我われ人間には過去の「経験」などに裏付けられた判断力や思考力が備わっているが、それらは時として「固定概念」として牙を剥き始めるため過信は禁物。
以前ツイッター上では「マクドナルド」にて起こった想定外の展開に、共感の声が多数寄せられていたのをご存知だろうか。
【話題のツイート】この光景に思わず頷く人も...
頑張って食べようとしたのに...
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・お酢さんが投稿した一件のツイート。

こちらの投稿には「これストローじゃないの罪だろ。めっちゃ頑張って吸ったんだけど」とつづられており、添えられた写真を見ると...そこには特製の「スプーン」がささったマクドナルドの人気メニュー「マックフルーリー」の様子が確認できたのだ。
「これはあるある」と共感者が続出
マックフルーリーといえば、マクドナルドが誇る人気スイーツの一つ。
なめらかな舌触りのソフトクリームにクラッシュしたオレオクッキーを入れ、オリジナルスプーンで高速に混ぜることで、とろとろとサクサクの食感が融合したマックフルーリーができあがるのだが...こちらの「オリジナルスプーン」が独特な形状をしているため、お酢さんはロッテの「クーリッシュ」のような「飲むアイス」と誤解してしまったものと思われる。
なお、同様の勘違いをした経験のある人は少なくないようで、5,000件ものRTを記録している件のツイートには「自分も最初、ストローだと思って吸っていました(笑)」「仲間がいて安心した」「え! これストローじゃないの?」といった反響の声が多数寄せられていたのだった。

全体のフォルムを見ればスプーンであることは明白なのだが、マックフルーリーにささった状態で提供されるため「穴の空いた持ち手部分しか見えない」という点が、ストローと誤解してしまう一番の要因だろうか。

そこで記者は今回、独特すぎるストロー...でなく、スプーンの真意をめぐって「日本マクドナルド」に詳しい話を聞いてみることに。すると、こちらのデザインに込められた「ねらい」が明らかになったのだ。
スプーンの形状には立派なワケが...
https://twitter.com/nirouzangeman/status/1505860839458603012?s=20&t=V5YHH_ScYIgcjv_rof5voQ
ちなみにツイート投稿主・お酢さんは、今回が完全に初めてのマックフルーリーだったそうで「ストローかと思って何回も吸ったのですが全く口の中にアイスが入って来なくて、よくよく見てみたらこちらには穴が空いておらず、スプーンだと分かりました」と、当時の様子を振り返っている。
その後、投稿したツイートに共感の声が多数寄せられているのを見て「やはりこれはどう見てもストローでしょ!」という思いが強まったそうだ。

そこで「日本マクドナルド」にスプーンのデザインについて尋ねたところ、担当者は「グローバルで開発した商品になりますので、デザイン等の詳細は分かりかねます」と前置きしつつ、「同商品はオリジナルの機械にスプーンを装着して高速で混ぜてご提供しております。そのスプーンを機械に装着するために上部が空洞になっております」と、スプーンの「形状」について回答してくれたのだ。
じつは長い歴史を持つ商品
日本では2006年より販売開始となったマックフルーリーだがその歴史は長く、1995年にカナダにて誕生したことが判明。

今回の取材に際し、担当者は「レギュラーメニューとして販売している『マックフルーリー オレオ クッキー』『マックフルーリー 超オレオ クッキー』に加え、マクドナルドではこれまでも、お客様のニーズに合った魅力的な商品をご提供するため、様々なマックフルーリーを販売してまいりました」とも補足している。

他社の人気商品とコラボしたマックフルーリーも展開しており、現在は「マックフルーリー キットカット ストロベリー」と「マックフルーリー キットカット」を販売中。これらは「4月上旬まで」の期間限定商品となるため、気になる人は急いでチェックしておこう。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)