1885年創業の老舗フルーツ専門店「新宿高野」のフルーツパーラーは、最高のフルーツを使い、絶品のパフェを提供することで長く人気を誇っている。
新宿高野のパフェに異変?

とくにSNS映えするイチゴやメロンのパフェは人気で、期間限定のパフェが登場した時は予約する客も多い。しかし、そんな中2月1日から提供を始めた期間限定パフェに、とある異変が感じられたのだ。

そのパフェとは、ふくしま冬のフルーツで登場した「あんぽ柿とふくはる香のパフェ」。
見た目はいつもより地味だが味は最高

パフェを見ればわかるのだが、通常提供されているパフェや、バレンタイン限定のパフェと比べると、あんぽ柿が使われているからだろうか...正直に言って地味である。映えるパフェばかりの新宿高野の商品としては、ある意味目立つ存在だ。

しかし、なぜ新宿高野があえて映えづらいあんぽ柿を使ったのかは食べてすぐにわかった。あんぽ柿の優しくもしっかりと口の中で広がる甘さはそのままで美味しいだけでなく、他のパフェに使われている具材の美味しさも引き上げる素晴らしい食材だったのだ。
爽やかなオレンジのグラニテやクリーム、もうひとつの主役であるイチゴのふくはる香まで、あんぽ柿の上品な甘さがエッセンスとして加わるだけで、ひと味もふた味もランク上の味わいになるのである。これは長年パフェを作り続けてきた、新宿高野ならではの発見なのかもしれない。
チーフに話を聞いてみた

実際にパフェを作られたフルーツパーラーのチーフ・亀山さんにお話を伺うと、あんぽ柿がさらにパフェに合うようにあえて一度冷凍し、柔らかさを出して一体感を出すように工夫もしているのだとか。
また、フェアについては福島県を応援するために始めただけでなく、福島県のフルーツの美味しさも新宿高野では高い評価をしており、その美味しさを広めるために継続して進めることを考えているのだという。
パフェといえば映えというイメージがあるが、そこは美味しさにもこだわる新宿高野。映えだけのイメージを打ち破る味を追求した絶品のパフェを作ったのは、今後のパフェ界に影響を与える可能性すら感じた。ぜひパフェが苦手な人にも食べてほしいウマさだ。
フルーツティアラでもあんぽ柿とふくはる香を提供

ちなみに、あんぽ柿とふくはる香はフルーツパーラーのパフェだけでなく、お隣のフルーツティアラでもアフタヌーンティーの一品として提供される。

フルーツの美味しさにこだわる新宿高野が認めた福島県産のあんぽ柿とふくはる香、この機会にぜひ味わってみてほしい。
(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)