
マンガの中で登場するご飯を一度でいいから食べてみたい...そう思ったことのある人は少なくないだろう。今回は、人気マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(週刊少年ジャンプ)にて、主人公・両津勘吉が紹介していた「コロッケの食べ方」を実践してみた。
両津勘吉のコロッケの食べ方
このレシピが紹介されたのは単行本50巻『下町グルメの巻』。グルメブームに合わせて「高級下町料理」が登場したことを聞きつけた両津は店に向かうことに。すると、高級食材をふんだんに使った下町料理は全メニューの値段の桁が1つ多くなっており、納得のいかない両津。
そんな中「下町料理評論家」の多部田多部五郎(たべた たべごろう)がクリームコロッケを食べて「まさに日本の味」と絶賛している様子を発見する。これに両津は「根本から間違っている」と否定し、「下町の食事マナー」と称してコロッケの食べ方講座を始めていた。
ヤバすぎる作り方

両津流のコロッケの食べ方をする上で、必要な材料はコロッケ1つと大量のソースのみ。

まず、コロッケを箸で潰して約1.5倍ほどの大きさに伸ばしていく。衣をしっかりとつぶし、コロッケの中身を広げていくようなイメージだ。

最後に、ソースを目一杯かければ完成だ。
いざ食べてみると...

こちらが完成した両津勘吉の「コロッケの食べ方」だ。コロッケというより、ソースに漬かったジャガイモと表現した方がいいかもしれない。

一応、そのまま一口食べてみたのだが味が濃すぎて食べられたもんじゃない...というのが正直な感想だ。

ただ、両津はこのコロッケをもんじゃ焼きのように少しずつ取ってご飯に乗せて食べていた。記者も実践してみたところ...思ったより悪くない。なんというか、ジャガイモとご飯の甘さがソースと程よく混ざり合っていて、そこそこおいしいぞ。
ただ、外はサクサク、中はフワフワといったコロッケの良さは死んでいる。また、食べ進めるに連れて、「ソースご飯を食べる際にそのままソースをかけると味が濃すぎるから、コロッケを一枚挟んで程よい味の濃さに調整しているだけなのではないか...」とも感じた。
合理的かつ経済的なレシピ?
両津は味の濃さから、コロッケ1個でご飯2杯分食べることができる「合理的かつ経済的」と説明していた。しかし、多部田には「単にあんたの家が貧乏だっただけじゃないのか?」と指摘されていた。
かなりツッコミどころの多いものの、味自体は悪くなかった同レシピ。もし気になった人は、一度試してみるといいだろう。
(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)