すごっ!90歳現役インストラクターが180度開脚。運動は“1秒でもOK” | ビューティーガール

時刻(time):2022-01-26 10:30源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
ページをめくると、180度開脚したまま微笑む高齢女性。この方が、日本最高齢インストラクターの瀧島未香さんです。「運動の経験は65歳までゼロ!」という経歴から、87歳でフィットネスインストラクターデビューしました。『 タキミカ体操 日本最高齢インストラクターの「心まで若返る」生き方レッスン 』(著者:瀧島未香/監修者:中沢智治 サンマーク出版刊)には、

 ページをめくると、180度開脚したまま微笑む高齢女性。この方が、日本最高齢インストラクターの瀧島未香さんです。「運動の経験は65歳までゼロ!」という経歴から、87歳でフィットネスインストラクターデビューしました。『タキミカ体操 日本最高齢インストラクターの「心まで若返る」生き方レッスン』(著者:瀧島未香/監修者:中沢智治 サンマーク出版刊)には、タキミカさんの若さの秘密が盛りだくさんです。

タキミカ体操


65歳まで運動未経験


 タキミカさんは、1931年(昭和6年)生まれの90歳。結婚後は子育てをしながら40年ほど専業主婦をしていました。ある日、娘から告げられた一言が、「最近ママ、太ったんじゃないの?」。ここから、タキミカさんの心まで若返るレッスンがはじまりました。

フィットネスインストラクターのタキミカさん

90歳現役フィットネスインストラクターのタキミカさん。(撮影:福本和洋)





アンチエイジングならぬパワーエイジング



 よく見聞きするアンチエイジングという言葉。タキミカさんは「アンチというフレーズが好きじゃない」と言います。アンチエイジングとはすなわち、抗老化の意味。なんとなく後ろ向きな気がしませんか。タキミカさんが推奨するのは、「加齢とともに力強く成長していく、パワーエイジング!」。

アンチエイジングならぬパワーエイジング

(撮影:福本和洋)

 今日が一番若い、やるなら今。わかっているけれど、続かない。ダイエットも美容も、一番の悩みは続かないことですよね。タキミカさんいわく「『憧れ』や『チャレンジ』とセットになることで、気持ちが燃え上がる」とのこと。まずは「憧れられるもの」を見つけ、それに見合う体をつくっていきませんか。










「3つの可動域」でしなやかな体


「100歳になっても思い通りに動ける体をつくる体操」、それがタキミカ体操です。平均寿命が90歳に近づく昨今、介護なしで生活したいと願うのは当然。パワーエイジングを目指すために見なおしたいのが、①肩甲骨、②背骨、③股関節です。

「3つの可動域」でしなやかな体

運動を始めて15キロ痩せたそう。太っていた頃のズボンはブカブカ!(撮影:福本和洋)

 本書によると、「肩甲骨、背骨、股関節という3つが、体のコアマックス(中心部の筋肉郡)を司る運動器」これらの3つの可動域を広げると、全身の柔軟性はぐんと高まる」というのです。




「1秒でもOK」がタキミカ体操のルール



 タキミカ体操の構成は、「肩甲骨、背骨、股関節、3つの可動域アップ」+「体幹トレーニング」+「筋力トレーニング」。全部だとけっこうある……、とひるんだ方、いませんか。大丈夫です、全部やれなんて言っていません。「1秒でもOK」がタキミカ体操のルール。大切なのは少しでも続けて、少しずつ自信をつけていくこと。自信がつけば、今日はもっと頑張ろう、と自然に思えてくるはず。

 さっそく、やってみましょう。










☆犬猫体操(1と2で1セット×10セット)


 冬になると無意識に猫背になって、呼吸が浅くなってしまうんですよね。そうすると酸素が脳に行き渡らず、なんとなくどんより気分に。タキミカ体操のひとつ「犬猫体操」は、呼吸が深くなるのでとてもオススメ。起き抜けにやると、気分もスッキリしますよ。

1. 背中を「犬」のように反らせる

1. 背中を「犬」のように反らせる

(撮影:福本和洋)

 四つん這いになり、あごを上げて背骨を「谷型」に反らせる。息を吐きながら行う。このとき肩甲骨を中央に寄せる。
※あごを天井へ向ける
※背中を反らせて肩甲骨を寄せる
※つま先は寝かせてもOK

2. 背中を「猫」のように丸める

2. 背中を「猫」のように丸める

(撮影:福本和洋)

 あごをおへそのほうに向け、背骨のアーチを「山形」に丸める。息を吐きながら、肩甲骨を開く。
※あごをおへそに向ける
※背中を丸める肩甲骨を広げる




効き目アップのコツ



◎床をグッと押すイメージで

床を強く押す意識で行うと、ひじがピンと伸びます。さらに背中が「山型」にも「谷型」にもしなりやすくなります。

これはダメです


×ひじを曲げる

「腕立て伏せ」の姿勢はNG。肩甲骨が固定されて背骨がしならなくなります。また、腰が痛い人は絶対に無理をしないでください。

 次は、気軽に腹筋が鍛えられる体操です。ゴロンと寝転がったついでにやってみましょう。







☆ひざ寄せ体操(1と2で1セット×10セット)


1. ひざを顔へ近寄せる

1. ひざを顔へ近寄せる

(撮影:福本和洋)

 ひざを90度に曲げたまま、腹筋を使って床から持ち上げる。顔に近寄せて5秒キープ。難しい人は距離と時間を短くしてOK。
※頭は常に浮かせる
※ひざは直角に
※腹筋の力で足を上げる5秒キープ

2. 床につかないように、かかとを下げる

2. 床につかないように、かかとを下げる

(撮影:福本和洋)

 かかとを床からギリギリの高さまで下げ、腹筋を使って5秒間キープ。難しい人は、かかとを下げる高さと時間を変えてもOK。
※背中は少し丸めてOK
※床につく直前でかかとを静止5秒キープ






効き目アップのコツ



◎両ひざは常にピッタリと

 両ひざをピッタリつけたフォームは、腹筋を効果的に鍛えられます。逆に両ひざが離れてブラブラ動くと効果も半減します。

これはダメです


×かかとが床につく

「床につけた」10回よりも、「床につけない」1回が正解です。1日1回でも十分なので、床につけずに頑張りましょう!









世界から「あきらめた」をなくす


 もう年だから、キャラじゃないから。そんないいわけで自分を縛り、憧れやチャレンジから遠ざかってきた人いませんか。タキミカさんの夢は、「世界から『あきらめた』をなくすこと」。夢のために、英会話の勉強もスタートしたそうです。

 ほんの少し勇気を出すだけで、毎日が輝くはず。タキミカ体操をとおして、タキミカさんが私達におしえてくれました。

<文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx




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