
ネット上で「普通にウマい!」「醤油焼きそばうどんみたい」「合わない...」と賛否の声が上がっている東洋水産の新商品「ハッピーターン味焼そば」。それほど注目度が高い“変わり種”だが、じつは米菓「ハッピーターン」をそのまま使用している商品ではない。
亀田製菓✕東洋水産のコラボ
23日、「ハッピーターン」の製造元・亀田製菓とのタイアップ企画で同商品をリリースした東洋水産。
7月25日には「亀田のカレーせん」コラボ焼そばの発売も発表しており、今回はその第一弾となる。早速、記者は実物を購入してきた。コンビニ内には一つのコーナーができるほどプッシュされており、期待が高まっているのがわかる。
意外にも「本家」は使用せず

パッケージにはハッピーターンのデザインと同一のロゴが入っているものの、よく見ると「※本商品は、亀田製菓株式会社監修のもと、『ハッピーターン』の味わいをイメージして開発した商品です。 ※本商品は、『ハッピーターン』を使用した商品ではありません」との注意書き。味つけの素材は共通点が多いものの、あくまで「ハッピーターン風」なのだ。
とりあえず食ってみないと話にならぬと、ビニールを破き、お湯を注入。いよいよ完成の時が近づいてきた。
バター醤油のような味わい

お湯を捨て、粉末ソースを投下。この粉末がハッピーターン風味付けのポイントで、見た目は白く、味は甘辛い。例えるならバター醤油のイメージに近く、甘さの中にコンソメ効かせたガツンとくる塩辛さが残っている。

香りはお見事ハッピーターンそのものだ。そしてかやくはオニオン揚げ玉。これで香ばしさが格段にアップし、サックサク食感がこの焼そばをよりハッピーターンに近づけてくれる。新しい味覚でこれはこれでウマい。
本家「魔法の粉」を投入するも轟沈

ただ「焼そばはやっぱソース」という固定観念が強いせいか、甘さのインパクトにやや違和感も。ネットで「半分でお腹いっぱい」「甘い...」と評されるのはそのためだ。一方でこの新感覚にハマるユーザーも多く「安定の幸せの味」「結構好きな味!」と絶賛する声も上がっており、中毒性は健在だ。
記者は、さらに本家・ハッピーターンの味を追加すれば中毒性が増強されたリトルグルメになるのでは、と考えた。そして粉々に砕いたハッピーターンをトッピング。これが間違いの始まりだった。
食べると「これはいけないレベル」と舌が感じるほど甘さ&塩辛さが高まってしまい、とても食べ続けられる味ではなくなってしまったのである。良いと思ったのに...。

よくよく考えれば、焼そばとお菓子の塩分だけで約6グラム。成人女性が1日に摂る塩分摂取量の目安であり、さすがにやりすぎな味変だったと反省。余計なことをせず、味変せずそのまま楽しむのが吉である。
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)