どれが正解?
みなさんは「ごはん(米)」を炊くとき、どのような調理器具を使っていますか?炊飯器?土鍋?それとも普通の鍋?選択肢はさまざまありますが、自分にとって理想のごはんを、なるべく手軽に炊けることが嬉しいはずです。炊飯器といっても高級なものから格安までいろいろあるし、最近は電気圧力鍋も登場して気になる存在だし、いったいどれが正解なのでしょうか?
そこで今回は、それらの特徴をふまえ、キッチンの実情を加味しながら、本当に便利でおいしい炊飯グッズを考えてみたいと思います。
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まずは王道の「炊飯器」。世に出回る炊飯器の種類は、なんと1,000種類以上!この数を聞いただけで迷宮に入ってしまいそうです。お米を炊くだけなのに、いったい何が違うのでしょうか?
一時期は10万円を超える“高級炊飯器”が注目された時期がありますが、大きな違いは「高火力」や「圧力」にあり。この機能の有無は確認しておきましょう。ちなみに最近では、1万円台のリーズナブルな炊飯器にも確かな名品があるようで、値段だけで選ぶと後悔してしまう可能性があります。
炊飯器の選び方としては、まず“必須ポイント”をおさえることが大事です。人それぞれ“好みのごはんの特徴”は違うものの、「米の旨味や甘みが感じられること」、「冷めてもふっくら感が維持されていること」、「米の吸水時間を余計に取らなくてもよい点」や「早炊きでもおいしく炊けること」はクリアしたいですよね。これらが満たされているかは、ある程度調べることができます。
その上で、やわらかさ(やわらかい/かたい)、もっちり感(もちもち/しゃっきり)、粒立ち感(粒感つよめ/粒感よわめ)は自分好みのタイプを選んでいけばOK。
また、予算の概念も重要です。家電量販店やネットショッピング上では、予算別(高級/中級/安価)でジャンル分けされているので、生活家電初心者も選びやすくなっています。
これらを包括的に比較した上で書かれている「炊飯器比較記事」はネット上で難なく探せるので、購入前にシミュレーションしておくことがオススメです。炊飯器の弱みを考えるとすれば、あくまでも「炊飯」に限定されている点。メディア等で保温機能を使ったアレンジ活用術も紹介されていますが、メーカー側は推奨しないものもあるようです。
みなさんは「ごはん(米)」を炊くとき、どのような調理器具を使っていますか?炊飯器?土鍋?それとも普通の鍋?選択肢はさまざまありますが、自分にとって理想のごはんを、なるべく手軽に炊けることが嬉しいはずです。炊飯器といっても高級なものから格安までいろいろあるし、最近は電気圧力鍋も登場して気になる存在だし、いったいどれが正解なのでしょうか?
そこで今回は、それらの特徴をふまえ、キッチンの実情を加味しながら、本当に便利でおいしい炊飯グッズを考えてみたいと思います。
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まず、炊飯器は間違いのない存在である。
まずは王道の「炊飯器」。世に出回る炊飯器の種類は、なんと1,000種類以上!この数を聞いただけで迷宮に入ってしまいそうです。お米を炊くだけなのに、いったい何が違うのでしょうか?
一時期は10万円を超える“高級炊飯器”が注目された時期がありますが、大きな違いは「高火力」や「圧力」にあり。この機能の有無は確認しておきましょう。ちなみに最近では、1万円台のリーズナブルな炊飯器にも確かな名品があるようで、値段だけで選ぶと後悔してしまう可能性があります。
炊飯器を選ぶ際は、“必須ポイント”をおさえる。
炊飯器の選び方としては、まず“必須ポイント”をおさえることが大事です。人それぞれ“好みのごはんの特徴”は違うものの、「米の旨味や甘みが感じられること」、「冷めてもふっくら感が維持されていること」、「米の吸水時間を余計に取らなくてもよい点」や「早炊きでもおいしく炊けること」はクリアしたいですよね。これらが満たされているかは、ある程度調べることができます。
その上で、やわらかさ(やわらかい/かたい)、もっちり感(もちもち/しゃっきり)、粒立ち感(粒感つよめ/粒感よわめ)は自分好みのタイプを選んでいけばOK。
また、予算の概念も重要です。家電量販店やネットショッピング上では、予算別(高級/中級/安価)でジャンル分けされているので、生活家電初心者も選びやすくなっています。
これらを包括的に比較した上で書かれている「炊飯器比較記事」はネット上で難なく探せるので、購入前にシミュレーションしておくことがオススメです。炊飯器の弱みを考えるとすれば、あくまでも「炊飯」に限定されている点。メディア等で保温機能を使ったアレンジ活用術も紹介されていますが、メーカー側は推奨しないものもあるようです。
イメージのよい土鍋は、長所短所あり。アナログ工程があることを認識すべし。
次に、「土鍋」。炊飯器よりも本格的なイメージを持っている人は少なくないでしょう。しかしながら実際に炊いてみると、「意外とさっぱりしている」とか「ちょっと固い」と感じることがあります。その理由は、ズバリ吸水が不十分であることや、炊き方に問題があることが考えられます。
ここで改めて、私たちの多くが慣れている“圧力”のかかる炊飯器の仕組みをおさらいしてみましょう。圧力をかけることで炊飯時の温度が100度以上になり、米に柔らかさや粘りを出す“糊化(アルファ化)”という現象が促進されます。ふっくらもっちりとした食感に炊きあがり、結果として消化されやすい状態になるため、口の中で噛むと甘みを感じやすくなるという原理です。
土鍋の場合、圧力をかけずに炊くことになりますが、圧倒的なメリットが3つあります。それは、①内部の高温状態を維持しやすいこと(糊化促進)、②沸騰時の泡が細かいために米粒を傷つけない(ふっくら)、③遠赤外線効果(米の芯から温まる)というもの。
つまり、最近よく出回っている“土鍋風の調理器具”には本家同様の効果は期待しにくいので注意が必要です。
ただし、本格的な土鍋を使って正しく炊飯を行えば、最高のごはんを味わうことができるのも事実のようです。具体的には、吸水をしっかりさせた後(1時間程度)、適切な時間と火力で加熱する必要があります。
説明書で使い方は明記されている場合でも、炊飯器に比べるとアナログ作業ですから、実際に使ってみて感覚的に慣れていくという工程は必要。上手に炊けるようになれば、ふっくら感に満ちたおいしいごはんを味わうことができます。
電気圧力鍋は便利。キッチンスペースを気にする人にオススメ。
最後に、個人的にオススメしたいのが、コンパクトな電気圧力鍋。時短料理ブームで人気が高まっており、価格も高級炊飯器に比べると手の届きやすい価格帯(1万円以下、高くても3万円以内)のものが多いため、気になっている人は少なくないでしょう。
煮込み料理を時短で作れる以外に、ごはんも炊くことができるので、1台でいろいろ使い分けられるという強みは、キッチンが狭い、家電を多く置きたくないという人のニーズにはピッタリでしょう。また、炊飯器のように圧力がかかるので、短時間でごはんを炊くことが可能。例えば、おしゃれ電気圧力鍋として人気のRe・De Pot(リデポット)の場合、加熱時間5分→ほったらかし25分の計30分で白米を炊くことができます。
さあ、正解は見つかりそうですか?人それぞれニーズやお財布事情、料理にかけられる時間は違いますから、ご自身に合った“理想(ゴール)”を見定めて、それに合うアイテムを選んでいくことが正解につながるはずです。
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<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
(エディタ(Editor):dutyadmin)



