
かつては飲み物やアイスなどを提供することが多かった自販機。だが、最近はラーメンや焼き鳥など、さまざまな料理を販売している。
2日、東京の府中(府中市)には、刺身と馬刺しを販売する自販機が爆誕。レアすぎる刺身を買って食べてみると、自販機とは思えないクオリティーで...。
【写真】自販機で買った刺身はコレだ...!
東京ではめずらしい「刺身自販機」

今回、刺身を販売する自販機を設置したのは、東京府中にある居酒屋「薩摩の台所しげぞう」だ。同店を運営する会社が急速冷凍機を導入。
自販機で鹿児島の薩摩郷土料理を24時間食べられるようになった。刺身は、きびなごの刺身(1,000円)と馬刺し(1,000円)。
これまでも、長崎県でイカの刺身、沖縄県でヤギの肉であるヤギ刺を販売するなど、自販機で「刺身」に挑戦したところはあった。だが、どちらかというと海に近い場所が多く、東京に「刺身自販機」ができたのはなかなかレアだ。
カチカチの刺身が出てきた
自販機で刺身を買えるとあっては、確かめないわけにはいかない。5月初旬、「刺身自販機」に足を運んだ。
メニューを見ると、刺身に特化しているわけではなく、海苔弁(600円)や阿久根ご当地うどん(600円)、焼き鳥(800円)など、豊富な品ぞろえだ。それらも魅力的だったが、やはり気になっていたきびなご刺身と馬刺しを購入。
ボタンを押すと、パックに密閉された冷凍の刺身が出てきた。こんなにカチカチで食べられるのかと不安を抱きながら、帰路についた。
どちらも薬味がついている

家に帰って、パックから取り出した。きびなごは食べる30分前に水に入れて解凍するとのこと。からし酢味噌がついており、これに付けて食べるのが一般的なのだそう。
馬刺しには、醤油にわさび、にんにくがついていた。馬刺しには欠かせない薬味をわざわざ用意しなくて済むのはありがたい。
きびなごは水ですぐに食べられる状態になったが、馬刺しは自然解凍だと時間がかかりそうだったため、電子レンジで解凍した。
クオリティーの高さに驚がく
どちらも解凍できたのを確認して、食べてみた。まずは、きびなごの刺身からいただく。


魚独特の臭みはなく、見た目もみずみずしい。口に入れても変なクセはなく、身が締まっていてあっさりしている。

イワシやアジに近い感じだが、からし酢味噌の甘みが絶妙にマッチしておいしい。次に、馬刺しに箸を伸ばす。

こちらもまったくクセはない。柔らかく、噛めば噛むほど馬肉の旨味があふれ出てくる...。
どちらも産地直送なのか、非常に新鮮だ。仕事で夜遅くなって、スーパーで刺身が手に入らないときも、刺身を食べることができる。
これを機に、東京で新鮮な刺身を食べられる自販機が増えることを期待したい。
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)