
外食好き編集部員5人の「今年行ってよかった店」
おうち時間が増えた2020年。外食機会が減ったからこそ、一軒一軒でのひとときが尊いものだったのではないでしょうか。この記事では、外食好きの編集部員5人が「今年特に印象に残ったお店」をご紹介します。みなさんも、どんな食との出逢いがあったか振り返ってみてください。
1. 新進気鋭の“発酵”レストラン。目黒「Kabi(カビ)」
macaroni 副編集長 / 高倉遼「手料理には時間をかける」ことがモットーの、出張料理人でホムパ狂。おうち時間の増加に伴いビールの消費量も増加、「痛風予備軍」と判定され、いよいよ体にガタが来つつあるmacaroniの副編集長。 若きシェフ&ソムリエがタッグを組む、いま話題のレストラン。北欧や中南米など、世界の食のエッセンスを取り入れながら、「発酵」を軸に“日本の食”を独創的に再構築しているお店……だと僕は思っています。
いわゆる創作系のお店は敷居が高いイメージですが、スタッフの皆さんが若いこともあり、カジュアルに肩肘張らず、考え抜かれたひと皿を味わうことができます。
夏限定!「Summer Kabi」コース
7,000円(税抜)※計7皿
7〜8月限定、夏の食材が盛りだくさんの全7皿コースです。すべての料理に驚きがあるなかで、ド肝を抜かれたのが「スペアリブ 鮎のソースと苺」。丁寧に火入れしたスペアリブに、鮎をペースト状にしたソースを塗り、苺のピクルスを散らしたひと皿。旨味・酸味・甘味・苦味のバランスが絶妙な味わいに衝撃を受け、その場で翌月の予約を決めました。
2. 今年の食べ納めに。四谷「しほ瀬」
macaroni 編集部 マネージャー / みやちゃん編集部のマネジメントをおこなう一方、野菜ソムリエの資格をもつ健康オタクマネージャー。週末はいろんなスポットでジョギングをおこない、都内の四季折々の景色を堪能している。 新宿区荒木町にあるふぐ料理店「しほ瀬(しおせ)」。老舗の佇まいで、1階はテーブル席、2階はお座敷で料理をいただけます。
メニューは単品注文も可能ですが、食べにくるお客さんはほぼコース料理を注文。ふぐ刺し・ふぐの煮こごり・ふぐの白子焼き・ふぐの唐揚げ、最後はふぐちりと、すべてふぐ尽くしです!
極上ふぐ料理をリーズナブルに「白子入りのコース」
8,500円
ふぐ刺しは跳ね返すような弾力感、煮こごりはふぐのエキスが口いっぱいに広がり、白子焼きは今まで食べたなかでナンバーワン!クリーミーでコクのある味わいに感動しました。お腹がはちきれそうになりますが、鍋の〆の雑炊も必食です。上質なふぐコースがコスパ良く楽しめるのもポイント。ヒレ酒を飲みながら今年一年を振り返っていると、思わず年末気分に……。今年の食べ納めにおすすめです。
3. 下町に隠れた鮨の名店。東向島「うを徳」
macaroni編集部 トレンド担当ディレクター / もちこ編集部きっての鮨マニア。大手回転寿司チェーンから都内高級店まで、週3回は寿司を食す。家でも握りの研究を欠かさず、My寿司下駄を持っている。インスタでは東京グルメを日々紹介中! 東京スカイツリーの近く、墨田区東向島にひっそりと佇む鮨屋。名だたる食通からも信頼をおかれている、隠れた名店です。
創業は昭和36年。二代目大将の小宮さんは、京都の日本料理屋で修業されていたこともあり、握り以外の一品料理の評判も高いんです。うなぎの蒲焼きなんかは“日本一”と謳う人も(わたしも同感!)。和室を改装された昔懐かしく感じる店内も、味があってたまりません。
大将の腕の良さを実感「極上おまかせコース」
18,000円(税抜)※時価によって変動おつまみ9品ほど、小丼をふくめた握り15貫ほど
大将の目利きで選ばれた一級の食材たちは、江戸前鮨と京都仕込みの割烹料理に変身。どれをとっても甲乙つけがたい仕上がりなんですよね……ひとつずつ話したら長くなる(笑)。雲丹やトリュフ、あわびなどの高級食材はもちろんですが、鰹や茄子といった身近な食材で強い印象を残してくるあたりに腕のすばらしさを感じました。
4. 昼から飲める本格イタリアン。横浜「メシッタフランコ」
macaroni編集部 ディレクター/といちゃん丁寧な暮らしに憧れているが、実際のところはほど遠く、自分を甘やかした自由気ままな生活を送っている編集ディレクター。週末は、おしゃれなバーから赤提灯まで飲み歩く酒豪系女子。 去年初めて訪れて以来、ご褒美や記念日で利用しています。通し営業なので、お昼からゆっくり飲めるのが嬉しいです。
カウンターメインのこぢんまりしたお店ですが、ワインが種類豊富で、今の気分やイメージに沿っておすすめを提供してくれます。丁寧に説明してくれるので、毎回何かしらの知識を得て帰っています(笑)。
衝撃のお通し「生ハム&ザワークラウト」
お通し550円、席料300円
お通しで提供されるのが、この生ハム。スライスしたてで、本当に口の中でとろけるんです!付け合わせのザワークラウトは酸味が心地よく、生ハムとも相性抜群。お通しで永遠に飲めるのではないかと思うほど、夢中で食べてしまうひと品でした。
5. 外食の素晴らしさを再確認。西荻窪「アニカ」
macaroni編集部 ディレクター/みっちー食・植物・音楽など、フリーダムに企画を担当。持ち前の好奇心と胃下垂によって新店調査も欠かさない。好きなジャンルは、カレー・スイーツ・ビストロ。インスタでグルメ情報を地道に発信中。 大好きな古民家ビストロで、緊急事態宣言が解除されて真っ先に訪れました。切り盛りするおふたりに会うと、スッと心が解けるんですよね。
おしゃれでおいしい料理を、肩肘張らずに。やっぱり外食っていいなと思えたひとときでした。
センスに惚れ惚れ「ヒラマサの低温調理、黒すぐりとビーツ」
2,000円(税込)
アニカの魅力は、素材の活かし方と組み合わせの妙。わくわくするメニュー名と、それを上回るビジュアルに毎回惚れ惚れします。「ヒラマサの低温調理、黒すぐりとビーツ」は、ねっとりしたヒラマサの旨味と、そこにコクと深みを与える黒すぐりとビーツが、最高のおいしさを奏でていました。アニカらしさを堪能できて、純粋にうれしかったです。
大切な人と訪れたい。西荻窪の隠れ家ビストロ「anicca(アニカ)」
思い思いに食を楽しんで、今年を締めくくろう
外食の魅力を語りましたが、まだまだ外出しづらい日々。おうちでたまの贅沢をしても良いし、近所のデリバリーや、万全の対策で外食を楽しんでも良いでしょう。今までの常識がすっかり変わってしまった2020年もあとわずか。変わらずおいしいものを食べられることに感謝しながら、思い思いに楽しんでみてくださいね。
来週は編集部の「元気が出たテイクアウト」を紹介します。お楽しみに!
文/道岡直宏(macaroni編集部)
macaroniスタッフに聞いた!「今年買ってよかったもの」【編集部の食と暮らし2020 #2】
2020年にハマった「フード&ドリンク」はコレ!【編集部の食と暮らし2020 #1】
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