
日本各地を旅行すると、その土地で作られた「ご当地調味料」に出会うことがある。
取材で広島に行ったしらべぇ記者は、やや気が早いがお正月用として「餅」にマッチするマニアックな調味料を探し回った。
お目当てのタレを発見

広島市からバスで1時間30分ほどの場所にある「道の駅 世羅」。ここはグルメな調味料が集まる道の駅としても知られている。
ココで購入したのはお目当ての「お餅にかける甘だれ」(680円)。その名の通り、餅専用のタレとして開発されており、広島・世羅にあるピートラボという会社が製造。
通販などでもなかなかお目にかかることがないレア調味料で、実際帰京してからネットで調べてみたが、約30分ほどアレコレリサーチしても、商品写真はたった1枚しか見つけることができなかった...。
気になる味は...?

甘くてピリッとした味わいが特徴で、焼きたての餅にかけると甘じょっぱい風味がより強調され、ウマさが引き立つ。タレはトロリとしていて、餅にばっちり絡みつくので、味の濃さが変わらない。
深い味わいはおから味噌によるもので、焼いた鶏肉にかければ照り焼きや焼き鳥として、豚肉にかければ生姜焼きとして応用もできる万能な一本だ。
ニンニク利かせたレアなタレ

道の駅スタッフに「他に餅に合いそうな調味料はないか」とマニアックすぎる質問を投げたところ、「これも合うかな」と紹介されたのが同じくピートラボが手がける「W糀しょうゆ」(580円)。こちらもネット上には写真すら掲載されていない知られざる調味料だ。
塩糀と醤油糀をダブルで利かせてあるとにかく濃厚な醤油で、世羅産のニンニクがたっぷり混ぜ込まれているのも特徴。

こちらもおから味噌が入っているのでねっとり濃厚な味わいに仕上がっており、ニンニクと糀のコクがガツンと利いていくる
餅にかければ、シンプルな味わいが一転してニンニク属性に。ニンニク風味の餅が予想以上に美味しく、おかずになるくらいしっかり味が付く。
牡蠣エキス入り醤油

最後に紹介したいのは、JR「福山駅」の売店で購入したアオムラサキの「かき醤油」(660円)。こちらはだいぶメジャーだが、まず都内スーパーなどでは入手できないため、マニアック調味料としてラインナップに加える。
広島と言ったら牡蠣ということで、新鮮な広島産牡蠣の旨味エキスと本醸造醤油がブレンドされており、さらにかつお、昆布、しいたけなどの出汁、砂糖、みりんも加わり高級濃厚つゆに仕上がっている。

醤油としてそのまま使用しても良いし、煮物や鍋物をするにはこれ一本ですべてが足りるという万能さが特徴だ。
こちらも餅にかけると、出汁の風味がふわっと鼻を通り、牡蠣エキスのコク、醤油の力強さが舌先に残る。

まるでオイスターソースの醤油版といった感じで、餅もさることながら卵かけご飯にもよく合う。
どのタレも三者三様、すべてに魅力が詰まっていた。ぜひ広島に行った際はこの3種を試してみて欲しい。
(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)