自宅でゆっくりと過ごした年末年始。そのはずが、どういうわけか「体がだるい」「疲労感がある」など、休み明け早々に体のダル重さを感じている方も多いのではないでしょうか?
もしかしたらそれ、くつろいで過ごしているときの悪姿勢が原因となって、体に“歪み”が生じているのかもしれません。
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今回のは、ヨガインストラクターの筆者が体の“歪み”にアプローチするストレッチを紹介します。
まず、歪みがある状態で体のバランスを取ろうとすると、どうなるのか。さまざまな筋肉に力み・緊張が生じて、こりや痛みの原因になることがあるでしょう。例えば、肩こりや首こり、腰の痛みなどが代表的です。ほかにも、血液やリンパの流れが悪くなって、むくみ、冷え、だるさを感じやすくなる、内臓の位置が圧迫されて消化器官に不調が現われることも考えられます。
さらに、歪みはホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こすこともあるため、イライラしたり、不安になったりといった気持ちの面での不調を感じやすくなったりもするでしょう。
また、歪みがあると、せっかく運動をしても体を正しく動かせないばかりか、痛めてしまう恐れもあるのです。とはいえ、日頃の姿勢のクセがあるなかで、歪みを作らないのは至難の業。
ですが、ストレッチをおこなうことで、筋肉や関節の柔軟性を高めて、歪みを作りにくくしたり、正しい姿勢へと近づけたりすることが可能になります。
そこで、体の歪みにアプローチする“キツくない”ストレッチを3つ紹介していきます。
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(1)床にしゃがみこむ。
→注意点:手は、体の前につきます。足幅を広めにすると、安定して腰を下ろすことができるので、調節してみてください。手のひら、足の裏は、しっかりと床につけておきます。
(2)全身を大きく伸ばす。
→注意点:バランスを取りながらつま先立ちになり、体を縦に大きく伸ばします。胸を軽く突き出して、目線を上げ、手のひらで天井を押すようなイメージでストレッチをしましょう。(1)の姿勢に戻ったら、同じ動きを10回ほど繰り返します。
もしかしたらそれ、くつろいで過ごしているときの悪姿勢が原因となって、体に“歪み”が生じているのかもしれません。
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今回のは、ヨガインストラクターの筆者が体の“歪み”にアプローチするストレッチを紹介します。
歪みが引き起こすさまざまな不調
まず、歪みがある状態で体のバランスを取ろうとすると、どうなるのか。さまざまな筋肉に力み・緊張が生じて、こりや痛みの原因になることがあるでしょう。例えば、肩こりや首こり、腰の痛みなどが代表的です。ほかにも、血液やリンパの流れが悪くなって、むくみ、冷え、だるさを感じやすくなる、内臓の位置が圧迫されて消化器官に不調が現われることも考えられます。
さらに、歪みはホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こすこともあるため、イライラしたり、不安になったりといった気持ちの面での不調を感じやすくなったりもするでしょう。
また、歪みがあると、せっかく運動をしても体を正しく動かせないばかりか、痛めてしまう恐れもあるのです。とはいえ、日頃の姿勢のクセがあるなかで、歪みを作らないのは至難の業。
ですが、ストレッチをおこなうことで、筋肉や関節の柔軟性を高めて、歪みを作りにくくしたり、正しい姿勢へと近づけたりすることが可能になります。
そこで、体の歪みにアプローチする“キツくない”ストレッチを3つ紹介していきます。
①全身のバランスを整えるストレッチ
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(1)床にしゃがみこむ。
→注意点:手は、体の前につきます。足幅を広めにすると、安定して腰を下ろすことができるので、調節してみてください。手のひら、足の裏は、しっかりと床につけておきます。
(2)全身を大きく伸ばす。
→注意点:バランスを取りながらつま先立ちになり、体を縦に大きく伸ばします。胸を軽く突き出して、目線を上げ、手のひらで天井を押すようなイメージでストレッチをしましょう。(1)の姿勢に戻ったら、同じ動きを10回ほど繰り返します。
②背骨~骨盤の歪みにアプローチするストレッチ
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(1)四つ這いになる。

→注意点:手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げて背中を平らにしましょう。
(2)お尻で大きな円を描く。
→注意点:お尻をゆっくり右~うしろ~左~中央に移動させて、大きな円を描きましょう。ひざの曲げ伸ばしを利用すると、お尻をスムーズに動かすことができます。右回り・左回りそれぞれ10回ずつおこないましょう。
③股関節周辺のストレッチで矯正効果を狙う
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(1)あぐらの姿勢で座る。左のかかとをお尻の横につけて、右足が上にくるようにクロスする。
→注意点:左右のひざを中央で重ねるようにして、そろえます。骨盤を起こして、背筋を伸ばしましょう。足をクロスさせるのがツラい場合は、右足をやや前に出して、姿勢を緩めます。
(2)【息を吐きながら】上体を左側にねじる
→注意点:右手は体の前、左手はうしろについて、上体を左側にねじります。呼吸を5回繰り返したら、足を組み替えて、反対側も同様におこないましょう。
余裕がある場合は、もうひとつ。両手を右斜め前につきます。手の方向に上体を軽く倒したら、呼吸を5回繰り返します(右足を上にクロスしている状態のとき)。
→注意点:手のひらをペタッと床につけず、指先だけついた姿勢でもOK。股関節周辺に、心地よいストレッチ感を得られる姿勢を保ちましょう。反対側も同様におこないます。
以上、体の歪みにアプローチするストレッチを紹介しました。体に痛みや違和感がある場合は、無理に行わないようにしてくださいね。
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<文/高木沙織>
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
(エディタ(Editor):dutyadmin)






