フードコーディネーターのタカハシユキさん考案!即席ビャンビャン麺
2月第一週の連載「旨辛アジア飯」では、寒い冬だからこそ食べたい、ピリ辛の本格アジア料理のレシピを紹介します。第一回は、中国の「即席ビャンビャン麺」です。教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさん。
フードコーディネーター・料理家/タカハシユキ さん自由な発想と新しい視点を盛り込みつつ、基本のツボをきっちり押さえた料理を考案するフードコーディネーター。国際中医薬膳師の資格も持つことから、心と体に寄り添う料理をモットーとしている。書籍、広告、フードスタイリング等で活動。著書に「飲むだけくすりスープ」(大和書房)、「汁ものが好きなので」(池田書店)。食楽Web「料理家タカハシユキの変態レシピ」連載中
本連載で紹介する全4品
「本連載のテーマは、寒い冬に食べたいピリ辛のアジア飯。家庭で簡単に再現できて、かつ楽しみながら作って食べられる日本、中国、韓国、ベトナム料理を考案しました。ピリ辛具合は、お好みで調節してくださいね」 今回の「即席ビャンビャン麺」は、とにかく“超簡単に作る”がテーマ!スープのだしを取る必要ナシ、お鍋ひとつで材料をサッとゆでて調味料と和えるだけです。
ビャンビャン麺は、中国の陝西省(せんせいしょう)でよく食べられている麺料理。きしめんのような幅広の麺に、たれや薬味を混ぜて食べます。漢字の画数がとにかく多い!読めない!と、その名称に注目が集まっています。
「本格的なビャンビャン麵は手に入りづらいので、きしめんで代用しました。たれさえ用意できれば、今回使った野菜でなくても、火が通りやすくてアクの出ない野菜なら何でもOKです。チャーシューがなかったらハムや炒めた肉にするなど、自由にアレンジしてくださいね。
ポイントは、最後に熱した油をかけること。これでかなり本格的な味になります。ただし、油ハネには注意してくださいね」
▼ビャンビャン麺とは?
一文字で画数57!「ビャンビャン麺」の漢字が難解すぎて本場中国でも混乱
材料(2人前)
・きし麺(ゆで麺)……1玉・チャーシュー(市販のもの)……1枚
・白菜……1/2枚
・せり……1茎
・長ねぎ……10cm
・しょうゆ……小さじ1杯
・黒酢……小さじ1杯
・なたね油……大さじ2~3杯
・食べるラー油……好みの量
作り方
1. 白菜、せり、長ねぎ、チャーシューをカットする
白菜は縦半分に包丁を入れてから、約1cm幅にカットします。せりは約3cm幅に、長ねぎはみじん切り、チャーシューはせん切りにします。「せりは香りがいいので、アクセントになります。春菊や香菜もおすすめですよ」
2. どんぶりにしょうゆ、黒酢を入れる
どんぶりに、しょうゆと黒酢を入れます。3. 同じ鍋で野菜、麺の順にゆで、どんぶりに盛る
鍋で沸騰させたお湯に、白菜、せりを入れ、さっとゆでて取り出しておきます。「白菜もせりも生で食べられるので、さっとゆでればOK。白菜は食感が残るくらい、せりは半生くらいでいいですよ」 同じ鍋にきし麺を入れ、温まったらザルにあげてしっかり湯切りし、2のどんぶりに入れましょう。 麺の上にゆでた白菜、せり、チャーシュー、長ねぎをのせます。
4. 熱した油をかけて混ぜ、仕上げにラー油をかける
フライパンに油を入れて熱し、煙が出てきたら、どんぶりに回しかけましょう。 全体をしっかり混ぜ、仕上げに食べるラー油をかければ完成です。食べるラー油と黒酢が、クセになるおいしさ!
食べる際は、さらに全体をしっかり混ぜていただきましょう。食べるラー油と黒酢、仕上げにかけた油で、お店で食べるような本格的な味に仕上がります。たれや油がきしめんに絡み、どこを食べても絶品です。ピリ辛のなかに黒酢の風味がほんのり広がり、マイルドながら旨味がしっかり。野菜のシャキシャキ感、きしめんのモチモチ感と、いろいろな食感が楽しめますよ。
「お好みでナンプラーを加えたり、野菜を好きなものにしたり、辛さも自分好みにアレンジしてみてください」とタカハシさん。
明日は、本場韓国の味「牡蠣キムチ丼」を紹介
次回は、即席で作れる韓国風の「牡蠣キムチ丼」(クルムチム丼)。冬が旬の牡蠣を使った、韓国ではおなじみの牡蠣キムチ=クルムチムをごはんにのせたオリジナル丼です。お楽しみに!取材・文/島田みゆ
撮影/宮本信義
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