
低脂質、高タンパク質でダイエッターやトレーニーの味方である鶏胸肉。価格が安く、旨味成分も多いなどメリットも多いのだが、唯一の欠点が加熱するとパサパサとした食感になってしまうことだろう。
そんな中、JA全農が「鶏胸肉のパサパサを解消する裏技」を紹介し話題になっている。
【実食】食感の違いに衝撃...
しっとりにする方法は...
話題となっているのは、ツイッターアカウント・全農広報部による1件のツイート。
投稿には「鶏胸肉で煮物を作るとパッサパサになりがちですが」と始まり、「加熱前にうーっすらと片栗粉をまぶしてから煮ると、しっとりと仕上がります」と続く。
長時間加熱する「煮物」の場合、鶏胸肉のパサパサ度は相当高くなるが、片栗粉をまぶすだけでどれほど変わるのだろうか...。
https://twitter.com/zennoh_food/status/1490974316644618249?s=20&t=qV0F8lJe3pwltijgdE7z2g
美味しくするための注意点
なお、片栗粉を使用する際はまぶす量に注意が必要のようで「いっぱい付けると、お肉の表面が『ザ・片栗粉』な感じになりますが、うっすらにすれば食べたときも気づかないレベル」ともつづられていた。
投稿に添えられている写真を確認したところ、確かに薄っすらとまぶしていることがわかる。この方法にどれほど効果があるのか実際に煮物を作って試してみることに。
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実験的な意味合いから、今回は片栗粉ありと片栗粉なしの2パターン作って比較してみることに。
煮物の味付けの指定はないため醤油、みりん、酒といった王道の調味料を用意。材料は鶏胸肉のほか、大根がなかったため人参、卵でいざ挑戦。

一口大にカットした鶏胸肉の片方にだけ片栗粉をまぶしていく。余談だが、過去に紹介したふるい付きの軽量スプーンなどを使用すると、かなりまんべんなくまぶす事ができておすすめだ。

実際に食べて驚き
諸々の調理工程を経て、完成したのがこちら。

見た目の違いはほとんど見られないが、肝心なのは片栗粉の効果だろう。
まず、特に手を加えていない片栗粉なし(赤い食器)のほうを食べると...普通に美味しい。参考にしたレシピの味付けも抜群で、シンプルに満足の仕上がりだ。鶏胸肉も若干のパサつきはあるものの、まあいつも通りといった感じ。

続けて、片栗粉ありのほうだが箸で持った時点で硬さが異なる。食べてみると...全然違うじゃないか。
鶏胸肉の食感はしっとりとしていて、旨味も凝縮されている印象を受ける。味付けは同じであるはずなのに、何故かこっちのほうが断然美味しく感じるのだ。これは、今後片栗粉なしは考えられなくなるレベル。

まぶすという工程も2、3分で済むほど超簡単であるため、鶏胸肉をよく食べる人は是非ともためしてみてほしい。
(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん)