
東京・千代田区「JR秋葉原駅」構内で全国の人気レトルトカレーを集めた「レトルトカレーミュージアム」が10日まで開催されている。
現地に行ってみると「なかなか入手することができない貴重な商品が複数入荷している」とのこと。実際に購入し、実食してみた。
『鬼滅の刃』をパロディにした看板

東京都内を中心に、大宮駅、横浜駅など関東近県のエキナカを転々としている同物産展。
JR秋葉原駅・電気街口改札を入ってすぐのスペースには「全集中 カレーの呼吸 9つの有名店集結」と今空前のブームとなっている『鬼滅の刃』を文字った看板が張り出され、その下にはたくさんのレトルトカレー商品が販売されていた。
店員が太鼓判押す2商品

レジには常に4、5人の行列ができており盛況。ハッピを着た店員に売れ筋を聞くと「1位は『牛長秘伝 和牛入れすぎカレー』(税込1,077円)、2位は『玉鬘(たまかずら)名物バターカレー』(税込1,100円)ですね。どっちも大量に仕入れることができず、入手困難な商品なんです」と猛プッシュしてくれる。
味についても太鼓判を押すので、実際にどうなのかレビューすることにした。
「一見さんお断り」のバーが開発に着手

まず2位の「玉鬘名物バターカレー」は、大阪・北新地にある32年続く「一見さんお断り」の小料理バー「玉鬘」の名物メニュー。

国産バターをふんだんにつかったマイルドで上品な味が特徴で、口当たりは本当にクリーミー。ニンジンや玉ねぎといった野菜やひき肉から旨味が溶け出しており、ココナッツミルクパウダーが隠し味になっている。
最初口に入れた時はオマール海老のビスクを飲んでいるような、香ばしく、コク深い味わいに感じた。これはお世辞抜きでウマい。

当初、店頭のみの販売としていたことから別名“日本一購入が難しいカレー”とも言われてきた同商品だが、その商品を東京で味わえるのは本当に嬉しい。
箱内には辛さを追加する辛みスパイスがあり、かけると一気に激辛テイストに。辛い物好きにはスパイス追加がオススメだ。
ご当地カレーは最高!

売れ筋1位の「『牛長秘伝 和牛入れすぎカレー』は、112年前に創業した老舗肉店「牛長」のまかないに引き継がれている秘伝の味。

独自の配合でブレンドしたカレー粉をベースに、選びぬかれた和牛をふんだんに使い、コクとスパイシー、そしてボリュームたっぷりの本格ビーフカレーに仕上げている。
まさに高級感ある贅沢なレトルトカレーといった感じで、牛肉から溢れ出る上質な脂、さらにはレトルトとは思えないほど身が大きく、ホロッホロな口当たりの牛肉が特徴だ。そんな柔らかさをもちつつ、パウチ内でしっかり四角い形を形状しているのはすごいことであある。
こちらは一転、濃いめの味付け。老舗料理店で味わう濃厚ビーフシチューみがある。

両者を食べての感想は、いずれも「全然レトルトっぽくない」という一言に尽きる。さすが1箱1,000円超と、一般的なレトルトカレーより数倍高いが、味もそれにちゃんと比例している。
今回紹介した2品は、甲乙付け難いほど味のレベルが拮抗しており、がっつり肉と濃い味付けを楽しみたいユーザーは「和牛入れすぎカレー」、マイルドさクリーミーさを味わいたいユーザーは「バターカレー」をお勧めする。
(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)