
持ち帰り寿司専門店・京樽を傘下にする大手寿司チェーン「スシロー」。同チェーンが手掛ける冷凍寿司自販機が昨年末、東京・綾瀬に登場した。冷凍寿司とは本当にウマいのか、早速その味を確かめに現地に行ってきた。
都内のテイクアウト専門店で...

JR綾瀬駅(足立区)の改札を出てすぐの場所にある「京樽・スシロー・重吉綾瀬駅店」。
通勤帰りの客に人気のテイクアウト専門寿司店だ。この店舗すぐとなりに、寿司自販機が登場したのは12月16日。自販機では「姫茶きん(6個入り)」(900円)、「五目ちらし」(600円)のほか、焼鯖寿司、穴子寿司、ごまいなりなどが24時間販売されており、通常のにぎりではなく、押し寿司やちらしなどが取り扱いのメインになっている。
凍った寿司...ホントにウマいの?

自販機は寿司の湯呑でよく見るような鯖(さば)、鮪(まぐろ)、鮑(あわび)など魚介の漢字がびっしり書かれており「THE寿司自販機」といった様相。
しかし、冷凍寿司を解凍して食べた経験がない記者にとっては少々ハードルが高い...というかあまり美味しそうに感じない印象もあった。とりあえず、京樽の名物でもある茶巾寿司の流れを汲む「姫茶きん」をポチッと購入。自宅に持ち帰りレンチンすることにした。
温めると劇的変化

商品は茶巾寿司が6つ。解凍させやすいためなのか本家より一回り小さい。ラップを外すと酢飯としいたけやゆず、かんぴょう、しいたけなど具材の良い香りが漂ってくる。ちなみに本家の茶巾寿司も参考として購入してみたが、具材は冷凍寿司と一緒。

一つ食べてみると...これが予想以上にウマい。マジでウマいのだ。通常の茶巾寿司は常温で食べるのが常だが、冷凍の姫茶きんは全体がアツアツで、関西の蒸し寿司を食べているようなリッチな感覚。刻み穴子などの香ばしい香り、そして食材の風味がさらに際立っている。
選択肢として大いにアリ

寿司を温めるという習慣がないためか、正直驚きの美味しさに感じた。本家と食べ比べしてみたが(写真左がテイクアウト店で買った茶巾、右が冷凍の姫茶きん)、下手したら常温で食べる茶巾の倍くらいウマい。というか茶巾寿司もレンチンすべきなのかも...という気づきさえ与えてくれた。
さすがに通常の握り寿司まで冷凍とはいかなかったのかもしれないが、夜遅くに「寿司食べたい」となった際の選択肢としてはガチでおすすめ。京樽の培ってきた茶巾寿司の技術がここには詰まっていた。...さらにこの自販機が増えてほしい。