夏が目前に迫り、体を引き締めたいと思っている人も多いはず。せっかくやるのなら負荷をかけて本気を出したいけど、いきなり本格的な器具を買うのは勇気がない…。そんな皆さんのために今回はダイソーで見つけたゴムチューブ、「エクササイズストレッチャー」(110円/税込)をパーソナルトレーナーの私が徹底レビューしたいと思います。
エクササイズストレッチャーとは
この商品は輪っかになっている「O字型」と、同じ輪っかのものが中央で一部まとまっている「8の字型」があります。
今回私がおすすめするのは「O字型」です。大きさは直径15センチほどでコンパクトになっています。このサイズならばかさばらないため自宅に置いておくのも邪魔になりませんし、このくらいの大きさならば簡単に適度な負荷を受けることができるため、家トレにはちょうど良い大きさです。
実際に使ってみた!
輪っか状のゴムチューブで二つの持ち手があるため、ストレッチャーを手で握っても滑りにくくなっています。ゴムの強さは思っていた以上に強めで、そこそこな力で引っ張らないと伸びませんでした。これもトレーニングの負荷としては最適に近いと思いました。
輪っか状のため、両手でしっかり握って胸を張るように引っ張ったり首の後ろで横に引っ張ると、背筋を上手に鍛えることができます。猫背が癖になっている姿勢の悪い人は、胸やお腹の筋肉が縮んだ状態、背中の筋肉が伸びて弱った状態が続きます。姿勢の悪さは筋肉がつきづらい身体ですし、そもそも姿勢の悪い人は見た目的にスタイルも悪さを感じさせます。
次のようにエクササイズストレッチャーを使って、身体の背面を鍛えましょう。
身体の背面を鍛える<ラットプルダウン>
① エクササイズストレッチャーのグリップを両手でもち、直立したら両腕を上げます。
② 胸を張ってエクササイズストレッチャーを両外側へ引っ張りながら肩甲骨同士を寄せます。
③ 背中の力を緩めないように気をつけながら肘をゆっくりと下に下ろします。

→この時にうまく胸を張らずに肩甲骨を寄せた状態で肘を下げると肩周りに無駄な力が入ります。
④ 肘を下に引き切ったら一度キープをしてゆっくりと元の位置に戻します。
お尻を鍛える<中臀筋トレーニング>
今度は脚にも使ってみました。まずはお尻、中臀筋と大臀筋です。中臀筋は左右の骨盤を中央方向に押さえて、歪みを抑える役割を持っています。
① 輪っかの中に左右の脚を入れて立つ
② 軸足が傾かないように気をつけながら、エクササイズストレッチャーを引き伸ばすように反対脚を外へ開く。

※バランスが取れない場合はつかまりながらでもOK
③ 開いたところで数秒止める

④ エクササイズストレッチャーの元に戻ろうとする力に頼らず、ゆっくりと元の位置に戻る。
脚を外に開こうとする際に開く脚側のお尻に効き目を感じるかと思いますが、重要なのは軸足側です。脚を開く際に身体を倒さずに軸足でバランスを取ろうとすると、軸足側の中臀筋も大活躍します。これが骨盤を支える働きとなり、骨盤の歪みを正してくれます。
お尻のたるみを解消<大臀筋スクワット>
大臀筋はお尻のたるみを解消するために必要不可欠な筋肉です。綺麗なヒップラインは大臀筋、その中でも上半分の筋肉を鍛える事がオススメです。
①輪っかの中に左右の脚を入れて、足幅を肩幅よりも少し広くして立ちます。

② エクササイズストレッチャーを少し張った状態、お尻の筋肉に緊張感を持たせたまま、お尻を膝の高さ目安にしゃがみます。

③ 膝高さ付近まで腰を落としたら一度止まり、ゆっくりとお尻に力が入り切るところまで立ち上がります。
大臀筋の上半分を鍛えるには左右の脚を外側方向に力を入れながら股関節の曲げ伸ばしをするのが大切です。エクササイズストレッチャーを左右の脚で引き伸ばしながらスクワットはこの条件をしっかりクリアしているので、何も使わないスクワットよりも集中的に大臀筋の上半分に効き目をもたらせてくれます。
<文/ヒラガコージ>
ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal
(エディタ(Editor):dutyadmin)


