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ミシュランシェフの“究極に美味しい”パスタレシピ、特別な日にぴったり | ビューティー

時刻(time):2022-12-23 15:06源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
パパッとできてサクッとお腹いっぱい。おうちでつくるパスタは時短メニューの定番。でもたまにはお店レベルのパスタを食べたい。そんな特別な日には『 一つ星イタリアンのミニマル最高パスタ 』(KADOKAWA)がおすすめ。著者はイタリアン「Regalo」(東京・参宮橋)のオーナーシェフ、小倉知巳さん。2017年より6年間連続でミシュラン一つ星を獲得しているのです。 写真

 パパッとできてサクッとお腹いっぱい。おうちでつくるパスタは時短メニューの定番。でもたまにはお店レベルのパスタを食べたい。そんな特別な日には『一つ星イタリアンのミニマル最高パスタ』(KADOKAWA)がおすすめ。著者はイタリアン「Regalo」(東京・参宮橋)のオーナーシェフ、小倉知巳さん。2017年より6年間連続でミシュラン一つ星を獲得しているのです。

ミシュラン一つ星☆シェフの「最高パスタレシピ」、特別な日にぴったり

写真はイメージです。

 麺やソースの種類も豊富で、具材によって味も無限に広がっていく。そんなイメージのパスタですが、小倉さんいわく「パスタの美味しさは因数分解。分解するといたってシンプルな構成」。つまり、ポイントを押さえるだけでパスタは格段においしくなるのです。さっそくポイントを本書からまとめてみました






味を決める5大要素とサブ要素


 まず吟味して選ぶべき材料の一覧ですが、まず「ベースを構成する5大要素」。こちらはおなじみ「トマト、にんにく、オリーブオイル、バター、パルミジャーノ」。

 本書によるとホールトマトは「お店ではカンポグランデ社のものを使っています」とのこと。にんにくはなるべく国産のものを、オリーブオイルは加熱用と仕上げ用に分けて2種類を用意。加熱用は比較的安価のもの、仕上げ用はエキストラバージンで美味しさを追求しましょう。バターは無塩バター、「日本製ではカルピスバターぐらいがコスパがちょうどいいかもしれません」とのこと。

 次に「サブ要素」。こちらは「唐辛子オイル、アンチョビ、チーズ各種、生クリーム」。チーズはなるべく小分けのものを買って、早めに使いきるのがベストです。

 最後に「香り要素」。こちらは「イタリアンパセリ、バジル、ローズマリー、セージ、レモン、黒胡椒」。ハーブは必ず生のものを使いましょう(オレガノ以外)。見た目がきれいなものは鮮度が高い証拠です。






守るだけで差が出る「美味しさ3か条」


 材料がそろったら、調理の注意ポイント。究極の美味しさを目指して、守るべき10項目のうち3項目を紹介します。

1. パスタ湯で塩を利かせる。それ以外に塩は加えない
 塩分濃度は必ず1.5%。

2. リッチに味付けしない

3. 1回のパスタの分量は100gまで
 1回に作る量が多いと「キレ」が出ない。20cmのフライパンなら麺は最大100gまで。

 10か条すべてほんの些細な気遣いです。料理は愛情というように、腕前だけではなく心配りも味を左右するのでしょう。そして事前にお皿の用意やテーブルセッティングも忘れずに。熱々の美味しさを冷めないうちに、大切な人と分かち合いましょう。













特別な日に、色鮮やかなパスタ


 本書から、私達にも馴染み深く、それでいて見目麗しい一品を選んでみました。

☆リングイネ・ジェノベーゼ

☆リングイネ・ジェノベーゼ

撮影/佐藤朗(写真は本書より)

<材料(1人分)>
リングイネ(ヴォイエロ)):60g
パスタをゆでる水:3ℓ
パスタをゆでる塩:45g
じゃがいも:30g
さやいんげん:2本
パルミジャーノ(パウダー):20g
仕上げ用のオリーブオイル:小さじ1
仕上げ用のバジルの葉・松の実:各適量

バジルソース(作りやすい分量)
※冷蔵保存2日間程度
※バジルソースはペーストにしすぎない
A
にんにく(みじん切り):1/6片分(2g)
オリーブオイル:50g
松の実:10g
アンチョビ:2フィレ強(10g)

バジルの葉:35g






作り方


1. じゃがいもは7~8mm幅に切る。さやいんげんは3等分にする。

2. バジルソースを作る。ジューサーにAを入れてからバジルを加え、撹拌する。
※バジルは金っ気を嫌うのでなるべく少ない回数で回す。

3. パスタ用の湯に塩を入れ、パスタとじゃがいもをゆで始める。タイマーを10分にセットする。

4. ゆで上がりまで残り1分になったら、3の鍋にさやいんげんを加える。ボウルにゆで汁を入れて温める。

5. パスタがゆで上がったら水気をしっかり切って、湯を捨てたボウルに入れる。

6. バジルソース大さじ2、パルミジャーノ、仕上げ用のオリーブオイルを加えてさっと混ぜる。
※ソースはお湯で温めたボウルで仕上げる。なるべく温度をキープ。

すばやく器に盛り、バジルの葉をちぎってのせ、仕上げに松の実をのせてすぐに食べる。

 フレッシュなバジルの鮮やかなグリーンが、食卓を華やかにしてくれます。市販品でも優秀なジェノベーゼソースはありますが、家でもジューサーがあれば簡単にできてしまうのです。最近は生のハーブも松の実もスーパーで入手可能ですから、ぜひともチャレンジしてほしいです。

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一つ星イタリアンの ミニマル最高パスタ
 本書には、応用が利く「基本のトマトソース」「基本のボロネーゼソース」のレシピから、パスタやリゾットのレシピが35種類以上掲載。巻末には小倉知巳さんの修業時代の話も綴られていて、「自分はずっと応援される側だった。そろそろ自分が応援する側に回らなきゃ駄目だ」と語っています。やさしい気持ちで考案されたレシピが、私達の心身を豊かにしてくれるでしょう。

<文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx




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