭を「生命を包むものであり、人間の暮らしの中で古代から共存してきた産物」として捉え、この宿泊施設のコンセプトとしました。
そして、これらをプロデュースするのが音楽家でありKURKKU FIELDSの総合プロデューサーでもある小林武史氏。さらに、プロジェクトディレクターとして、ファッションデザイナーの皆川明氏を迎えるなど、豪華な顔ぶれがcocoonの世界観を作り上げています。
cocoonが目指すのは、単に宿泊するだけでなく環境、農業、生き物たちに触れ、自然の循環を肌で感じてもらうこと。ここでの滞在が暮らしを考えるきっかけや意識の変化につながってほしいと考え、今まで体験したことがない豊かな時が過ごせるよう、滞在時間をまるごとデザインしているのです。
皆川明氏がコーディネートする温かな雰囲気の客室


サステナブルで美味しい、ここだけの食体験が楽しめる


収穫した野菜やハーブを持ち帰り、「takkaプラン」の方はキッチンで採れたてを即、調理。「perusプラン」の方はシェフに食材を預けてコース料理を堪能。まさに自然の循環が体感できる食体験が楽しめるのです。


採れたて野菜やジビエをシェフのディナーコースで


takkaとperus、どちらのプランもファームツアーを含めた滞在時間を通して、五感で楽しむ「食」の特別感を私たちに感じさせてくれます。
※予約時に、「takkaプラン」「perusプラン」を選択できます。
食後は、フィンランドサウナや地中図書館で至福のひととき

宿泊者専用のサウナは、薪を使った本格的なフィンランド式サウナ。敷地内で採れたハーブを束ねた爽やかな香りのヴィヒタも用意されています。
外には水風呂を備えたデッキや植栽に囲まれたナチュラルプールがあるので、体が火照ってきたら外気浴を思いきり楽しみましょう。

自然の中での体験がサステナブルな暮らしへ誘う

writer / 伊藤ミミ photo / cocoon,Yuka Yanazume,Kohei Omachi
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